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磁力と重力の発見〈3〉近代の始まり
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山本 義隆
みすず書房
ISBN: 4622080338
紀伊國屋,
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評 価 |
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Fomal Haut :
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山本義隆「磁力と重力の発見」全3巻の21章とあとがきを読んだ。いい。
第17章 ウィリアム・ギルバートの『磁石論』
第18章 磁気哲学とヨハネス・ケプラー
第19章 一七世紀機械論哲学と力
第20章 ロバート・ボイルとイギリスにおける機械論の変質
第21章 磁力と重力—フックとニュートン
第22章 エピローグ—磁力法則の測定と確定
以下、拾い読み
「磁力のような霊魂的なあるいは魔術的な遠隔力を拒否し、そのからくりを解明することによって魔術を解体できると考えた機械論は重力の説明に挫折した。
これに対してニュートンは、精密な観測にもとづいて重力を厳密な数学的法則に従わせることによって、言うならば魔術的な遠隔力を合理化したのである。」
山本義隆といえばかつての東大全共闘の議長で、ある種、まだ闘争を継続中とも言えます。
彼がそのまま理論物理に進んでいれば当然切り開いたであろうクオーク理論や宇宙ひも理論などへの科学史的考察を期待したい。
全共闘用語基礎知識
http://www.asahi-net.or.jp/~gr4t-yhr/zenkyoto_a.htm
本棚.org
http://www.hondana.org/programs/category.cgi?shelf=Fomal+Haut&category=%B2%CA%B3%D8%CF%C0%B7%CF
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最終更新 : 2007-06-10 01:35:27 +0900
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