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雪蛍 (講談社ノベルス)
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著者: |
大沢 在昌 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
佐久間公復活!とか言って騒ぐのがセオリーらしいが、若い頃の佐久間公を知らないので何とも言えない。私の場合、外身も中身も若い男より、いい感じに年を食っている男の方がポイントが高いので、若い頃を冷静に振り返る佐久間公というあたりがなかなかツボ。<br>
家出少女かセイルオフか、どちらかに焦点を絞った方が良かったのではないかという気もするが、全体的にはまぁまとまっている。本の厚さのわりにサラッと読めるのではないだろうか。 |
関連本棚: |
Leiko
自己満足
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りんご畑の特別列車 (講談社青い鳥文庫)
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著者: |
柏葉 幸子 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
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コメント: |
あの姉弟が出てきますし、あの人が旅行代理店をやったりなんかもしているのですが、あの世界の手触りとは違った感触の物語です。<br>
主人公に魅力を感じられず、他の登場人物も特に強烈なわけでもなく、正直に言えば少々退屈な本でした。タイトルになっているにも関わらず、りんご畑も特別列車もいまいち印象に残らないのも残念(『霧のむこうのふしぎな町』におけるピエロの傘の存在と比較するまでもなく……)。 |
関連本棚: |
Leiko
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よしなしうた
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著者: |
谷川 俊太郎 |
出版社: |
青土社 |
評価: |
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コメント: |
<a href="http://www.asahi-net.or.jp/~aq4j-hsn/diva.html">DiVa</a>(ご子息である谷川賢作さん率いるバンド)のコンサートに行ったとき購入。サイン入り。<br>
このコンサート、俊太郎氏がゲストで出るというので「詩をいくつか読むくらいかな」と思っていたら、途中で出てきて以来そのままずーっとステージに出ずっぱりで、息子とその仲間を完全に食ってしまっていた。あれはDiVaじゃなくて、谷川俊太郎と愉快なバックバンドの間違いだったんじゃなかろうか。恐るべし谷川俊太郎(笑)。 |
関連本棚: |
Leiko
nobuo_o
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宮崎駿の雑想ノート
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著者: |
宮崎 駿 |
出版社: |
大日本絵画 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
宮崎さん、楽しそうですねぇ。私もこんなの大好きです。もはや大物になりすぎて、こんな素敵な雑想を繰り広げることもなかなか難しくなっていらっしゃるかもしれませんが、また飛行艇乗りのお話を聞かせていただきたいものです。<br>
スタジオジブリの映画で何が好き、と聞かれて迷わず「豚!豚!紅の豚!」と叫んでしまう人は必読。<br>
いやはや、勢い余ってAFVなんか作りたくなる本ですなぁ(しかしAFVは塗装が面倒でねぇ……納得いくまでドライブラシする気力と体力を蓄えてからでないと)。 |
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ORIENTAL-RUNRUN
Leiko
mmk
kuni
ぴょん太
Dreamer
ねな
紅い十月
hopehope
sanpei
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ルンナ姫放浪記
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著者: |
横山 えいじ |
出版社: |
早川書房 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
SFマガジンが誇る息抜き漫画。第38回日本SF大会「やねこん」星雲賞コミック部門受賞作。<br>
ギャグ短編でありながら、登場人物のキャラクターの立ちっぷりが素晴らしい。そしてさすが<a href="http://www004.upp.so-net.ne.jp/anny/planet9.htm">ばけもん周辺専門</a>の絵師、よく分からん宇宙人を描かせたら宇宙一←褒め言葉。 |
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Leiko
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世界現代詩文庫 2
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著者: |
アンリ・ミショー |
出版社: |
土曜美術社出版販売 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
手持ちの実物のISBNは「4-88625-167-6」なのですが、このコードでは該当商品が見つからないので、違うコードだけど同じ本ということで。なぜか『世界現代詩文庫 2 (2)』というタイトルになってしまうのですが(まぁたしかに世界現代詩文庫の2巻目なので間違いではない)、手持ちの実物の表紙にでかでか書かれているタイトルは、どう見ても『アンリ・ミショー詩集』です。<br>
「トンネルの中の歩み」や「突堤」あたりが好き。
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関連本棚: |
Leiko
構造
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30グラム以内でできるレース編み (プチブティックシリーズ (No.369))
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著者: |
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出版社: |
ブティック社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
きっかけ本としてはいいんじゃないかな。ドイリーだけではなく小物などの編み図もあり、バラエティに富んでいる。デザインが少々野暮ったいものが多い気がするが、実際に編んでみたら意外に良かったものもあり、難しいところ。<br>
大きめのも含めて結構編んだが、それほど凝った作品も掲載されていないため、だんだん物足りなくなってきた。というわけで『<a href="/Leiko/4529043525">美しいレース編みドイリー (レースベストセレクトBOOK)</a>』に移行中。 |
関連本棚: |
Leiko
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英文法の疑問―恥ずかしくてずっと聞けなかったこと (生活人新書)
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著者: |
大津 由紀雄 |
出版社: |
日本放送出版協会 |
評価: |
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本棚.orgを見て買ってしまった本
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コメント: |
大津センセの名を知ったのは、その昔、NHKのラジオ英語講座のテキストの巻末にあった連載から。英語のテキストだというのに英語の話はほとんどなくて、日本語の文法の話がえんえん続くという異様な連載だったので、今でも強烈に覚えている。連載の中心となっていたのが「連濁」に関する話題で、おかげで私は今でも「なわばしご」という単語に妙に反応してしまうわけだ。<br>
この本は、英語の学習者が疑問に思いそうなこと、あるいは見過ごしていそうなことがQとして提起され、それに対するAが例文を交えて解説される形式。それぞれのトピックは短いが、分量以上にためになる。例文にはほとんど訳がつけられていないが、一瞥して意味を取れるような単純な文がほとんどなので、身構えずに読めるのが嬉しい。<br>
帯には中高生に向けた惹句があるが、副題の「恥ずかしくてずっと聞けなかったこと」からしても、中高生というよりは、ある程度の英語学習経験があり“ちょっとした疑問”が積み重なったような人の方が面白く読めると思う。タイムマシンとカメラで時制を説明する下りなど、実に鮮やか。<br>
なお、上記の英語講座の連載エッセイは『探検!ことばの世界』(ひつじ書房)にまとめられているらしい。 |
関連本棚: |
sakaue
Leiko
たかや
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寺山修司少女詩集 (角川文庫)
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著者: |
寺山 修司 |
出版社: |
角川書店 |
評価: |
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この詩集からは、古い港町の気配が感じられることがある。そこには、ちょっとツンとした少女に恋をした感受性の高い少年が住んでいて、拾った猫の世話をしている。町の広場では、遠いところから来た得体の知れないサーカス団が、今夜も公演を打っている。こどもたちは無邪気な顔で残酷な歌を歌う。演劇や小説にも才能を発揮した作者だからか、一つの世界のあれこれを切り取ってそれぞれを詩にしたような、そんな雰囲気だ。<br>
どうしてか、勝手に曲が浮かんで歌ってしまう詩がいくつかある。特に「ぼくの作ったマザーグース」や「悪魔の動揺」の中には、個人的な定番メロディがついてしまっているものがちらほら……(音楽は素人なのでただの自己満足)。<br>
Amazonに画像がないのが残念だが、表紙の林静一の絵がこれまた素晴らしい。と思っていたのだが、新装版が発刊され、鈴木成一デザイン室による外国人の着物姿のお姉さんがあしらわれたものに変わってしまった。うむむ。 |
関連本棚: |
J
Leiko
6期生
kokokoko
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アラビア語の入門 (<CD+テキスト>)
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著者: |
本田 孝一 |
出版社: |
白水社 |
評価: |
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コメント: |
高校1年生の終わりだか2年生の始め頃まで、自分は外国語大学のアラビア語学科に進学するんだと信じていた。どうしてアラビア語なのかというと、ジクリト・ホイク『砂漠の宝』を読んで、マグリブに憧れたから。実際はトチ狂って理転してしまったのだが、別にアラビア語をあきらめたわけではない。語学とデザインとを比べると、語学は独学可能だがデザインは無理ではないかと思ったからだ。私は、アラビア語がペラペラになりたいわけでも、コーランを読破したいわけでもないのだから。<br>
そういうわけで、この本を買ったり、NHKのアラビア語講座をたま〜に聞いたり、カメよりもカタツムリよりも盆正月の渋滞よりもノロノロなペースでかじっておりますアラビア語。と言っても、挨拶すら覚束ないヘタレっぷり。アラビア文字もマトモに書けない現状なので、いじめないで下さい(笑)。<br>
肝心の本の内容についてですが、英語でいうなら中学校前半程度かな。単語がとてもたくさん並んでいるので、見ているだけでも面白いです(並び順はバラバラなので辞書や単語帳の代わりにはならないと思う)。装丁がお洒落なので、気負わずに手に取れるのもポイント。<br>
どうやら<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4560005362/">改訂版</a>も出ているようです。 |
関連本棚: |
Leiko
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かぎ針編みパターンブック300
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著者: |
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出版社: |
日本ヴォーグ社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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柄編みを取り込んだ製図ができるような腕などあるわけがなく、馬鹿の一つ覚えのようにひたすらパターンをつなげてショールを編むくらいしかできません。しかしながら、そのままでも見栄えのいいデザインが多いため、それなりのものに仕上がります。いや、仕上がっていると思います。いやいや、仕上がっていると思いたい。 |
関連本棚: |
Leiko
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トンカチと花将軍 (講談社文庫)
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著者: |
舟崎 克彦, 舟崎 靖子 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
陽気な不条理ファンタジー。最近、福音館文庫から復刊されたようです。<br>
ある日突然街から花が消えた。さくらちゃんの誕生祝いのために花を探す少年トンカチは、犬のサヨナラとはぐれてしまう。サヨナラを追って森の向こうに迷い込んだトンカチが出会ったのは、花を集めるくしゃみの将軍をはじめとする、あねもね館の住人たち。<br>
これでもかこれでもかとナンセンスな世界が繰り広げられていきます。ですます調で綴られる独特の文体も好き。<br>
夫婦共作の本なのだけれど、このご夫婦が離婚なさっていたと知ったときはショックだったなぁ……。 |
関連本棚: |
Leiko
おせの本棚
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たのしいあやとり全集―長短2本のひも付きで今すぐに遊べる!
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著者: |
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出版社: |
主婦と生活社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
本当は福音館書店の「あやとりいととり」シリーズが欲しかったのだが、書店に見当たらなかった+取り寄せている暇はなかったので、とりあえず並んでいる本を比較して選んだのがこれ。<br>
昔はすいすいできたはずなのだが、今となっては……精進精進。 |
関連本棚: |
Leiko
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紀ノ国屋本左衛門
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著者: |
藤井 保 |
出版社: |
リトルモア |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
世界遺産の影響で熊野古道と高野山ばかりクローズアップされている今日この頃ですが、とりあえずそこのアナタ、この本をめくってみませんか。あ、ついでにBGMは<a href="http://www.first-take.co.jp/takeoff/index_yhoo.htm">「Yhoo! You're! Yhoo!」</a>でよろしく。<br>
どうにも垢抜けないユル〜い空気のただようファンキーでディープな和歌山という国が、一流のクリエーターによってギュッと濃縮された一冊です。元は、東京で繰り広げられた和歌山県観光キャンペーンで用いられたビジュアルなので、広告作品集としても秀逸。 |
関連本棚: |
Leiko
増井
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酢ッキリレシピ―さっぱり酢ッキリ健康レシピ100品! (春日お料理BOOK)
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著者: |
Mizuka |
出版社: |
春日出版 |
評価: |
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コメント: |
手違いとか偶然とかが重なって、今、自宅に、腐るほど酢がある(って、酢は腐らないけど)。米酢みたいなやつは、らっきょを漬けるなどすれば大量消費できるのだが、もろみ酢だのフルーツ系だのはどうすればよいのか。<br>
と悩んでいるところに酢レシピの本を見つけてしまったもので、思わず衝動買い。<br>
全体的にちょっとオサレすぎる感じで、すぐに作ろうと思える料理は少なめ。こういうのって、気力があるときでないと作れないよねぇ。<br>
酢を標榜しているわりには、酢メインの料理が少ない(隠し味的な使い方が多い)感じなので、うちにある大量の酢をどうすればよいのかという悩みは結局解決しないのであった。<br>
<br>
#余談だが、夏の酢料理といえば<a href="http://www.mbs.jp/puipui/kitchen/recipe/04_0823.html">これ</a>おすすめ。私はいつもエビを入れずに作る。 |
関連本棚: |
Leiko
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