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エンデの遺言―「根源からお金を問うこと」
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著者: |
河邑 厚徳, グループ現代 |
出版社: |
日本放送出版協会 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
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コメント: |
衝撃的で必読!!
利子にもとづく貨幣経済が世界にいかに悪影響を与えているのかが
非常によくわかり、
それを常識だと思っていたことの間違いを痛感した。
これを放っておくと、世界が壊滅してしまうという恐れすら実感される。
地域通貨とかエコマネーとかいうと
精神論とか理想主義とかいうイメージを持っていたのだが、
技術的にこのような枠組を導入しないと
世界的規模で社会が破綻する可能性が高いということらしい。
富が偏在したり通貨危機が生じたり
国債を発行しまくって首が回らなくなったりするのは、
各人/各国の事情とか投機のモラルとか政治の巧劣の問題ではなく、
<b>利子にもとづく経済が諸問題の根源である</b>
らしいことがわかる。
<br>
解決すべき社会問題は多いが、この問題が最大なのではないか?
社会問題の多くは経済問題に起因しているはずである。
あらゆる国民がみんな経済的にそこそこ満足していれば
テロも戦争も犯罪も激減するだろう。
経済諸問題を解決するために
地域通貨が最善の解なのかどうかはよくわからないが、ひとつの
有効な解法である
ことは確かだろう。Think globally and act locally の実践である。
<br>
引用文献「<a href="/%E5%A2%97%E4%BA%95/0964302500">Interest and Inflation Free Money: Creating an Exchange Medium That Works for Everybody and Protects the Earth</a>」も読むとよいかもしれない。
<br>
エンデのインタビューはこの本の主張を補強するものであり1章だけである。
<ul>
<li> この本を読んだ後で
<a href="/%E5%A2%97%E4%BA%95/4334974600">稼ぐが勝ち ゼロから100億、ボクのやり方</a>
のような本を読むと自分は何を感じるだろうか?
<li> ドイツには融資先や利率を預金者が選べる銀行があるらしい。
素晴らしい。
<li> <a href="http://www.csij.org/doyou/doyou_money200004.pdf">感想文</a>
</ul> |
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とてつもない日本 (新潮新書)
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著者: |
麻生 太郎 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
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カテゴリ: |
政治
社会
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コメント: |
<li><a href="http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50853101.html">小飼氏の書評</a>に影響されてる奴
<a href="http://b.hatena.ne.jp/entry/http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50853101.html">大杉</a>。
変な書評を反省しる!
<li>内容はとてつもなく薄い。
以下のような気分的主張が書いてあるだけ。
<ul>
<li>ニート問題⇒そういう生き方も認めればよい。
<li>高齢化問題⇒元気な老人は働けば良い
<li>格差社会⇒東大以外にいろんな進路があればいい
<li>地方に元気がない問題⇒地方税中心にすればよい
<li>外交⇒アメリカともアジアとも仲良くしよう
<li>靖国⇒財団法人にしよう
</ul>
<li>
本当に日本に底力が有って、
すべての問題がこれで解決するんならいいんですけどネ。
<li>「ニートみたいな生き方もそれでいいんだ。日本発のマンガや音楽は流行っているし」てまるで意味不明。
<li>「格差社会なんてのは気分の問題だ。選択肢が
いろいろあればそんな気はしなくなる」とも。
<li>
吉田首相の孫だということを何度も何度も書いている。
<li>
本当に苦労してる人や本当に頑張ってる人のことは
よくわからないのかもしれないね。
金持ちに生まれて世間知らずに育ったオバサンの話を
聞いてるみたいなものか。 |
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神聖喜劇 (第1巻)
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著者: |
大西 巨人, のぞゑ のぶひさ, 岩田 和博 |
出版社: |
幻冬舎 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
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関連本棚: |
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古代への情熱―シュリーマン自伝 (岩波文庫)
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著者: |
ハインリヒ シュリーマン |
出版社: |
岩波書店 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
<li><a href="http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20060623">猫々先生</a>によると嘘八百らしい
<li><a href="http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20070529">猫々先生2</a>
<li><a href="/%E5%A2%97%E4%BA%95/4250990044">シュリーマン―黄金と偽りのトロイ</a>
<li><a href="/%E5%A2%97%E4%BA%95/404791262X">トロイアの秘宝―その運命とシュリーマンの生涯</a>
<li><a href="/%E5%A2%97%E4%BA%95/446921213X">甦るトロイア戦争</a> |
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オプティミストはなぜ成功するか (講談社文庫)
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著者: |
マーティン・セリグマン |
出版社: |
講談社 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
心理学
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コメント: |
<li>オプティミストであることが成功につながることを
多くの実験や調査で科学的に説明している。
オプティミスト度テストがなかなか面白い。
どこかのページでテスト問題が公開されてた気がする。
<li>「<a href="http://www.geocities.jp/kichiryujp/AQ.htm">学習された無力感</a>」の話があるが、
これは
<a href="/%E5%A2%97%E4%BA%95/478850362X">誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論 (新曜社認知科学選書)</a>でも紹介されてたらしい。 |
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