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声で楽しむ「平家物語」名場面 (CD BOOK)
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著者: |
鈴木 まどか |
出版社: |
講談社 |
評価: |
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平家物語の名場面とその要訳,それに著者鈴木まどかさんのコメント,エッセイが載る。また,各名場面のさわりの部分の語りと平家琵琶をCDで聴くことができる。聴くことにより,平家物語の幽玄な雰囲気の一端に触れることができる。平家物語は語りと琵琶で聴くのが本来的な鑑賞方法だと思うので,この本は平家物語の入門としてお薦めできる。
著者による語りは,綺麗な女声で聴きやすい。その反面,迫力のようなものはあまりないが,著者は,「語るとき感情を露にするのは無粋である。」と言っている。女声でもあるので低音が十分出ないのはしかたがないか。また,昔の日本語と今の日本語の発音の違いも分かって,興味深かった。
CDの録音はどうもモノーラルに聞こえる。なぜステレオ録音にしなかったのか,残念だ。ステレオ録音なら,演奏の場の雰囲気をより生々しく感じ取ることができたかもしれないからだ。 |
関連本棚: |
Akio
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基本死活辞典
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著者: |
江場 弘樹 |
出版社: |
エフエー出版 |
評価: |
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コメント: |
隅や辺でよく出来る基本形について,黒番だとどうなるか,白番だとどうなるか,ハネがあるとどうなるか,サガリがあるとどうなるか,ダメが詰まるとどうなるか,あくとどうなるか,と,その派生形を網羅的に研究・解説した本。
死活事典の類は多いが,こういう本はほかにないのではなかろうか。我々アマチュアにとって非常に役に立つ。必携書と言ってよい。多くの派生形を扱っている関係で,取り上げている基本形の種類が類書に比べ少ないのはやむを得ない。
本書は,中国語に翻訳され,日本でよりも中国での方がたくさん売れたそうだ。
今絶版中だが,著者のサイトから買うことができる。あるいは,サイト上で直接読むこともできる。無料でダウンロードもできる。
http://www.h-eba.com/heba/JITEN/jiten0-1.html |
関連本棚: |
Akio
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盤端の奇跡―初心者から有段者への特急券
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著者: |
中山 典之 |
出版社: |
日本棋院 |
評価: |
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コメント: |
普通,詰碁の本というと,読みを鍛えるために我慢して読むもの,という印象をもっていたが,本書は違った。面白い。昨年末に買って,正月休みの間,テレビも音楽も外出も遠ざけてずっと読みふけってしまったのだ。なぜそんなに惹きつけられたか。それは,鮮やかに技が決まる面白い問題がずらりと並んでいるからである。しかもそれほど難しくない。鮮やかに決まる問題というのは記憶に残りやすいから,後々の実戦のときにも役に立つだろう。詰碁嫌いの人々に広く薦めたい。 |
関連本棚: |
Akio
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判例国際法
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著者: |
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出版社: |
東信堂 |
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コメント: |
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関連本棚: |
Akio
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