もつくん2_deleted000_deleted000 :
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私が、最初にエッシャーを知ったのは都築卓司著「マックスウェルの悪魔」(講談社ブルーバックス)を読んだときだと思う。永久機関の章で「滝」が挿絵として使われていたのだ。
無名だったエッシャーが日本に紹介され興味を集め、展覧会に多くの人が足を運び、やがて800点、7億円相等のコレクションを日本の一個人が手にするようになった経過を、その時々の背景とともに描き出した作品。
装丁だけでなく、随所に作品が使用されていて、読む目を楽しませてくれる。
大伴昌司が1968年に少年マガジン(ジョーと力石の試合の頃)の表紙で18週にわたってエッシャーの作品を紹介したらしいが、記憶に残っている人はいるのだろうか。
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