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毎日かあさん カニ母編
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著者: |
西原 理恵子 |
出版社: |
毎日新聞社 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
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コメント: |
ウチは---たしか毎日新聞だったと思うんだけど---新聞を購読しなくなってだいぶ経つ。このマンガはどうやらその毎日新聞に連載されている(た?)らしい。
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このマンガに描かれている子供たちや大人たちがこんなに笑えるのは別段西原さんとこだからってワケじゃなくて、自分の子供がやりそうな事/自分が考えているような事がストレートに描かれているからじゃないかと思う。<br>
自分の子供のバカさ加減にあきれたり、あまりの頑固さに怒鳴りつけたり、なだめたりすかしたり。毎日家で子供と一緒にいる母親(といって不満があるなら親と読み替えられたし)ならどこの家庭でも似たようなもんだろう。ウチもそうだ。<br>
そういう扱いづらい生き物である子供を「ヤレヤレ」といいながら育てるのも同じ。<br>
でも、どこの家庭にもある出来事を「あるよね?あるよね?」と同意を求めながらスケベ臭く読者をつかもうとする類いのマンガではない。<br>
サイバラ家のお話の底に流れる「そんなこんなでとにかく人生は進む」ということを、マンガのコマの間に自分の家庭を見出してついついあてはめてしまう、そういうマンガ。 |
関連本棚: |
五つ星
tadahiro
yusasa
MIZUKI
wesson
ぽえぽえぱん
rolasip
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piroshi
suchi
うっじー
二段階右折
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Blue Note: The Album Cover Art
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著者: |
Graham Marsh |
出版社: |
Chronicle Books |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
JAZZ
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コメント: |
リード・マイルスの構成主義的デザインをこうして原寸大で連続して眺められるのはなかなかよろしい。<br>
ただ製本の仕上げがまずくて本の背のノリからページが剥がれてしまうのが難点。今売っている版は改善されているのかも。
ブルーノートは音が硬いのであまり好きではないのだが、ジャケットのデザインは別。 |
関連本棚: |
増井
wesson
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トルコで私も考えた 1 (ヤングユーコミックスワイド版)
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著者: |
高橋 由佳利 |
出版社: |
集英社 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
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コメント: |
楽しい。トルコを訪れた経験があると、さらに楽しい。<br>
たとえば、車の往来の荒っぽさはマンガゆえの誇張だからじゃなくてホントにそうなのだという事が行った人間にはよくわかる。<br>
行った事があっても住まないとわからないことが盛り沢山なのは現地人に嫁いだ作者ゆえのもの。かなり楽しめる。<br>
ちなみにこの本にある子供のあやし方「ピシピシ」は、ウチの子供たちには不評で泣きわめいて拒否されるのであった...。 |
関連本棚: |
りょん
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wesson
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プライド 2 (クイーンズコミックス―コーラス)
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著者: |
一条 ゆかり |
出版社: |
集英社 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
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コメント: |
「有閑倶楽部」の一条ゆかりによるマンガ。
(元)お嬢様とどん底の女と、女の扱いに長けた男と金持ちやり手ビジネスマンが絡むお話。
このヒトのマンガには必ずと言っていいほど「頭の切れる男」と「女の扱いがうまい男」の2種類の男が出てくる。もはや作品ごとの主人公なんかどうでもよくて、こういう種類の男を書く事をライフワークとしているかのようである。
で、このマンガにもそういう男が出て来て両極端の女の間でアレコレする、というのが超大雑把なストーリー。
ある程度予定調和的ではあるものの、そもそもの設定がいつも「自分とは全く縁のない世界」のお話なので文句を付ける気が起こらない。言ってみれば昼メロを見てるような感じ。(実際、このヒトの別の作品は昼メロの原作として採用された)<br>
こう言っていいのかどうかわからないけど、他に当てはまるカテゴリ名を思い付かないのでとりあえず少女マンガということで。 |
関連本棚: |
wesson
帝王
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Richard Meier, Architect Volume 1
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著者: |
Richard Meier |
出版社: |
Rizzoli |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
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コメント: |
1964年から1984年までの作品集。<br>
この作品集は「デザイナーが作る建築作品集」じゃなくて「建築家が作るデザイン集」といった感じで、あくまで建築家である事を貫こうとするマイヤーのストイックさが感じられる。<br>
この人の作品はプランの一部を特徴ある形態にしてZ軸方向にはそのプランのまんま持ち上げたようなものが多いのだが、マイヤーのすごいというか不思議なというか流石だと思うところは、Z軸方向に持ち上げられただけの(と思っていた)エレメント同士が立体として見ると絶妙のバランスをもって構成されるのをちゃんと計算している(と思われる)ところ。<br>
平面でみると「あぁ、ここで遊んでいるな」と感じ、立面で見ると「なんかおとなしいな」と感じ、アクソメで見ると「なるほど」と感じ、写真で見ると「ほぇー!」と感じる、というワケ。余計にわかりづらいかな...。<br>
※<a href="http://pitecan.com/Bookshelf/wesson/edit.cgi?isbn=0847813215">第2集</a>もある。 |
関連本棚: |
wesson
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ヒエログリフを書こう!
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著者: |
フィリップ アーダ |
出版社: |
翔泳社 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
言語リファレンス
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コメント: |
役に立たないムダ知識を冗談で身に付けようとしたわけじゃなくて純粋な知識欲でもってこの本を購入した、と言いたいところだけど動機の半分はやっぱり「なんかおもしろそう」って事だった。<br>
実際、期待を裏切らない楽しい本で、一番笑かしてもらったのが巻末にある「便利な質問」の章。<br>
「地球の歩き方」等の旅行ガイドブックによくある「こんなときはこの言葉」みたいなのと同じもの。<br>
まぁ、その、すぐ思い付くとおり、ヒエログリフで書いてあるわけで。<br>
「どこが便利やねん」と(笑) |
関連本棚: |
eiko-a
spi
veri
ひがき
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増井
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ハリー・ポッターと賢者の石(携帯版)
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著者: |
J・K・ローリング |
出版社: |
静山社 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
読み聞かせ用
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コメント: |
嫁さんと僕が特に何のトリガーがあったわけでもないのに二人同時に
「こどもに読んで聞かせたいなぁ」
と最近思った、という事があって今さらながら購入。
古本屋や図書館に行けばハードカバーがいつでも手に入るのにわざわざ本屋でこの携帯版を買ったのは、寝っ転がって読み聞かせる時に腕がだるくならないようにというショボイ理由から。
すでにDVDで何度も見てるから読んであげても
「そんなんじゃなかったよ」
とか、いちいちウルサイ。
でも5歳の子供にはよくわからないであろう表現も映像の記憶のおかげでなんとなく把握できているらしい。
ダドリー達をイギリス人らしくボロクソに表現するなどの細かい部分がこの本の面白さの一つなので、その辺が分かるようになった頃に読み返せばまた違った楽しみがあるだろう。 |
関連本棚: |
MA
seki
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嘘八百
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煩悩爆発とりかさん
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アップルデザイン―アップルインダストリアルデザイングループの軌跡
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著者: |
ポール クンケル |
出版社: |
アクシスパブリッシング |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
アップル
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コメント: |
タイトルのとおり、アップルのインダストリアルデザイン集。<br>
販売されたモデルはもちろん、開発中のモックアップやデザイン画、それからその当時についての文章がたくさん。<br>
モックアップにあった枠無しキーボードは現在のiMacやPowerMacシリーズに付属するキーボードで(現実的な解決策でもって)ようやく日の目を見たらしい。このデザイン集を見ると、Appleは過去にモロモロの要因で実現しなかったデザインを再検討して時代にフィットするようにリサイクルするということをわりとよくやるんだな、という事がわかる。<br>
ちょっと残念なのは文章というか解説がダレ気味であること。(アレ?僕がダレてるだけなのか?)<br>
文章削ってデザインを増やして欲しかった。<br>
※iMac発表以前に出版されたのでiMacは入っていない |
関連本棚: |
hide104
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じび
nobuo_o
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/wesson/3764313471
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著者: |
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出版社: |
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評価: |
4 |
カテゴリ: |
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コメント: |
25cm×45cm×4cmぐらいのデカイ&分厚い本で、タイトルの通り建築家ルイス・カーンの全作品の平面図/立面図/断面図/模型/エスキース/ドローイングなどが収められている。<br>
とはいえ、全作品ごとに上記すべてがあるわけではない。平面図も清書したものだったり実際のものだったり、単なるスケッチというか走り書きのようなものだったりする。より詳細な内容を求めている人にとっては(このデカさにも関わらず)物足りないかもしれない。が、この本のタイトルにある「Complete Work」は何も全成果物を指しているわけではない。
ルイス・カーンの足跡を追い、より深く知りたいならその作品についての別の書籍なりで調べる、という使い方がよろしいようで。<br>
※ちなみにウチの本棚の中では一番高価、だったように思う。学生の頃勢いで購入したから正確な値段覚えていないけど。 |
関連本棚: |
wesson
kw+hg
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ローマへの道 (小学館文庫)
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著者: |
萩尾 望都 |
出版社: |
小学館 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
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コメント: |
萩尾望都がバレエの漫画を描くとバレエは単なる素材になる。
バレエの技術的な話はほとんど出てこないので、バレエを軸に見たい人には物足りないだろう。 |
関連本棚: |
やぁ
wesson
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