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すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた (ハヤカワ文庫 FT)
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ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア
早川書房
ISBN: 4150203733
紀伊國屋,
Amazon,
WebCat
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カテゴリ |
ファンタジー
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評 価 |
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コメント |
Gandalf :
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2004/11/12 購入。
つい作者名だけでブランド買い。でもなぜFTから出したの?
発売を見落としていたこの本の存在を教えてくれた 2ch/SF板/今日買ったSF本を教えるスレに感謝。
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joesaisan :
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また松尾たいこか!表紙と挿絵を担当している。
主人公の”わたし”が語り部たちのキンタナ・ローで体験した不思議な話を聞いていくという形で物語は語られる。カルヴィーノのQfwfq爺さんみたいな感じ。今、あれが epi 文庫で出るぐらいだからこれがFTで出るのも詮ないことなのかも。(ハヤカワはこれからミステリと国内SFを中心にシフトしていくという噂があるが、河出からこれだけ良質の海外SFが出るとそれが本当のような気がしてくる)。
話自体はあんまりたいしたことじゃないのだけれど、圧倒的なティプトリーの語りかたのうまさが味わえた。スペイン語が多用されているが全部日本語に直されているので、わかりやすいが雰囲気は半減なのだろうなとか読んでいてたびたび思った。松尾たいこの挿絵はやっぱり興醒めだった。まあ挿絵というものはほとんど全て興醒めなものなのだけれど。この3編だけを読んでいると、その後のティプトリーの結末を考えなくてすむのがありがたいなあ。
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Gandalf, veri, joesaisan, km
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最終更新 : 2005-10-09 20:25:57 +0900
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