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なぜ、「これ」は健康にいいのか?
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著者: |
小林弘幸 |
出版社: |
サンマーク出版 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
売れている本ですね。自律神経、副交感神経などの働きを解説してくれます。昼食は軽くする、睡眠を深く取る、ゆっくりとした動作をすることの大切さを医学的に説明してくれて納得できます。ただ個人的にはすべてが自律神経、副交感神経系だけで解決するわけではないと思います。 |
関連本棚: |
絵里
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清らかな厭世―言葉を失くした日本人へ
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著者: |
阿久 悠 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
産経新聞に連載されていて毎週楽しみでしたが、亡くなってしまってショックでした。とにかく渋いです。文を書きながら耳の痛い言葉ばかり。作詞家というとミーハーに言葉を使う軽いイメージがあるのですが、この阿久し悠さんは違いますね…「言葉を失くした日本人へ」というキャッチコピー通り、何か大切なものを失ってしまってると警告してくれます。見開き2頁で1エッセイ。 |
関連本棚: |
2007年に亡くなった人
絵里
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不機嫌なジーン
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著者: |
大森 美香 |
出版社: |
扶桑社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
動物学者の竹内久美子が好きで、珍しくテレビドラマを見ていました。
大好きなイギリスが舞台の、コミカルなラブストーリー。幸せな結末を疑わなかったが、最終回のどんでん返しに号泣し、かなりトラウマが残って、以来ラブコメに警戒心を抱くようになってしまった。でも、そんなに反応してしまったのは、当時の自分に何か重なることがあったから。
「ラヴァーズ・コンツェルト」がこんなに素晴らしい曲なんて、と思いました。小説ではテレビドラマと少し違う結末の最後の数行が追加され、数年ぶりに消化できました。 |
関連本棚: |
hunderterst
絵里
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沈黙入門 (幻冬舎文庫)
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著者: |
小池 龍之介 |
出版社: |
幻冬舎 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
人にはいろいろな欲や迷いがあるけど、あまり哲学的なことまで踏み込まずに、気楽になる方法を書いてくれています。日常のメール、食事、友達との約束の断りかた…さらっと読めて気軽に取り入れられそうです。 |
関連本棚: |
F家(宗教・哲学)
絵里
ヴィヴァアチェ
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両性具有の美 (新潮文庫)
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著者: |
白洲 正子 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
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カテゴリ: |
ら行
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コメント: |
知人の薦めで読みました。日本には実は古来から男色の風習・歴史があり、一種の美学でもあったことをあぶり出しています。私は同性愛者ではないので驚きました。著者は女性で能に造詣が深く、随所に世阿弥の風姿花伝を引用、「秘すれば花」「初心忘るべからず」の本当の意味も、なるほどです。リズム感ある名文です。ところで実は秩父のある禅寺に大きな天狗の面がかかっていたことが気になり、のどに刺さっていた魚の小骨のようになっていました。本に天狗の話が出ていて思わぬ手がかりを得て、小骨がスッととれていく心持ちでした。天狗は面白い存在で、怖いだけでなく滑稽さ傲慢さなど多様な面も持ってます。ちなみに後白河法皇は「日本国第一の大天狗」と呼ばれたそう…さらなる余談でこの法皇に保元の乱で敗れた崇徳上皇は、流罪となった恨みから天狗と化して後世に災いをもたらしたという伝説もあります。大変に興味深く面白かったです。もう一度読もうかな。 |
関連本棚: |
絵里
軒先つばめ
hirschkalb
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クマにあったらどうするか―アイヌ民族最後の狩人姉崎等
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著者: |
姉崎 等, 片山 龍峯 |
出版社: |
木楽舎 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
作者はアイヌ民族最期の狩人。カムイというのはアイヌ語でクマであり神という意味。アイヌの人々は古くからクマと共存している。狩猟の後は伝統的なやり方できちんと弔う(祀る)。
学術調査とは違い、ひたすらクマと共存してきたアイヌの人の知恵にも驚いた。たとえば、クマが昆虫などを食べるために木を転がすとすごい量のキノコが出る。クマが歩いた後にもキノコが出る。振動が必要。 山で食べられるもの食べられないもの、サバイバル術。生き物の性質。
人を襲うクマはいわばはぐれ者で、通常はクマは限りなく草食に近く、人を襲うことなどなくひっそりと暮らしている。 人を襲ったクマは人をおそれなくなるため必ず殺さねばならない。さて、クマにおそわれた場合であるが、一番やってはいけないことが、逃げること。相手を威嚇するのが一番良いようだ。 なんか、たくさんの話がありすぎて、書ききれない。読み物としても一流。 |
関連本棚: |
whalebone
中学生はこれを読め!
偏食子ヤギ
絵里
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モーリス (扶桑社エンターテイメント)
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著者: |
E.M. フォースター |
出版社: |
扶桑社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
映画では美少年ぶりばかりが話題になった気もするが、小説で読むとなかなか深い。1914年に書かれたのだが当時の社会情勢から出版されずに、実に50年以上経ってから上梓された。モーリスもクライブも原作では身分差階級差が存在し、また頭脳も能力も性格も全く違う役割を与えられている。作者のフォースターは、「私はこの作品をハッピーエンドじゃなければ書かない」と言っていたことが、それにしてもこのハッピーエンドはやはり切ない。
「人には逆らえず、逃げることができないその人の性質、性向、気質、人生、運命がある」と心に訴えてくる。イギリスのケンブリッジに行きたくなり1か月だけ語学留学をしてきました。外国に目が向くきっかけとなった一冊です。 |
関連本棚: |
絵里
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悪人
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著者: |
吉田 修一 |
出版社: |
朝日新聞社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
「アンタ、大切な人はおるね?その人の幸せな様子を思うだけで、自分までうれしくなってくるような人たい。今の世の中、大切な人もおらん人間が多すぎったい。…(中略)…そうじゃなかとよ。本当はそれじゃ駄目とよ」…人の行動と本心は他人から推し量れず、また本人さえも気づかない本質から出る。地上波で映画を見て、たまらず、今日原作400Pを帰宅後に一気読みしました。映像が本を裏切らない、妻夫木聡と深津絵里の演技は素晴らしかったです。 |
関連本棚: |
nikkoro
ふみえ
森乃屋龍之介
kmr
kasta
きのう
OKETA
go.tekuteku
絵里
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敗北を抱きしめて〈上〉―第二次大戦後の日本人
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著者: |
ジョン ダワー |
出版社: |
岩波書店 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
大東亜戦争敗戦から立ち上がる日本人の姿は万華鏡のように複雑な様相であると、政治的な上層部から姿勢の人々の姿までを、大きな懐で抱きしめるような視点で描いてます。ピュリッツァー賞受賞、Amazonでも大変評価の高い本のようですが…わたしにはやっぱり辛い状況で途中で読めなくなりました。この頃から今の日本の繁栄を見れば、東日本大震災からもまた立ち上がる日も来るだろうと思えます。 |
関連本棚: |
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増井
yuco
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寺脇 犬
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牧野
絵里
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