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Here Comes Everybody: The Power of Organizing Without Organizations
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著者: |
Clay Shirky |
出版社: |
Penguin Press HC, The |
評価: |
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カテゴリ: |
ネット社会
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コメント: |
<a href="http://kashino.exblog.jp/7109737/">http://kashino.exblog.jp/7109737/</a>
<pre>
> "Here Comes Everybody"は最近のネット世界を巡るかなり優秀な
> レビューになっている。CGMなんてバズワードはそれこそ一瞬で
> 死んじゃったけれど、ネットとは…なんて偉そうなことをいいたければ、
> これ読んでないとヤバいんじゃない?
</pre>
<li>集団を作ることが超簡単になったことによる社会変化について書いているらしい
<li>新たなコミュニケーション手段が増えてきたこと == 集団を作りやすくなったこと、なのかいな?
「集団」と定義できるほどはっきりできないこともあると思うが。
<li>たとえば「2chねらー」という集団は実在するのかしないのかよくわからないと思うけど。
「集団」に注目して面白い議論が展開されるのだろうか...?
<li>1. タクシーに置き忘れたケータイを返さなかった奴に世界中から攻撃が来た話。
簡単にグループができる時代になった。
<li>2. 単なる情報共有(Flickr)/
協調作業(会話とか)/
協調して何かを作る作業(Wikipedia)/
協調して暮らすこと(税金を払う生活)/
の4段階がある。最後のものは個人的には我慢が必要であり、ネット上ではまだ少ない。
<li>3. 誰でも出版できるようになったからジャーナリストとか
プロ写真家とかの意義が薄れた。
数が少ないという理由でプロが存在する職業は危うい。
ジャーナリストととブロガーの区別なん無い。
グーテンベルク以前は筆記者という職業が存在したがそんなものはもう無い。
<li>4. 通信か放送かは人数で決まる。ブログでもみんなが読めば放送と変わらない。
一対一対応は不可能。
<li>When we call something intuitive, we often mean familiar. (Esther Dyson) (p96)
<li>Communications tools don’t get socially interesting until they get technologically boring (p105)
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