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揺籃の星 上 (創元SF文庫)
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ジェイムズ・P・ホーガン
東京創元社
ISBN: 4488663230
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| カテゴリ |
SF
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| 評 価 |
よし |
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sfjt :
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ホーガン節好調の上巻
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takeda :
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2004-08-18了読
ベストセラーと言われる本はほとんど読まないのだけど、「神々の指紋」(グラハム・ハンコック著大地舜訳『神々の指紋』上下、翔泳社、1995、各¥1500)、200万部以上突破という奴、ずいぶん前に、義弟の紹介で読んじゃった。(これは下巻の解説でも紹介されてた)
世界中に残るいろいろな証拠を集めて、従来の歴史を否定、「超古代文明」の存在を、主張するんだかしないんだか、面白そうな割にはナニを言いたいのかわかんない印象的な本だった。まあ、比較的最近に起きた大天変地異が超古代文明を抹殺したんだろうなあ、という印象。
「揺籃の星」の中では、その天変地異がどんなものだったのかがフィクションの中でリアルに展開されていく。SF的に展開される理論(というか屁理屈)に納得させられながら、大災害を目の当たりにするわけだ。映画「マトリックスレボリューション」の格闘を超えた超暴力、なんだか、すでに訳のわからんものになってたけど、これが地球規模で起きる。きついぞ、これは。しかも、3部作の1発目、上下巻。
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sho :
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解説にもあるように、ネタ元になってる理論がトンデモなのにもかかわらず、(いくつかおかしな点はあるものの)きっちりそれっぽい説明をつけて、いかにもこんな世界があり得そうに思わせてしまう力量はさすが。「トンデモ」が「事実」である世界で、既存の仮説に固執する科学者たちを愚かに描くことを通して、ホーガンの科学への愛がひしひしと感じられる作品になっている。これぞまさにホーガン(←つまり、政治関係の描写には目をつぶれ、ということ)。
ところで「ホーガン」で「三部作」と言えば、衝撃的だったデビュー作「巨人たちの星シリーズ」だが、あれは毎回「これですべて解決!」と思える結末が、次作でみごとにひっくり返されるのがカタルシスだった。このシリーズも三部作らしいので、このあとがどうなるのか楽しみでならない。
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最終更新 : Thu Aug 26 22:49:18 +0900 2004
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