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9月11日の英雄たち―世界貿易センタービルに最後まで残った消防士の手記
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著者: |
リチャード ピッチョート, ダニエル ペイズナー |
出版社: |
早川書房 |
評価: |
2.6 |
カテゴリ: |
ノンフィクション
図書館
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コメント: |
主人公は、タワーリングインフェルノとポセイドンアドベンチャーの世界に放り込まれてしまった。<br>
巻頭には殉職した消防士の階級、名前、所属が数ページに渡って書き連ねてある。その数343名。倒壊するビルと運命を共にした者もいれば、飛び降りた一般市民の巻き添えになってしまった者もいる。<br>
北タワーの階段を上から崩れてきた構造物が圧縮した空気が吹き抜ける、その時の恐怖を想像することなどとてもできないが、仲間たちと運良く命拾いした主人公は、瓦礫の下からなんとかして脱出しようとする。その勇気と知恵、決断力には敬服するしかない。<br>
<br>署まで110km、HONDAのアコード(走行距離26万km)で通勤しているという話に、変なところで感動してしまった。
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関連本棚: |
もつくん
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カレーライフ
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著者: |
竹内 真 |
出版社: |
集英社 |
評価: |
2.5 |
カテゴリ: |
NHK青春アドベンチャー
図書館
小説
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コメント: |
小さな洋食屋を営むおじいちゃんが、お盆に集まった孫たちだけに振舞うの絶品カレー。そのおじいちゃんが亡くなった日に、いつかみんなでカレー屋をやろうと誓ったその孫たちが絶品カレーを復活させるまでのお話。カレー薀蓄本としては内用が薄いので、その辺に期待して読むと肩透かしを食うこと間違いなし。<br>
驚いたのは、青春アドベンチャーで聴いていた内容と同じだったこと。脚本の段階で多少エピソードを削ったり、入れ換えたり、組合わせたりして放送時間枠に納まるように脚色を加えるものだと思っていたのですが(いや、本末転倒なことを書いているとは承知しています)、読んでいて、これはラジオのあの場面だというのが、そのときの効果音や音楽ともに脳裏に蘇ってきました。<br>
最後のページ、主人公によりこの物語の回想が語られます。ってこれ、この本のストリーそのまんまじゃん!この分厚い本は半ページで語ることのできる物語をカレーという衣?をまぶして膨らませただけの立ち食いウドンのえび天だったのか!<br>というわけで、ラジオと同じだったわけが分かった次第です。<br>
補足 普通15分×10回のところ、カレーライフは15分×15回の放送だったので、ウドンのえび天というのは言い過ぎたかも。 |
関連本棚: |
もつくん
ナマケモノ
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広島市立大学 (2006年版 大学入試シリーズ)
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著者: |
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出版社: |
教学社 |
評価: |
2.5 |
カテゴリ: |
大学入試
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コメント: |
私が受験するわけではないです。<br>
2005年度前期試験物理第1問の問3の解答、間違ってんじゃないだろうか。物体Aの自転のことがまったく考慮されていないと思う。<br>
<a href="http://tk.files.storage.msn.com/x1pHWbealB97NPnhMfASuTkQ426bcrrMSI8XZHroIObf-8kGuTzTmrHAm4MS1qenKmNdlC_i7K8V3Fl7T5TwSrHuGUu-DpuqQDqFTEpP4oy4Wkf7ddreKC1pj45UpsB4GIP_NE-imjvXbg">書影はこちら</a> |
関連本棚: |
もつくん
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片手の音 ’05年版ベスト・エッセイ集 (ベスト・エッセイ集 (’05年版))
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著者: |
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出版社: |
文藝春秋 |
評価: |
2 |
カテゴリ: |
図書館
エッセイ
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コメント: |
数学者の藤原先生が、ネット将棋で実力では歯が立たないからと時間切れ勝ちを狙う話を書いている。相手の悔しがる様を想像して、モニターのこちら側で大笑いしてるのだそうですが、あまりいい趣味とはいえませんね。<br>
大半のエッセイが、いかにもエッセイという型にはまった感じで、どれもこれも古臭く感じられた。(旧本棚登録20051028) 2005/12/30 16:42:10<br>
ルールに則っているとはいえ、武士道には反しないのかしら。 |
関連本棚: |
もつくん
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ITな人びと
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著者: |
川畑 英毅 |
出版社: |
バジリコ |
評価: |
2 |
カテゴリ: |
図書館
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コメント: |
昔一斉を風靡した渡辺和博の金魂巻の焼き直し。金魂巻の○金(まるきん:お金持ち)、○貧(まるび:貧乏人)に対して、IT、非IT(イット、ヒットと読むのかな)な人を笑い飛ばしている本。<br>
個人的に受けたのは、舎弟にアカウントを作成してメーリングリストを主催しているITなヤクザさん、竹製の文字通り「竿竹」を担いで行商する非ITな竿竹屋さん。この竿竹屋さんが何故潰れないかというと、裏山から竹を切るので元手が0、担いでいくので運送経費が0、竿の長さの調整を現物合わせしてくれるので、そこそこ人気があるからだとか。本当にこんな竿竹屋さんがいるのか?<br>
立ち読み(全部読んでも小一時間かかりませんから)してから、買う、買わないを判断してください。
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関連本棚: |
もつくん
だれか
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二桁のかけ算 一九一九(イクイク) (黒松ブックス)
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著者: |
かえるさんとガビンさん |
出版社: |
ライブドアパブリッシング |
評価: |
1 |
カテゴリ: |
図書館
数学
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コメント: |
インドでは、教える先生によっては99×99までの答を覚えさせられることがあるそうだ。その結果、IT大国になったというけれど本当か?<br>
この本は11×11から19×19までの答を語呂合わせで覚えようという内容(例えば17×12=204はヒナ、ビキニ、匂うよ)だけど、乗法公式をちょっといじくれば簡単な暗算方法が見つかるというのに、なんちゅう無駄なことをしているのだろう。覚える労力と時間をもっと別のことに使おうよ。 |
関連本棚: |
もつくん
増井
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恋する潜水艦 (文学の冒険シリーズ)
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著者: |
ピエール マッコルラン |
出版社: |
国書刊行会 |
評価: |
1 |
カテゴリ: |
図書館
小説
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コメント: |
題名借りして大失敗。題名の通り、Uボートらしき潜水艦(←意思を持っていて結構わがまま)が本当に乙女(もちろん人間の)に恋してしまうという話。他に海賊の話なんかも。SFでもないしファンタジーでもない、ユーモア小説に近いのかな。私にはこのタイプの小説を楽しむ術がない。<br>
カバー裏に著者の写真。左肩に鸚鵡を乗っけた湯場婆(それもスコットランド風のハンチングを被っている)のような容貌だが、著者は男性。シャンソン作詞家としても有名だったそうな。 |
関連本棚: |
もつくん
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