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(158/165)冊
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QED 龍馬暗殺 (講談社ノベルス)
QED 龍馬暗殺 (講談社ノベルス)
著者: 高田 崇史
出版社: 講談社
評価: ★★☆
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コメント: 歴史上の謎解きメインの作品と現実の事件メインの作品とがあるが、これは後者。幕末というかなり物証がある時代だからか、いつもより謎解きのワクワク感は少ない。現実の事件は(実際に)閉鎖された村での出来事なので、ドロドロしつつもこちらの方が興味深い。小松崎さんが登場する必要はあるのか……? 2013年7月19日~21日
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ぬしさまへ (新潮文庫)
ぬしさまへ (新潮文庫)
著者: 畠中 恵
出版社: 新潮社
評価: ★★★☆
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コメント: 「しゃばけ」のメンバーによる短編集。短編の方がテンポが良くて、作品一つ一つの質が高い。コテコテの時代小説より気軽に読める文体と説明の簡略さが好まれそうではあるが、やっぱり推理物ではない。 2013年7月15日~16日
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宇宙消失 (創元SF文庫)
宇宙消失 (創元SF文庫)
著者: グレッグ イーガン
出版社: 東京創元社
評価: ★★★☆
カテゴリ:
コメント: 古い作品ながらも、内容は全く古くない! 物理学がわからない人間にはちょっと不親切な部分もあるが、その場合はフィクションとして捉えるのが良し。細かい設定が凝っていて面白かった。 2013年4月下旬~5月上旬
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QED 諏訪の神霊 (講談社ノベルス)
QED 諏訪の神霊 (講談社ノベルス)
著者: 高田 崇史
出版社: 講談社
評価: ★★★☆
カテゴリ:
コメント: 今回は、主人公が現実の事件にもある程度興味を持っていたため、現実の事件とお諏訪様の謎解きが有機的な関連を持っていたので○。謎解きも初期のころほどではないがダイナミックさがあったが、登場人物が多いせいか中弛みしてしまう。 2013年8月21日~23日
関連本棚: dh4189 ピロコ
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刺青・春琴抄―吉野葛、蘆刈 (愛と青春の名作集)
刺青・春琴抄―吉野葛、蘆刈 (愛と青春の名作集)
著者: 谷崎 潤一郎
出版社: 旺文社
評価: ★★★☆
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コメント: 前評判通り、確かに文章は巧い。作風というか作品の指向に癖があるが、そのくせ妙なリアリティがあるのに驚いた。表題作は特に、「春琴」が実在するかの錯覚に陥る。個人的には「蘆刈」が(これまたドロドロしているが)面白かった。読まず嫌いは良くないなと反省。 2013年5月下旬
関連本棚: ピロコ
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RDG3  レッドデータガール  夏休みの過ごしかた (カドカワ銀のさじシリーズ)
RDG3 レッドデータガール 夏休みの過ごしかた (カドカワ銀のさじシリーズ)
著者: 荻原 規子
出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング)
評価: ★★★☆
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コメント: 第2巻で登場した人物たちの思惑や背景が見えてきて、徐々になんじゃそりゃー…の様を呈している。うーん、どこまで風呂敷を広げるつもりなのか。2・3巻でまだ高校に入って数カ月。今後の伏線も含めると、何巻まで続けるつもりなのかちょっと不安にもなる。主人公が少しずつ成長している…と思う。 2013年9月2日
関連本棚: 鳴葉 ピロコ
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風の海 迷宮の岸 十二国記 (講談社文庫)
風の海 迷宮の岸 十二国記 (講談社文庫)
著者: 小野 不由美
出版社: 講談社
評価: ★★★☆
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コメント: 主人公は蓬莱生まれの麒麟・泰麒。純真無垢な(でも自尊感情が低い)少年が、その素直さを軸にさまざまな人の助けを借りて大役を果たすところまで。前作「月の影 影の海」登場人物の再登場(時系列としては前作より前)がスパイス。 2014年5月
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月のころはさらなり
月のころはさらなり
著者: 井口 ひろみ
出版社: 新潮社
評価: ★★★☆
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コメント: 方言による会話と「鈴ならし」「魂翔け」などの神さびた単語によって、ちょっとちょっと特殊な田舎の庵が浮かんでくる。その特殊性を活かしきれていない感もあるが。子どもたちと大人の葛藤と成長の物語。読後感は希望を持たせ、すっきり。 2014年5月
関連本棚: まーも ピロコ
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月の影 影の海(上) (講談社文庫)
月の影 影の海(上) (講談社文庫)
著者: 小野 不由美
出版社: 講談社
評価: ★★★☆
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コメント: 時間ができたので読み直し。ティーン向けではあるものの、波風立たない生活を送ってきた(送らされてきた)主人公が、突如わけのわからない世界に放り込まれ、信じては裏切られ、血なまぐさい中で徐々に自立していく過程は、結構エグイ。この後の展開を知っているからこそ、上巻では謎が謎のまま、主人公に救いがないことに改めて驚いた。 2014年4月
関連本棚: aruto tkmr nnh はい@ 鍛鉄 k_no リッキー叔父さん m-use koic bit78 kanapon masahino 有栖川 Ring 講談社文庫の100冊 佐治道綱 ababincho 平蔵 go.tekuteku ピロコ
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夜の国のクーパー
夜の国のクーパー
著者: 伊坂 幸太郎
出版社: 東京創元社
評価: ★★★☆
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コメント: 久しぶりの伊坂作品。ファンタジー色の強い書き下ろし。いつも通りに伏線はあちこちに張られつつも、オチは完全に読める。オチを読ませる伏線やオマージュ的な構成まで含めて楽しむものかもしれない。個人的には登場人物のネーミングが好きだった。2013年7月23日~26日
関連本棚: ピロコ kasta
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犯人に告ぐ 下 (双葉文庫)
犯人に告ぐ 下 (双葉文庫)
著者: 雫井 脩介
出版社: 双葉社
評価: ★★★★☆
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コメント: 「劇場型捜査」による犯人とのやり取りに加えて、異端児である主人公のやり方への批判と孤立、身内の足の引っ張りあいと駆け引き、再燃する6年前の事件など見所が多く、飽きさせないスピード感でクライマックスまでゆく。エピローグはもう少し丁寧に登場人物たちのエピソードを描いていいのでは?とは思うが。 2013年8月2日~3日
関連本棚: re_guzy fulmine UNO takuji nozz -2007 fumiya 権太の既読 ピロコ
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テロリストのパラソル (角川文庫)
テロリストのパラソル (角川文庫)
著者: 藤原 伊織
出版社: 角川書店
評価: ★★★★★
カテゴリ:
コメント: 江戸川乱歩賞・直木賞受賞作品。噂通り、個性的な登場人物たちがテンポよく話を転がしていく。アル中主人公の、ダメ男なんだけどハードボイルドで世間とズレることを気にしない生き様に惚れる。後半のオチは少々安易に感じるけれど、ちゃんとしたミステリー。 2013年8月29日~30日
関連本棚: よー ピロコ
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プリンセス・トヨトミ
プリンセス・トヨトミ
著者: 万城目 学
出版社: 文藝春秋
評価: ★★★★★
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コメント: 豊臣家の末裔を守る使命を帯びた大坂国、という設定から興味をそそる。対するのが会計監査に特化した機関だからか、イマイチ権力的な対立構造が浮き立たないが、逆に大坂国民の市井に暮らす一市民としての臨場感があっていいのかも。 2012年7月11日~13日
関連本棚: ma kimbook go.tekuteku ピロコ Mikan Akashita nobuo_o
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風が強く吹いている
風が強く吹いている
著者: 三浦 しをん
出版社: 新潮社
評価: ★★★★★
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コメント: かなりいい青春小説。駅伝に興味がない私でも、来年は違った気持ちで駅伝を見ることができそうだ(そんなバカな…)。随所にご都合主義の感はあるけれど、爽快な走りっぷりと、一年かけて成長していく若者たちが良い。途中で表紙を見直すこと請け合い。 2012年6月25日~26日
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イメージを読む―美術史入門 (ちくまプリマーブックス)
イメージを読む―美術史入門 (ちくまプリマーブックス)
著者: 若桑 みどり
出版社: 筑摩書房
評価: ★★★★★
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コメント: お勧めいただいた通り、面白かった。美術史は美術の歴史を学ぶのかと思いきや、美術(絵画、彫刻、工芸などなど)を通してその作品が何を表しているのかという、作者の思想や作品の背景をあぶりだしていくものだったとは。実際の絵画をもとに行われる分析がわかりやすくて興味深い。 2013年9月5日
関連本棚: ピロコ
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死神の精度
死神の精度
著者: 伊坂 幸太郎
出版社: 文藝春秋
評価: ★★★★★
カテゴリ:
コメント: これは唸るほど上手い。死神の、真面目にずれている、すっとぼけた(本人はいたって本気)キャラクターが良い。死亡候補者が適当かどうか一週間調査する「調査部」の死神と、死亡候補者とのストーリー。「重力ピエロ」の登場人物がひょっこり登場したりと、ファンが楽しめる内輪ネタも。 2012年11月16日
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告白
告白
著者: 湊 かなえ
出版社: 双葉社
評価: ★★★★★
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コメント: 圧倒的。どうせ、話題の本でしょうと高をくくっていたところ、かなり「読ませる」内容だった。語り手が変わることで、真実が少しずつ見え始め、全体を俯瞰することができる。最後まで予想を裏切りながら展開していくストーリー。 2012年6月13日
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猫を抱いて象と泳ぐ
猫を抱いて象と泳ぐ
著者: 小川 洋子
出版社: 文藝春秋
評価: ★★★★★
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コメント: とても不思議な感触の読後感(というより、読書感) 二枚貝の殻の中に静かに眠っているものを、そっと覗いている感覚を抱く物語。面白味がないわけでも展開がないわけでもない。むしろ、「広大なチェスの海」の果てしなさを目前にして、ほんの一端をかじるくらいの壮大な世界観と、トランクひとつ分くらいの小体な空間の両方を備えた良質な作品 2013年1月10日~11日
関連本棚: milue go.tekuteku ピロコ
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サマータイム (新潮文庫)
サマータイム (新潮文庫)
著者: 佐藤 多佳子
出版社: 新潮社
評価: ★★★★★
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コメント: 「サマー・タイム」というタイトル通り、主人公たちに関わる幾年かの夏の日の物語。登場人物がクセがありつつ魅力的で、からりと晴れた日も、雨降りの日もありつつ、読後感が良い! 短編4編を収録。 2012年9月5日
関連本棚: トリゴシ苦労 Breathe matoken 香澄 だいすきな小説・詩集・エッセイなど 箕崎 piroshi ピロコ
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陽気なギャングの日常と襲撃 (祥伝社文庫)
陽気なギャングの日常と襲撃 (祥伝社文庫)
著者: 伊坂 幸太郎
出版社: 祥伝社
評価: ★★★★★
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コメント: 前作に続き、笑いっぱなしだった。登場人物たちの個性が光りまくって、暴走しているくらい。4人組が一人一人で活躍する4編と、それらの背景が織り込まれて、新しく事件が起こっていく後編は、これぞ伊坂節、といった感じ。 2012年6月11日~12日
関連本棚: 権太 reiko510の2009 ピロコ Mikan Akashita
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