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恐竜惑星〈2〉アイリータの生存者 (創元推理文庫)
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著者: |
アン マキャフリー |
出版社: |
東京創元社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
1巻の酒匂訳とあまりに文体が違いすぎて、どうしようもない違和感があります。
なにせ、主人公の一人称が「私」から「あたし」になっちゃうんだから。
1巻では、マキャフリーっぽい、強くて有能で自立しまくりのマッチョな女性が、2巻では甘ったれのお嬢ちゃんに変身してしまいます。
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関連本棚: |
kana
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イシ―北米最後の野生インディアン (同時代ライブラリー)
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著者: |
シオドーラ クローバー, 行方 昭夫 |
出版社: |
岩波書店 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
副題通り、北米で保護地域に押し込められなかった最後のネイティブアメリカン、イシの伝記。前半は石器時代とほぼ同様の生活をしていた「ヤヒ族のイシ」の話、後半は白人社会の中で暮らす「ミスター・イシ」の話となっています。文化人類学的には面白いのですが、一つの部族・文化が失われて行く過程が同時に描かれており、複雑な思いにとらわれます。
<p>
著者は著名な文化人類学者クローバー教授の妻で、SFファンにはおなじみのA・K・ル=グィンの母。ル=グィンを初めて読んだのは、この本よりもずいぶん後だったのですが、その時に訳者後書きで知り、あわてて引っ張りだしてみました。
ル=グィンの著作に多く見られる民族学的手法は両親の影響を受けていると
言われますが、その一端をかいま見る事のできる文献としても一読の価値があります。 |
関連本棚: |
うち
kana
ドリアン
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オールウェイズ・カミングホーム〈上〉
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著者: |
アーシュラ・K・ル=グィン |
出版社: |
平凡社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
工業社会壊滅後の北米でネイティブアメリカンを彷彿とさせる生活を送る人々を描いています。物語は、小説、詩、伝記、戯曲、説話といったあらゆる手法を組み合わせて記述されており、未来を舞台としながら、過去の伝説の世界をも思わせます。
タイトルは原題をカタカナ表記ってのは芸がないなあ。 |
関連本棚: |
kana
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