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夜のピクニック
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恩田 陸
新潮社
ISBN: 4103971053
紀伊國屋,
Amazon,
WebCat
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カテゴリ |
北上次郎選
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評 価 |
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コメント |
増井 :
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件の高校の出身者はこの本がすごく面白かったと言っていましたが、自分のよく知ってる話だから面白かったのか小説が面白かったのか自信がないと言ってました。恐ろしいイベントがあるもんですよねぇ。
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たこ :
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久しぶりに、寝不足もなんのそので読んだ。
とある高校の1泊2日80キロ踏破する、「歩行祭」なるものが舞台。
もう設定からして、私にとっては意味不明で面白かった。「歩行祭」のために、全校生徒のジャージが「白」であるとか、3年生にもなると、途中で脱落するのがイヤで泣き出す子が出てくるとか、まったく細々とした設定がツボをおさえる。
きっと高校生が読んでも、新入社員が読んでも、バリバリ仕事をしている40代が読んでも、おじいちゃんが読んでも、それぞれの世代の楽しみ方ができる本なのでは、と思った。
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Taicho :
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夜を徹して八十キロを歩き通す、高校生活最後の一大イベント「歩行祭」。
三年間わだかまっていた想いを清算すべく、あたしは一つの賭けを胸に秘め、当日を迎えた。。貸出中
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タカヒロ1 :
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高校生が徹夜で80キロ歩く話。
その80キロの中で、少年少女がたわいもない話や、たわいもある話をする。修学旅行の夜に似た感じ。「おまえの好きなやつだれだよ」的のり。なのだが…まあ、それだけじゃなく、いろいろあるのは当然で。読んだ人は80キロ、徹夜で歩きたくなるかも。淡々とした内容の中にも青春のあの感じ満載。素敵。映画にもなった。
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農工大農獣医 :
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高校時代、みんなでそろって何かをした思い出とこの話がオーバーラップします。郷愁をそそられる1冊です。(07155031)
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平蔵 :
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恩田陸氏の母校の伝統であるらしい「歩行祭」(24時間ひたすら歩き通すという行事)を題材にした長編小説。この歩行祭、在校中は憂鬱の種だが、卒業してみれば懐かしくなる摩訶不思議な行事とのこと。おそらくこれは恩田氏本人の感慨なのではあるまいか。ご本人が経験しただけあって、ディテールの細やかさはただごとではない(1時間ごとの小休憩には、靴下を脱いで足を乾かしておかないと、後半歩けなくなってしまうらしい。なるほどぉ)。今更青春小説を読むのはきついかな、と思いながら読み始めたのだが、しょっぱなから登場人物の「事情」にぐいっと引き込まれた。
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最終更新 : 2005-05-01 09:48:46 +0900
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