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哲学思考トレーニング (ちくま新書 (545))
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著者: |
伊勢田 哲治 |
出版社: |
筑摩書房 |
評価: |
★★☆☆☆ |
カテゴリ: |
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コメント: |
ちくま新書なので質の面で少し抵抗があったが、放送大学で著者の番組を見ていたので購入してみた。
結果として他のちくま新書と同じく、書きぶりがハウツー本臭く、失敗したと思った。
著者のオリジナルの概念である「ほどよい懐疑主義」を調べようにも索引が完備されてないので、確かに記述はあるのだがどこにあるか探すのが大変だった。
不倫など持ち出す例が下品。
ハウツー本として使うにも、多少図はあるにしても体部分はダラダラ文章が書かれているだけなので結論だけかいつまむこともできない。
第一章に導入としてマイナスイオンをインチキの代表例として挙げはするものの、単に触れるだけでそれについての議論は全くされない。
個人的にはアンケートやインタビューなど社会調査に関して、それがどのように悪用されうるかの記述が欲しかった。
同じようなテーマなら、参考図書のところに書かれているように、この本の種本である『哲学の道具箱』のほうがいいかも。
伊勢田の名古屋大学時代の同僚の戸田山の本が大量に参考図書に上がってて笑った。
でも哲学をテーマに面白おかしい本を書くなら戸田山の方が技量が上だと思います。 |
関連本棚: |
okaz:ArtBook
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北欧デザインプレイカード
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著者: |
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出版社: |
プチグラパブリッシング |
評価: |
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カテゴリ: |
プチグラパブリッシング
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コメント: |
EamesのHouse Of Cardsや、IDEOのメソッドカードなど、カード物はアイデアを生み出すのに最適なツールと思う。
これは、北欧のデザイン物を集めたカードであるが、形や色などをイメージソースに、組み合わせたり対比させたりして、デザインやアイデアの軸を考えるときに使えるのではないでしょうか。
もちろんプチグラらしく、パッケージングも整っていてかわいい。 |
関連本棚: |
okaz:ArtBook
KarukuIppai
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