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どうでもいい歌
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著者: |
松久 淳 |
出版社: |
小学館 |
評価: |
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カテゴリ: |
900 文学
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コメント: |
鈴木慶一の写真に惹かれて読んだ本。この著者の作品は、「天国の本屋」シリーズ以来になる。確かに、こんな感じだったなぁ、とその世界を思い出しながら読み進める所は、よいことか。世界がある、というのは、よいことだと思う。楽しく読めた。徐々に、後半へ向かって、感動的でもあった。そして何より、天国の本屋でもそうだったが、ビジュアル的、今回は特にテレビやマスコミ等の世界が舞台ということもあり、映像的な読み方が、より可能な作品になっていた。プロローグとエピローグも、なるほどと思えた。
ただ、個人的な好みもあろうとは思うが、やっぱり、読後に感じるのは、物足りなさのような気がする。別に、どろどろした世界が描かれてるから、文学的などというつもりは毛頭ないが、さらっとまとまり過ぎという感がしないでもない。その辺が、名だたる賞の対象となる作品との違いなのかな?と一人ごちている。 |
関連本棚: |
0014
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