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フェイク (角川文庫)
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| 著者: |
楡 周平 |
| 出版社: |
角川書店 |
| 評価: |
4 |
| カテゴリ: |
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| コメント: |
2007/3/24読了。アメリカ行きの飛行機の中で読んだ(だぶり買いをしたため、帰りにこちらにいる日本人の知人にお土産として置いていくため)。いわゆる、コン・ゲーム小説であるが、銀座の高級倶楽部のシステムから、競輪などのギャンブルのノミ屋のシステム、詐欺の方法、女性のしたたかさ、男性の単純さなどがからまった良作。朝倉恭介シリーズのような強いインパクトはないが、これはこれで楽しめた。おみやげに置いていったら喜んでもらえるだろう。 |
| 関連本棚: |
satoshium
権太の既読
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深追い (新潮文庫)
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| 著者: |
横山 秀夫 |
| 出版社: |
新潮社 |
| 評価: |
5 |
| カテゴリ: |
ミステリ:横山秀夫
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| コメント: |
2007/5/19ジュンク堂住吉シーア店にて購入.2007/10/31~11/15読了。仙台からの飛行機内で読み始める。時間がかかっているがつまらなかったからではなく、単にこの間非常に忙しかっただけ。以前から興味があった横山秀夫作品。初めて読んだが、なかなか良かった。他の作品も買ってみようと思わせるものであった。決して派手ではないが、丁寧に書き込まれた感のある警察小説。短編集であるが、職住近接の三ツ鐘署で起こるさまざまな事件の裏に潜む人間模様が描かれている。一作目の表題作「深追い」にまずひきつけられ、ラス前の「仕返し」でやられた、と思ったが、最後の「人ごと」で完全にノックダウンされた感じ。今野敏氏の「安積警部補シリーズ」とはまた違った警察小説であった。 |
| 関連本棚: |
らいさん
F家(その他)
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サハコ
権太の既読
月二海
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おみきち
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戦国秘譚 神々に告ぐ〈下〉 (角川文庫)
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| 著者: |
安部 龍太郎 |
| 出版社: |
角川書店 |
| 評価: |
5 |
| カテゴリ: |
歴史・時代:安部龍太郎
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| コメント: |
新規購入ではなく、積読状態のもの。2007/11/25~12/8。仙台から山形へのバス中で読了。前継と久秀の暗闘や日本人の天皇観、戦国武将の新しい世界観、怨霊信仰などが程よくミックスされて、非常に丹念に書き込まれている。「関ヶ原連判状」、「信長燃ゆ」と本作での戦国3部作と呼ばれているそうであるが、この後、本作品にも登場した信長が主人公となる「信長燃ゆ」を読むのが楽しみになってきた。 |
| 関連本棚: |
権太の既読
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戦国秘譚 神々に告ぐ〈上〉 (角川文庫)
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| 著者: |
安部 龍太郎 |
| 出版社: |
角川書店 |
| 評価: |
5 |
| カテゴリ: |
歴史・時代:安部龍太郎
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| コメント: |
新規購入ではなく、積読状態のもの。2007/11/20~24。山形への往復で。ありそうで無かった(知らないだけか?)織田信長出現直前の時代を取り上げた作品。足利義輝が朽木谷に逃れており、三好家に京、畿内を牛耳られているなか、奮闘する公家、近衛前継を主人公とし、松永久秀を敵役にしている。当時の天皇家や公家の窮状も良く描かれている。 |
| 関連本棚: |
権太の既読
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金沢城嵐の間 (文春文庫)
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| 著者: |
安部 龍太郎 |
| 出版社: |
文藝春秋 |
| 評価: |
4 |
| カテゴリ: |
歴史・時代:安部龍太郎
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| コメント: |
2007/6/12〜6/17。関ヶ原後、大坂の役までの間に各藩で起こった豊臣家への忠義を尽くす側と徳川家への服従を画策する側の間の葛藤を描く短編集。個人的には忠義派が好きである。今の世の中、自分だけ良ければ良い人が増えすぎた。 |
| 関連本棚: |
権太の既読
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