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空想科学読本6 (空想科学文庫)
空想科学読本6 (空想科学文庫)
著者: 柳田理科雄
出版社: メディアファクトリー
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コメント: 『空想科学読本Q』では全国の書店で集めた疑問に、本巻では高校向けに発行された『図書館通信』に寄せられた質問に答えている。漫画や特撮だけではなく、古典の『大鏡』や『枕草子』が取り上げられているのには目を見張った。人間の空想は大昔から編まれていたと思うと感慨深い。『空想科学昔話読本』の執筆は本巻から着想を得たのかと思ってしまう。コブクロの歌詞の質問といい、今巻はオチにパンチが効いているなぁ。(2013年11月15日読了)
関連本棚: トンクル
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ONE PIECE 72 (ジャンプコミックス)
ONE PIECE 72 (ジャンプコミックス)
著者: 尾田 栄一郎
出版社: 集英社
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コメント: ドフラミンゴを倒すために、ドレスローザの小さき民達が動き出す――レベッカの過去によれば、人間をおもちゃに変えてしまう悪魔の実の能力を持つ者は、ドフラミンゴと結託する前から存在していたのだろうか。単体で見ると愉快な能力と見てしまいそうだが、頭の手腕によって、能力が脅威となるのかが決まるのだな(現実でも言えることだと思う)。(2013年11月9日読了)
関連本棚: トンクル
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読むだけですっきりわかる政治と経済 (宝島SUGOI文庫)
読むだけですっきりわかる政治と経済 (宝島SUGOI文庫)
著者: 後藤 武士
出版社: 宝島社
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コメント: 読むだけで分かるシリーズの世界経済編である。構成は中学公民を意識しているとのこと。アニメやゲーム等、メディア関連の話も合間に挟まれ、著者の専攻が関連してか、楽しんで執筆しているのが伝わってくる。泣く泣くページを省略する程話が長くなる理由が分かる気がする。数年前に始まった裁判員制度が挙げられていて、興味深い。教科書の内容の準拠というより、著者による読者への注意の喚起(三権分立の項等、中立的に書かれていない点)と捉えて良いかもしれない。自分が学生の時に習った内容とは異なる事項もあり、社会は時々刻々と変化しているのだと気づかされる。(2013年10月31日読了)
関連本棚: トンクル
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眠れなくなる宇宙のはなし (宝島SUGOI文庫)
眠れなくなる宇宙のはなし (宝島SUGOI文庫)
著者: 佐藤 勝彦
出版社: 宝島社
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コメント: 太古から現代まで、人類が抱いてきた宇宙への探求の歴史をたどった一冊である。知への興味は、宇宙に限らず、自分自身を知ることにつながっている。後半の宇宙の起源をめぐる理論を読んでいて、やはり読書は自分の知らない考えや世界を知るという点で楽しいものだと改めて感じさせてくれる。今年の11月28日に見えるというアイソン彗星を覚えておこう。アシモフの『夜来る』が読みたくなった。(2013年10月9日読了)
関連本棚: トンクル
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Dr.猫柳田の科学的青春―空想科学大戦!SPECIAL EDITION (第2集)
Dr.猫柳田の科学的青春―空想科学大戦!SPECIAL EDITION (第2集)
著者: 柳田 理科雄, 筆吉 純一郎
出版社: 幻冬舎コミックス
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コメント: 巻頭のカラーページの景色が第1集では昭和の街並み、第2集では屋内ときて、第3集はどこが描かれるのだろうか。今巻でも第1集の巻末で紹介された出来事(自動車、チキンラーメン、バレンタインデー)がピックアップされた。次巻以降には洋式トイレやフラフープが登場するのかと思うと、想像が膨らむ。『空想科学大戦』のアサハカの非科学っぷりは、猫柳田のせいだったのか。(2013年9月30日読了)
関連本棚: トンクル
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蝉の女 「人間やねん」短編集 (アクションコミックス)
蝉の女 「人間やねん」短編集 (アクションコミックス)
著者: 郷田 マモラ
出版社: 双葉社
評価:
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コメント: 遊郭や水商売、ホームレス等、闇に紛れて生きている人々の姿を描いた短編集である。起承では救われない役回りの主人公達だけあって、結で幸せの兆候が見えても、素直に受け入れられないところが印象に残った。人物自身だけではなく、空や音で感情を表している点も感慨深い。作者が描く三日月は闇を纏っていて、どことなく抽象的だ。(2013年9月24日読了)
関連本棚: トンクル
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セナのまわり道 (アクションコミックス)
著者: 郷田 マモラ
出版社: 双葉社
評価:
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コメント: こんな運転手がいたら、タクシーに乗ってみたい。大阪を舞台とした、女のタクシー運転手セナを取り巻く物語である。セナの歯切れの良さが小気味良く、読んでいてすっきりする。作者が描く大阪は、他の作品ともつながっていて、ファンには嬉しい。一つ一つのエピソードが、セナの(人生の)回り道なんだろうなぁと考えさせられる。(2013年9月19日読了)
関連本棚: トンクル
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Makoto (講談社漫画文庫 こ 3-12)
Makoto (講談社漫画文庫 こ 3-12)
著者: 郷田 マモラ
出版社: 講談社
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コメント: 『モリのアサガオ』を読んで、作者の他の作品も気になり、手に取った。霊が見える検察医が死者の想いを汲んで事件を解決していく話である。短編集で一つ一つの話がよくまとまっており、胸の温かくなるエピソードが多い。改めて、郷田氏はストーリーで訴える漫画家なのだと感じた。最後に、検察医つながりで『きらきらひかる』のヒロインが出てくるとは、作品を読みたい。(2013年9月18日読了)
関連本棚: トンクル
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最後の空想科学大戦!
最後の空想科学大戦!
著者:
出版社: ジャイブ
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コメント: 最終巻の舞台は、いよいよ宇宙へ――どのように宇宙へ話をつなげるのかと疑問に思っていたら、影のヒロイン・ズキンちゃん救出作戦と来たか。5年の歳月を経て刊行された最終巻は、カラーページも含め、作画やコマ割(一つ一つのコマが大きくなったのだろうか。前巻までの昭和を感じさせる芋臭い作風が好きだった。ヒカガクが別人に、ズキンちゃんが美化されすぎのような気がする)が大きく変化していると感じた。最終巻との間に出版された『Dr.猫柳田の科学的青春』も読みたい。ところで、ワルサーの顔の色って何色だろう。(2013年9月18日読了)
関連本棚: トンクル
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空想科学大戦 4 (空想科学文庫 14)
空想科学大戦 4 (空想科学文庫 14)
著者: 柳田 理科雄
出版社: メディアファクトリー
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コメント: ついにウーターマン(ウルトラマン)、仮名ライダー(仮面ライダー)、カガクゴー(マジンガーZ)といった特撮ヒーローの王道が一堂に会するときが来たが――SAMONのアサハカは墓穴を掘って、被害がますます拡大、猫柳田にトラディショナル重工業の社長も若気の至りにうつつを抜かし、いったい誰が迷惑千万か。科学も真っ青な空気感が何ともいえない。毎話の終わりに締められていた作者による考察が、第4巻(文庫版)で巻末に来ているのは、出版時期の都合によるものだろうか。(2013年9月18日読了)
関連本棚: トンクル
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空想科学大戦―空想科学COMICALIZATION (3)
空想科学大戦―空想科学COMICALIZATION (3)
著者: 柳田 理科雄, 筆吉 純一郎
出版社: メディアファクトリー
評価:
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コメント: 怪獣編、改造人間編と来て、今巻は巨大ロボット編だ。『空想科学読本』のガンダムの項で取り上げられた歩行の考察が漫画化され、絵で見るとますますリアリティがあった。前巻では、テーマが改造人間だけあって、人間ドラマが色濃く書かれて感情移入し、今巻は一つのロボットが科学的に成長していく様子に、手に汗を握った。『20世紀少年』の世紀末(1999年)に出てきた巨大ロボットがキャタピラで動いていたのは、理に適っていたのだな(その後のUFOは飛躍しすぎだと思ったが)。もはやズキンちゃんの惚れ性が名物と化している。(2013年9月17日読了)
関連本棚: トンクル
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空想科学大戦〈2〉 (空想科学文庫)
空想科学大戦〈2〉 (空想科学文庫)
著者: 柳田 理科雄
出版社: メディアファクトリー
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コメント: 前作は怪獣に関する考察、今巻は特撮の定番「改造人間」にメスが入れられている。仮○ライダーのパロディで、仮名ライダーというネーミングには思わず笑ってしまった。立ちはだかる科学の壁がいつも予想の斜め上を行っていて、次はどんな弊害がやってくるのかと胸が躍った。前巻の怪獣編はエンターテイメント性が強かったが、今巻は人が対象となっているだけにドラマがあり、移入できる点がある。科学的考察だけではなく、もととなった作品のねらいにまで迫るとはあっぱれだ。(2013年9月17日読了)
関連本棚: トンクル
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空想科学文庫 空想科学読本Q (空想科学文庫 21)
空想科学文庫 空想科学読本Q (空想科学文庫 21)
著者: 柳田 理科雄
出版社: メディアファクトリー
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コメント: Qというタイトルから、空想科学に関する質問を一挙に集めた本である。ナンバリングシリーズの6や6.5とは異なり、作者が全国津々浦々の書店に足を運んで集めた質問である故、特撮もの以外にも日常の事象にも答えている。 今回は一つの疑問にじっくりと20ページ前後費やすのではなく、数ページと小粒な仕様である。そのためターゲットとなる作品のエピソードにほとんど触れていないので、知らないと置いてけぼりを食わされる(いくつかあった)が、科学的な事象だけに集中できるという良い点もあった。毎度思うが、自分が知っている作品がお目見えする(殊にナウシカ、アンパンマン、キャプテン翼、次元大介)と、熱くなるものだ。(2013年9月11日読了)
関連本棚: hama トンクル
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ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学 (中公新書)
ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学 (中公新書)
著者: 本川 達雄
出版社: 中央公論社
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コメント: 『あなたのなかのDNA』が生物を構成する「ゲノム≠DNA」を研究対象とするならば、本作は動物のサイズと時間の関係性から、「生きる」とは何かという問題にアプローチしている。ゾウのような大きな動物、ネズミのような小さな生物では、代謝エネルギーが大幅に違うのかと思いきや相似関係があり、つながっているのには驚いた。生物の多様性や相似性を知ることは、我々人類を理解することにつながるのではないかという可能性を教えてくれる。(2013年9月10日再読)
関連本棚: worit sumikawa Gyaiiin m nml Koji らいさん rui 雑食 Fomal Haut Anemonefish 夢幻燈本舗別店書庫 のん KT 中学受験対策 れれれ 井上裕太 proro ぴーしゅけ gniibe banno null 農工大農獣医 芸術本 suchi ken さとほ QP11 stripes こゆ 権太の既読 pikopiko axd_old lookwest kzk2007 いぬ Dreamer ogijun トンクル
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Heaven?―ご苦楽レストラン (3) (Big spirits comics special)
Heaven?―ご苦楽レストラン (3) (Big spirits comics special)
著者: 佐々木 倫子
出版社: 小学館
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コメント: ロワン・ディシーが開店してはや半年――マイペースなオーナー、貧乏くじを引いてばかりのシェフ、お気楽な河合君の次は、資格マニアの山縣さんと来たか。20ページという限られたページ数で、毎度オチが面白い濃密な読み切りを描くとは、作者にあっぱれだ。「花見は無意識の墓参り」か、しみじみするなぁ。 (読了:2013年9月3日)
関連本棚: mrg M(貸し本可能) i@i Tarosa ふかふか トンクル
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Heaven?―ご苦楽レストラン (5) (Big spirits comics special)
Heaven?―ご苦楽レストラン (5) (Big spirits comics special)
著者: 佐々木 倫子
出版社: 小学館
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コメント: 試験にトラウマを持つ青年・伊賀観。山縣の助言のもとに、ソムリエ試験に臨む――今回は事の発端となる母はいないが、同類のオーナーが介入したということはまさか。経営コンサルタントや泥棒を以てしても、オーナーには敵う者はいまい。いつも思うが、ロワン・ディシーの電話の呼び出し音が「へるるるるぅ」とは、独特すぎる。この空気感があと1巻で終わってしまうとは、寂しいものだ。 (読了:2013年9月4日)
関連本棚: KarukuIppai Tarosa トンクル
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Heaven?―ご苦楽レストラン (6) (Big spirits comics special)
Heaven?―ご苦楽レストラン (6) (Big spirits comics special)
著者: 佐々木 倫子
出版社: 小学館
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コメント: 父親の海外転勤で辞職の危機に陥る観だったが――最終巻の終わり方にはしみじみとこみ上げてくるものがあった。お正月や札幌雪祭り等の季節ネタは、連載時には時節に合わせて掲載していたのだろうか。『チャンネルはそのまま!』の小倉部長似の鱸さんが何かしでかしてくれるかなと思っていたら、巻末にサービスがあって頼もしかった。本作のえもいわれぬ空気感は心地よかった、ありがとうございます。 (読了:2013年9月4日)
関連本棚: mrg あくび こきぞう たま子 ken-1 さとほ i@i Tarosa トンクル
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