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モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37)

ミヒャエル・エンデ
岩波書店
ISBN: 4001106876  紀伊國屋, Amazon, WebCat
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評  価
コメント
Spiegel : 私がミヒャエル・エンデのファンになるきっかけになった本。 でも実は私が持っている本はこの本ではないのです。 なにせ手元にある本には ISBN がない!
物語のテーマも面白いけど、 目に見えるような描写がとにかく凄い。 挿絵も邪魔してないし日本語訳も素晴らしい。 この作品と『鏡のなかの鏡―迷宮』を併せてミヒャエル・エンデの最高傑作だと言いたい。
mzp : 灰色の男が、床屋の主人をくどきおとすシーンが大好き。
honjorno : 時間とは何か。それを明らかにしている本。のちに数々の人間に多くの影響を残した。無論僕も。 坂本龍一もかなり好きみたい。迷ったときに手に取る本である。
syoko :
小さいときに読んでよかったと思える本(笑)
ファンタジーに分類されるんだろうけど、最近よくでてるああいうなまっちょろいファンタジーとは違う。
時間について、生きている間ずっと付き合っていかなければならないものについての本。
オカンの : これかなりよかった。忘れちゃったけど。
QP11 : 時間の扱いに関しては身につまされます。本当に昔はゆったり暮らしていたのかな。『幸せに暮らしましたとさ、めでたしめでたし』では人生は終わらない。
ドリアン : 時間を扱ったファンタジーはたくさんあるけれども、「時間」を目に見えるように描いたものの中では一番。時間は目に見えないけれど、生きている間は常に持っている一番身近なものなのだという哲学になってしまいそうなところをファンタジーという形にしてみせるほうが実は難しいのだと今になって思います。
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最終更新 : 2007-10-05 20:55:14 +0900
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