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解錠師 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
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著者: |
スティーヴ・ハミルトン |
出版社: |
早川書房 |
評価: |
☆☆☆☆☆ |
カテゴリ: |
海外
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コメント: |
言葉を失った少年の成長の物語。犯罪に手を染める高校時代、プロの金庫破りになった頃の事、そして獄中にいる現在という3つの時限を行きつ戻りつしながら話は進む。
言葉をもたない少年の心の中がクールに描かれる。乾いた語り口と熱い恋心が心に響く。 |
関連本棚: |
ピロコ
kitashi
Mikan Akashita
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めぐりめぐる月
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著者: |
シャロン クリーチ |
出版社: |
偕成社 |
評価: |
☆☆☆☆☆ |
カテゴリ: |
海外
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コメント: |
家を出た母親の足跡を祖父母とたどる旅をすることで、自分が何者であるのかを知ってゆく物語。
「人のモカシンを履いて物を見る」「頭の上に悲しみの鳥は飛ぶが、巣作りさせてはいけない」等々、インディアンの古い教えと共に話しが進む。
せつなくて温かい気持ちになる。 |
関連本棚: |
Mikan Akashita
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さすらいのジェニー
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著者: |
ポール・ギャリコ |
出版社: |
大和書房 |
評価: |
☆☆☆☆☆ |
カテゴリ: |
児童書
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コメント: |
猫に姿をかえた人間の男の子のピーターが主人公であってしかるべきなのに、題名が「さすらいのジェニー」なのはなぜ?と思いつつ読み進める。
最後にジェニーの本質が明かされる。大人の為の物語。
ピーターがシャム猫に幻惑されジェニーの元を去り、再びジェニーの元に戻り、独裁者猫と対決する当たりはらはらしっぱなし。 |
関連本棚: |
カザノ
Mikan Akashita
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墓場の少年 ノーボディ・オーエンズの奇妙な生活
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著者: |
ニール・ゲイマン |
出版社: |
角川書店(角川グループパブリッシング) |
評価: |
☆☆☆☆☆ |
カテゴリ: |
海外
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コメント: |
イギリスの古い墓地で成長する少年の物語。霊廟、天使の像、聖別されない土地等、外国の墓地の様子を頭に描きながら読んでいった。ぜったいストップモーションアニメで映画化してほしい。グールやゴーント、そして神の犬、人間でも死者でもない者たちが行き交う不思議な世界がとても良い。
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関連本棚: |
Mikan Akashita
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シェイクスピアを代筆せよ!
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著者: |
ゲアリー ブラックウッド |
出版社: |
白水社 |
評価: |
☆☆☆☆☆ |
カテゴリ: |
児童書
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コメント: |
旅回りの芝居をしながら、大変な困難に立ち向かわざるを得ない少年ウィッジの冒険物語。
突然現れた肉親であったり、性格のねじ曲がったライバルも今回は登場し、その中でどのように少年が成長していくかが描かれている。
病気や死や裏切りの中で、自分が何をすべきかを見つけてゆく少年がカッコいい。 |
関連本棚: |
Mikan Akashita
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