hondana.org
本を探す

 


Scrapbox
書籍追加 | 本棚情報変更 | 名前変更/本棚削除 | ヘルプ | ランダム

(8/9)冊
Fms
かくれた次元
かくれた次元
著者: エドワード・ホール
出版社: みすず書房
評価: ☆☆☆☆☆
カテゴリ:
コメント: (01 MAR 2007) MACの名スクリーンセーバーである「20世紀ボヤージ」に繰り返し、この本からの引用文が出てきて気になってやっと読めた本。1970年の初版から20版も重ねる文化人類系の本としては古典の部類らしい。 人と人の間にある距離について文化の違いや地域の違い、建築、環境、教育さまざまな観点から考察していく。いまとなっては古く感じる表現も多いがそこで語られているテーマはデジタル時代の今こそ逆に考えさせられることが多い。タイトルの良さ、隠れたがひらいているところなど実に憎い。
関連本棚: himanainu_kawai mercilavie svslab 汗かき王子 Fomal Haut Keita GRA KEG kyuka 芸術本 kw+hg geta6
Fms
映画の中の東京 (平凡社ライブラリー)
映画の中の東京 (平凡社ライブラリー)
著者: 佐藤 忠男
出版社: 平凡社
評価: ☆☆☆☆☆
カテゴリ:
コメント: (23 MAR 2007) 素晴らしい!これが映画評論というものだ。映画にまつわる場所についてのあれこれを読みながら、映画史、戦後史、思想、哲学まで広がり、それが筆者の情感豊かな当時の感情を織り交ぜながら軽快な文章で書かれている。あらゆる意味で学ぶところの多い本である。
関連本棚: himanainu_kawai
Fms
おくりものはナンニモナイ
おくりものはナンニモナイ
著者: パトリック マクドネル
出版社: あすなろ書房
評価: ☆☆☆☆
カテゴリ:
コメント: (05 FEB 2007) 本当に素晴らしい絵本。自分に向けて書かれたと思わざるを得ない。モノに囲まれて欲しいものがなにか分からなくなってしまった大人にはグサッと刺さるとともにキュンと胸が熱くなる。禅問答を思わせるやりとりは東洋思想の影響もあるのだろうか?とても興味深い。90年代以降に書かれた絵本の中で間違いなく5本の指に入る。これからも愛され続ける絵本だろう。
関連本棚: himanainu_kawai boteto
Fms
脳と仮想 (新潮文庫)
脳と仮想 (新潮文庫)
著者: 茂木 健一郎
出版社: 新潮社
評価: ☆☆☆☆
カテゴリ:
コメント: (05 MAR 2007) まず言っておきたいのはこの本の装丁のすばらしさ。新刊本なのに古くさいフォントと学術書にある世界観を、しかし絶妙にオシャレにアレンジしてある。カバーをかけずに読んでみたいと多くの人の思わせるに違いない。 茂木さんがドライブして書いている文章というのは、ときとしてまどろっこしくて読みにくいところがあるのだが、内容の「脳が作り出す仮想」というテーマが抜群におもしろいので、グイグイ読むことができる。ある空港で近くにいた少女が親に「サンタクロースっているの?」とつぶやいたエピソードから、私たちが見ている世界がすべて脳が作り出している仮想であるとした場合、なにがリアルなのか?ということを探求していく本。記憶についても言及が多く、モヤモヤしていたもののいくつかが氷塊していくような快感が得られた。
関連本棚: 玲司 himanainu_kawai manato ナオ yoko 伊園美和 江戸門段手巣 金井 祐樹 増井 増井の処分予定本
Fms
エモーショナル・デザイン―微笑を誘うモノたちのために
エモーショナル・デザイン―微笑を誘うモノたちのために
著者: ドナルド・A. ノーマン
出版社: 新曜社
評価: ☆☆☆☆
カテゴリ:
コメント: (20 DEC 2004) 我々が好ましいと感じる心理を踏み込んで分析し、的確な言葉で整理してもらえる。実に読んでいて頭がすっきりしていくる。この本で得た知識も活用しながら、「わくわく」や「てくてく」を世にアプローチしていきたい。
関連本棚: himanainu_kawai rshima honda miya svslab ds dainichiro ヒューマンインタフェース 101冊の本 増井 Psychs hikaeme 平# minami Mike ma なおき 岸リトル null syobosyobo 文鳥様 baiora dateofrock アサノ タカヒロ1 ヒューマンインタフェース 100+α冊の本 lookwest vava インタフェース設計論課題図書
Fms
あったかもしれない日本―幻の都市建築史
あったかもしれない日本―幻の都市建築史
著者: 橋爪 紳也
出版社: 紀伊國屋書店
評価: ☆☆☆☆
カテゴリ:
コメント: (20 MAR 2007) 実現しなかった都市計画やコンペ案を追っていくドキュメンタリー。実におもしろい。特に戦前の1940東京オリンピックのときの競技場設計などの事情は貴重な資料であり、その後の64年東京大会への脈絡が自分の中でつながり合点がいった。人間の想像力というもの、構想力というものを改めて認識する本である。
関連本棚: himanainu_kawai Leiko spi bunshoukan 山のじ kasta
Fms
「ブレードランナー」論序説 (リュミエール叢書 34)
「ブレードランナー」論序説 (リュミエール叢書 34)
著者: 加藤 幹郎
出版社: 筑摩書房
評価: ☆☆☆
カテゴリ:
コメント: (12 MAR 2007) ブレードランナーを深読みして映画論、人間論、歴史論にまで強引に押し広げていく奇妙な本。シナリオ採録のようにシーンを順番に紐解いていく『ブレードランナー』を10回以上見た人のためのマニア本。強力わかもとをレプリカントの「限られた性」への皮肉、わかい命の素とまで言い切るのは深読みの気がするが。
関連本棚: himanainu_kawai ORIENTAL-RUNRUN miah hourouneko
Fms
追憶のロード・ムーヴィー―視界をよぎる風景‐移動する映画たち
追憶のロード・ムーヴィー―視界をよぎる風景‐移動する映画たち
著者:
出版社: エスクァイアマガジンジャパン
評価: ☆☆☆
カテゴリ:
コメント: (24 JAN 2007) 「マイシネマトグラファー」を上映しているOAXで関連書籍特集をやっていて入手。2000年発行の古い本だが、時空を移動するという概念のロードムービーとはなにか?の定義をまじめにやっており、さまざまな名作を的確に紹介しておりいい編集である。「旅のロードマップ」は映画がたどった移動の軌跡がまとまられており資料的価値も高い。
関連本棚: himanainu_kawai
Fms
進化しすぎた脳―中高生と語る「大脳生理学」の最前線 (ブルーバックス)
Fms