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たったひとつのたからもの

加藤 浩美
文藝春秋
ISBN: 416365450X  紀伊國屋, Amazon, WebCat
カテゴリ その他
評  価
コメント
http://d.hatena.ne.jp/kiinuuyoo/ : 基本的にノンフィクションモノを好んで読むんですが、ゆっくり味わいながら読みました。私なんか想像も出来ないような運命を家族は悩みながら、手を取り合い, 前へと進んでゆきます。でも、なぜか読んでいる私の心には、それが苦しかったり悲しかったりする運命としてではなく、本の中にある暖かく幸せな世界に自分を少しでも長く身を置いていたいと思ってしまう程、温い、温い優しい家族の形でした。お父さん、お母さんの愛情が本から溢れんばかりに伝わってきて、私は秋雪君がうらやましいとさえおもってしまいました。   読んだ後暖かい涙が頬をつたいます。
omi : 小田和正さんの歌声と共に明治生命のCMですっかりおなじみになったこの写真。なんて言ったらいいのかわからないのですが このCMを見るたびに画面に釘付けになりました。温かい想い、切ない想いが伝わってくるようで胸が熱くなりました。 今度はこの家族が本になってお目見えしました。最初は文字で多くを知ることは避けようかと思いましたが少し本の中を覗くと 秋雪君の可愛い表情と お母さんがどんなお気持ちでどんな風にがんばってこられたのかを知りたくなって買いました。 読みました。そしてたくさんの秋雪君の可愛さいっぱいの写真を見ました。お父さんお母さんが一時でも秋雪君が幸せであるように、楽しい時を過ごせるようにと言う想いで懸命に過ごしてこられたのがわかりました。 この表紙の写真を見るだけで想いが全て伝わってくるようです。秋雪君の小さな柔らかい体、あたたかな体。どこにも行くなよ、ずっとここにいておくれ...お父さんの声が聞こえてくるようです。
他の本棚 http://d.hatena.ne.jp/kiinuuyoo/, AKI, omi

最終更新 : 2005-12-25 13:48:43 +0900
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