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季刊・本とコンピュータ (第2期13(2004秋号))
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著者: |
「本とコンピュータ」編集室 |
出版社: |
大日本印刷株式会社ICC本部 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
出版
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コメント: |
7年間にわたって発行されてきた「季刊・本とコンピュータ」もあと1年で終刊。
今号から総まとめ特集がはじまりました。
今回は「本のために「コンピュータ」はなにができたか」という特集。
第一部の討論もなかなか興味深かったけど、電子ジャーナルについては、あまりきちんと理解していないような印象を受けたのが、少々残念。やはり、自然科学系の学術情報については、人文社会学系の人はなかなか理解静雷のでしょうか。
第二部では、「マンガ電子化、その「夢」の行方」と「技術よりも人が見えてきた」がよかった。
第三部では、「電子出版」と「『波状言論』ただいま奮闘中」が興味深かった。『波状言論』購読してみようかな。 |
関連本棚: |
neanias
copyright
6期生
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図書館ネットワーク―書誌ユーティリティの世界 (情報学シリーズ)
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著者: |
宮沢 彰 |
出版社: |
丸善 |
評価: |
3 |
カテゴリ: |
図書館
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コメント: |
書誌ユーティリティ、特にNACSISについて詳しく解説している。
著作権の問題には触れていないが、「3.書誌ユーティリティのサービス」の中の「3.8NACSIS-IRの使用例」で、NACSIS-ILLの仕組みを詳細に解説している。大学図書館の相互貸借(ILL)がどのように行われているかを理解するのに役に立つ。この部分は大学図書館での複写と著作権について考えるのに参考になる。 |
関連本棚: |
copyright
egami
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著作権を確立した人々―福沢諭吉先生、水野錬太郎博士、プラーゲ博士… (成文堂選書)
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著者: |
大家 重夫 |
出版社: |
成文堂 |
評価: |
2 |
カテゴリ: |
著作権
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コメント: |
初版が発行されてから1年も経たないうちに第2版が出版されたが、第2版といっても、第1版の誤植や間違いを訂正し、新たに第五章(全部で22ページ)を加えただけのもの。
「第2版のはしがき」によると、旧版が品切れしたので、改訂版を出すことになったらしい。それなら、誤植や間違いの訂正にとどめて増刷という扱いにすればいいだろう。
第2版で新たに加わったのは第五章であるが、個々の文章は初版の出版より前の1996年〜1997年に「JUCC通信」および「久留米大学法学」に掲載されているものなので、本当に本書に加える必要があったのなら初版の時でも加えることはできたはずである。また、内容的にも著者と親交のあった人たちばかりで、本当に加える必要があったのか疑問に思う。
旧版は日本で著作権がどのように確立されていったかを考える上では、とても参考になる本であったので、継続して出版されることは基本的には歓迎なのだが、旧版を購入した者としては、このような安易な改訂版の出版には少々納得しがたいものがある。 |
関連本棚: |
copyright
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著作権を確立した人々―福沢諭吉先生、水野錬太郎博士、プラーゲ博士… (成文堂選書)
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著者: |
大家 重夫 |
出版社: |
成文堂 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
著作権
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コメント: |
明治から戦後にかけて、日本ではどのようにして著作権が定着していったかを、福澤諭吉、水野錬太郎、プラーゲの3名を中心に纏めている。
日本の著作権の歴史という意味でも興味深いが、特にプラーゲ旋風を取り上げた第四章は、現在の著作権管理事業法の抱える問題を考える上で、参考になる。JASRACがどのようにして設立したのか、本書に詳しく書かれている。
なお、現在入手できるのは第2版。 |
関連本棚: |
copyright
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情報は誰のものか?
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著者: |
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出版社: |
青弓社 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
著作権
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コメント: |
書名は「情報は誰のものか?」ですが、内容はデジタル・ネットワーク環境下での著作権について、様々な立場から取り上げたもの。執筆陣も非常に豪華だと思う。
様々な立場とは言え、基本的にはデジタル・ネットワーク環境下での著作権の拡大に対して反対、もしくは慎重であるべきだというスタンスは共通しているので、私にとってはとても参考になった。
お勧めの1冊。
ただ1つ残念だったのは、前書きや後書きがなく、個々の論文を集めただけの本書の構成。
せっかくこれだけの論者を集めたのだから、どのような趣旨でどのような論者を集め本書を編集したか、編者としてのスタンスを打ち出して欲しかった。 |
関連本棚: |
copyright
umiuma
G.C.W.
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編集者の著作権基礎知識
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著者: |
豊田 きいち |
出版社: |
日本エディタースクール出版部 |
評価: |
3 |
カテゴリ: |
著作権
出版
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コメント: |
「編集者」と銘打ってあるので、実際の編集作業を行う上で参考になるよう、ポイントをまとめて説明しているが、編集者でない人が読んでも参考になる。
本書を読むと、編集・出版という仕事が、いかに沢山の著作物を使用しているのかということがよく分かる。
出版界の人は、最低でもこの本を読んでから著作権について語って欲しい。 |
関連本棚: |
copyright
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インターネット時代の著作権―もうひとつの「人権」 (2004年版)
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著者: |
岡本 薫 |
出版社: |
全日本社会教育連合会 |
評価: |
2 |
カテゴリ: |
著作権
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コメント: |
同じ著者の<a href="/copyright/4004308690">著作権の考え方 (岩波新書)</a>を評価する人は多いが、その後に出版された本書を読むと、印象が変わるのではないか。
本書は毎年改版が出されているものの最新版だが、本書の基本的な部分は著者が文化庁著作権課長時代に書かれており、権利者よりのスタンスでに立ったものである。。
著作権は「人権」だということをとても強調している点も、非常に違和感を感じる。 |
関連本棚: |
Copy&Copyright
copyright
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出版現実論
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著者: |
藤脇 邦夫 |
出版社: |
太田出版 |
評価: |
3 |
カテゴリ: |
出版
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コメント: |
<a href="/Copy&Copyright/4872331621">出版幻想論</a>の続編。 |
関連本棚: |
neanias
copyright
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