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未来についての想像力―農ある世界への構想
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著者: |
内山 節 |
出版社: |
農山漁村文化協会 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
哲学
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コメント: |
金融経済の破綻。社会保険情報の紛失などの教訓から、地に足の付いた経済に目を向けることの必要性をわかりやすく説く。
結局は、人間は相互の関係性の中で生きていくことが一番好都合であり、経済的であり、幸せであるという結論に行き着く。
村社会の崩壊が深刻になる中で、人間同士の結びつきの必要性を感じ始め、現代の若者の処世術として根付き始めているという指摘も興味深い。 |
関連本棚: |
123
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巡礼
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著者: |
橋本 治 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
小説
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コメント: |
どの家庭にも起こりうる不幸が招いた「結末」という意味において、読者は少なからずとも恐怖心を感じさせられるだろう。
当たり前の親子関係、兄と弟の関係も仲の良い兄弟、主人公は勤勉・・・であった。それが何かのきっかけで崩れていく。一度転がるといわゆる「負の連鎖」によって全てが悪い方向に向かっていく。その恐怖。
「○○屋敷の2階は、当時二つの夫婦が暮らした場所。そこだけは意図的に”保存”されていた。忠市(主人公)は、できることならそのころに戻りたい、と願っていたのだろう。」その辺りは涙を誘った。 |
関連本棚: |
go.tekuteku
123
0014
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清浄なる精神
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著者: |
内山 節 |
出版社: |
信濃毎日新聞社 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
哲学
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コメント: |
著者の大ファンである。
信濃毎日新聞社の日曜版に掲載されていたものの編集本であるが、私は毎週スクラップしていた。正月を利用して読み直している。 |
関連本棚: |
123
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