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バッタ・コオロギ・キリギリス大図鑑
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| 著者: |
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| 出版社: |
北海道大学出版会 |
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チョウ・ガ・トンボ・カミキリ・カメムシ・ゲンゴロウ・クワガタ・コガネムシ・土壌動物・水生昆虫・アリに続く大図鑑の系譜の最新の本(註: これらはシリーズではない)。
やはり今後は、各分類群ごとに図鑑が作られていくことになるのであろう。
明治以来、昭和中期まではできるだけ多くの全ての昆虫を一冊あるいは分冊にまとめる傾向が強かったが、考えられない程の多様性をもつ昆虫は、その発想の限界を示し、現在はインターネットを介して頻繁に更新される「web図鑑」時代に突入した。
すでにハナアブ・その他のハエ類・ガなどがweb図鑑を作成中である。
本図鑑の構成は、同出版社による先のトンボ大図鑑同様、図版と解説が別れる形式を採用しているが、使い勝手はよくない。
講談社の大図鑑のようにそれぞれを分冊とするか、保育社のように図版に近い場所に解説をレイアウトする形式がよいのではないだろうか。
図版は非常に美しいが、もう少し拡大してほしかったが、この辺は極端に縦長なバッタ類の体形のせいでもある。
ステレオグラムによる交尾器の掲載は画期的なものであるが、個人的に立体視は苦手である。 |
| 関連本棚: |
紙魚
龍州
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わたしの研究 イラガのマユのなぞ (わたしのノンフィクション)
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| 著者: |
石川 象二郎 |
| 出版社: |
偕成社 |
| 評価: |
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| カテゴリ: |
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| コメント: |
偕成社「わたしのノンフィクションシリーズ」の一冊。
昆虫好きなら誰でも感じたことがあるであろう、イラガの繭の模様の「なぜ」を大切に育てた本と言うべきであろう。
疑問を科学的な問題としてとりあげ、観察し、考察し、検証していく著者の語り口は子供達の心をとらえるに違いないし、何よりも彼ら自身が、自分の「なぜ」を追求していくきっかけになるであろう。
理科教育の危機が叫ばれる昨今であるが、これを教育現場で実践することは難しいのであろうか。
学校が学ぶ場所であること自体は時代の違いはないはずである。
是非子供達の「なぜ」という気持ちを育ててあげたいものである。 |
| 関連本棚: |
紙魚
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新応用昆虫学
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| 著者: |
斎藤 哲夫, 平嶋 義宏, 中島 敏夫, 松本 義明, 久野 英二 |
| 出版社: |
朝倉書店 |
| 評価: |
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| カテゴリ: |
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| コメント: |
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| 関連本棚: |
紙魚
龍州
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動物個体群の生態学
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| 著者: |
内田 俊郎 |
| 出版社: |
京都大学学術出版会 |
| 評価: |
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| カテゴリ: |
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| コメント: |
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| 関連本棚: |
紙魚
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エピソード科学史 1 化学編 (現代教養文庫 736)
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| 著者: |
A.サトクリッフ, A.P.D.サトクリッフ |
| 出版社: |
社会思想社 |
| 評価: |
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| カテゴリ: |
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| コメント: |
科学書は徹底して事実を記述するが、事実を含みながらも削られてしまうのが発明・発見に関わる逸話である。
こうした本は一般人にも入りやすく、また興味の対象を拡げてくれる。
図書館にあったら一度は手にとっていただきたい。 |
| 関連本棚: |
あんじぇ
紙魚
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