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「おたく」の精神史 一九八〇年代論
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大塚 英志
講談社
ISBN: 4061497030
紀伊國屋,
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カテゴリ |
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評 価 |
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コメント |
うち :
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大塚英志の初期の評論には、大学紛争に遅れてしまった世代の感情がにじみ出ていたように思う。その中には、いわゆる全共闘世代があれだけ活発に見える運動をしながら、世の中に飲み込まれていったことに対する反発と、異なった戦略への模索が感じられていた。その後の時代の流れの中で、一般的な精神レベルで(生活ではなく)何が起こっているのかを整理し直そうという努力から生まれ出てきた本である。かなり限られた話題を扱っている本ではあるけれども、それだから、移り変わりがもっとも素直に反映している部分が映し出されているのではないかと思う。
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takanofumio_hatena :
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2009-06-13
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最終更新 : 2004-08-07 02:16:11 +0900
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