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図書館戦争 図書館戦争シリーズ (1) (角川文庫)
図書館戦争 図書館戦争シリーズ (1) (角川文庫)
著者: 有川 浩
出版社: KADOKAWA/角川書店
評価:
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コメント: 代表作のひとつと認識していましたが、有川さんの軟弱なやつにはまってからも、なぜか手が出ず、レビューやあらすじの事前チェック無しで読み始めました。フィクションの背景というか前提を理解するのと用語に苦しんで、最後まで「こんなのありえないだろ」、という違和感は継続です。しかしながら、「いやー、面白かった!」 違和感を上回るいつものパターンの軟弱なやつ、「不器用な硬派」と「活発なのに純情でウブ」のやきもきするドタバタコメディーにすっかりやられてしまいました。 行きつけのブックオフと本屋には2巻がなかったので、手元にあった別冊Ⅰに、途中すっ飛ばして手をつけ始めました。さらに甘々で痒すぎでやめられない。少女マンガに嵌っているのと似たり寄ったりの気がして、なんだか情けない。2014ー010 【追記 】DVDも見てしまった。原作のイメージ損なわずよくできてた。満足です。 【追記】2015_059
関連本棚: reiko510の2011 すぐなくぅず M.A eriko AkizoMickeyGo みやぽん suchi
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雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行 (新潮文庫)
雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行 (新潮文庫)
著者: 村上 春樹
出版社: 新潮社
評価:
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コメント: 世界遺産の勉強していて、旅好きの同僚から本書をすすめられました。2級合格したのにアトス山わかっていなかった・・・。アルゴの冒険も出てきてビックリ。 受難図の描写に笑いました。「たとえば釜茹でにされている聖者がいる(この人はちょっと弱ったなという顔をしているが、特に熱そうでない)」・・・ 「物事がとことん上手く運ばないのが旅である。上手く運ばないからこそ、我々はいろいろな面白いもの・不思議なもの・唖然とするものに巡りあえるのである。そして、だからこそ我々は旅をするのである。」 ヴァン猫と一緒に泳ぎたい!うーむ、旅がしたいな! 2015-058
関連本棚: いわし bianco Ken5 yusuke としあき Masakim hal920 みちるん QP11 岸リトル AkizoMickeyGo
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有頂天家族 (幻冬舎文庫)
有頂天家族 (幻冬舎文庫)
著者: 森見 登美彦
出版社: 幻冬舎
評価:
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コメント: 「面白きことは良きことなり!」 ようやく読んだ、ですけども、とっても面白かった。こういうナンセンスなのは実はとても好きです。まったくストーリーに対して意味なさそうですが、狸がお尻を冷やさないことがとても大切だと描かれているのが、とっても可愛くてほっこりしました。ほどほどの幸せって狸も天狗も人間も大切ですね。 作者の妄想をベースとしたストーリー展開、けど京都ってこんなことがほんとにあっても不思議じゃない何かがあります。 「阿呆の血のしからしむるところだ」「食べちゃいたいほど好きなのだもの」よく気持ちがわかります。阿呆ならぬばーかですので。 2015-057
関連本棚: reiko510の2010 tambourine milue moko lumo AkizoMickeyGo
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きつねのはなし (新潮文庫)
きつねのはなし (新潮文庫)
著者: 森見 登美彦
出版社: 新潮社
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コメント: 森見さん二作目でしたが、難易度の高いものに手を出してしまったようです。けど、なんか心に残ります。次は楽しいの読もう。 2015-056
関連本棚: blackbird AkizoMickeyGo くわーてぃ
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くわしく学ぶ世界遺産300 世界遺産検定2級公式テキスト
くわしく学ぶ世界遺産300 世界遺産検定2級公式テキスト
著者: 世界遺産検定事務局
出版社: マイナビ
評価:
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コメント: 実質二週間位の勉強で本日検定受験。結構意地悪な問題が多かった。多分大丈夫だけど疲れはてて自己採点する気力なし。次は一級?【自己採点】91点!悩んでエイやっが結構あたった。 2015-053
関連本棚: AkizoMickeyGo FP310T
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書店ガール 4 (PHP文芸文庫)
書店ガール 4 (PHP文芸文庫)
著者: 碧野 圭
出版社: PHP研究所
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コメント: テレビドラマの評判は散々でしたが、個人的にはそこそこ気に入って見ていました。 お話としては新しいキャラがでてきて、途中からお馴染みの二人にバトンタッチするのかと思っていたら、なんとそのまま。 けど、この二人の物語、とっても良かった。 これまでの三冊には、人を恨んだり僻んだり、陥れたり妬んだりと、なんかドロドロした所が結構出て来たような印象がありますが、今作では悪い人や人としての嫌な所は、クレームを言うおっさん以外ほとんど出てこない所が、甘ちゃんの私にはこれまで以上に好ましかったのかもしれませんが。この新しい二人がこの後、どう仕事に向き合うのか、恋はどうなるもか、ぜひぜひ続きが読みたいです。 2015-052
関連本棚: reiko510の2015 AkizoMickeyGo
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神の時空 -三輪の山祇- (講談社ノベルス)
神の時空 -三輪の山祇- (講談社ノベルス)
著者: 高田 崇史
出版社: 講談社
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コメント: 図書館本差込み。昨日のお風呂と今日の午前であっさり読了。 ちょっとお気に入りのこのシリーズの最新巻が、なんか惹かれるものがあってこのところ二度参拝した大神神社が舞台とあってとても楽しみにしていましたが、概ね期待を裏切らず面白かったです。三輪山や大神神社のウンチクも増えてまた行きたくなりました。怨霊や謎の敵とのミステリーと言うかサスペンス的な展開はともかくとして、そもそもの次女を蘇らせる期限が迫ってるのに、なんかほのぼのと切迫感が感じられないのは、全体構造に無理があるように感じられますが、面白いからいいや。 2015-051
関連本棚: AkizoMickeyGo
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幕末まらそん侍 (ハルキ文庫 と 6-1 時代小説文庫)
幕末まらそん侍 (ハルキ文庫 と 6-1 時代小説文庫)
著者: 土橋 章宏
出版社: 角川春樹事務所
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コメント: 週末のお風呂読みであっさり読了。史実をベースとはぜんぜん知りませんでしたが、超高速!参勤交代と同様に笑いあり、涙あり、ロマンス?あり、サスペンスありで映像向けですね。映画化が楽しみです。連作のそれぞれが、モラルや働く意義、格差などの現代の課題に擬えた課題提起がなされていると解説されていましたが、そんなことは抜きにして単純に爽快で楽しかったです。ごちそうさまでした。2015-048
関連本棚: AkizoMickeyGo
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一路(下) (中公文庫)
一路(下) (中公文庫)
著者: 浅田 次郎
出版社: 中央公論新社
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コメント: 久々に読み進めてしまうのが惜しいような感覚。御殿様の心の底が時には心の叫びで、時には実際の言葉として現れ、そこにはユーモアと真情とが織り交ぜられてなんとも言えない魅力がある。その他の脇役の人たち、さらには馬や池の鯉まで、いろんな言葉でストーリーや背景や歴史・時代の描写を深めていってとても面白い。一方で、主人公の描写はちょっと希薄かな。それと読み終えるのを惜しんで読んでるのに、御家騒動の最後のバタバタとした決着はもうちょっと丁寧にして欲しかったかな。そこだけ残念。少々がっかり感のあるテレビが、この後どうリカバリーするのか楽しみ。 2015-046
関連本棚: reiko510の2015 AkizoMickeyGo
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一路(上) (中公文庫)
一路(上) (中公文庫)
著者: 浅田 次郎
出版社: 中央公論新社
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コメント: テレビが先になってしまいましたが、こっちの方が断然面白い。ていうか、テレビぜんぜんお話違うやん! 殿様の人となりが最高!。 「痛い」「面倒くさい」というのも我慢して、ひたすら「大儀である」「祝着である」と神秘を演じる姿がなんともユーモラス。その実はとても賢く人情深く魅力的で、完全に主人公の一路を食っちゃっていますね。下巻が楽しみ。 2015-045
関連本棚: reiko510の2015 AkizoMickeyGo .SHO
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夢をまことに
夢をまことに
著者: 山本 兼一
出版社: 文藝春秋
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コメント: テレビの「書店ガール」で紹介されていて気になっていた一冊、ようやく図書館本入手。物語としては多少凹凸がなくて淡々と進む感じ。かつ主人公のいい人過ぎ加減がちょっとこそばゆい。 「天地明察」に似た感じだけど、読み物としてはそっちの方が面白かったかな。 ただ、西洋の見本をすぐ上回る当時の技術レベルの高さ、それは西洋文明と視点や尺度が違う方向へ発展しただけで、近代ものづくりニッポンの源流を見るようでとても興味深い。 テレスコッフ(望遠鏡)は彦根城博物館に現存しているらしい。帰省の道中で見に行こうかな。 2015-044
関連本棚: AkizoMickeyGo
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揚羽の蝶 半次捕物控(下) (講談社文庫)
揚羽の蝶 半次捕物控(下) (講談社文庫)
著者: 佐藤 雅美
出版社: 講談社
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コメント: この頃流行りの参勤交代絡みは最初だけでしたが、たまたま読み返したら止まらない。複雑なところがまた面白い。【読後】下巻でいろいろな謎や伏線が複雑に絡みながら少しずつ紐解かれていく。すぐ最初から読み返した初読の興奮がよみがえった。武家の相続事情や家格への固執、家中(家来)から藩(法人)への概念遷移など、まさに「面白くてしかもためになる小説」でした。 2015-043
関連本棚: reiko510 AkizoMickeyGo
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揚羽の蝶 半次捕物控(上) (講談社文庫)
揚羽の蝶 半次捕物控(上) (講談社文庫)
著者: 佐藤 雅美
出版社: 講談社
評価:
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コメント: ちょっとしたアクシデントで、読むつもりの本が手元になく、似通ったテーマの過去のお気に入りを本棚から探し出した。初読はあまりに面白くてそのまま再読した記憶がある一冊。せっかくだから久々に読み返そう。 2015-042
関連本棚: みづき reiko510 AkizoMickeyGo
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ばけもの好む中将―平安不思議めぐり (集英社文庫)
ばけもの好む中将―平安不思議めぐり (集英社文庫)
著者: 瀬川 貴次
出版社: 集英社
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コメント: これまたナツイチ限定しおり目当て。ズレない落ちない限定しおりが欲しくて、無理やり選んだ一冊でしたが、とても気楽に読める楽しい一冊でした。陰陽師をもっと軽くした入門編みたいで、それなりに平安貴族の世界もしっかり描かれていて、女子中学生に最適と言った感じです。なので、「夜は短し歩けよ乙女」を読み始めた中1の娘に、引き続き薦めてみます。残念ながら流石に思春期の娘と多少距離が出来て来ましたが、読書ではまだ近くに入れそうです。続きも読もう。 2015-041
関連本棚: AkizoMickeyGo
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超高速! 参勤交代 (講談社文庫)
超高速! 参勤交代 (講談社文庫)
著者: 土橋 章宏
出版社: 講談社
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コメント: テンポよく丸一日で読了。殿様の人柄が素晴らしい、それを写した家臣•領民ともの藩風も微笑ましい。その人柄と藩風は、忍びとしての矜恃が崩れた抜け忍すらも心変わりさせてしまう反面、幕府の権力闘争にも利用されてしまうけど、お金はなくても知恵と仲間の団結でその危機を乗り越えていく展開がとっても痛快。さらに、誰もが心に秘める暗い過去やトラウマが、幸少ない宿場女郎に癒されていくくだりは、とてつもない素敵なラブストーリー。「どう?押入れに、いい覚えができそう?」お咲サイコー! 【映画も観た】佐々木蔵之介がイメージ通りなのも含めまずまずでしたが、原作を魅力的にした、嬉しくなることも悲しくなることも含めた各種エピソードがスパッと省かれてしまっていて、ちょと薄っぺらくなちゃって残念。けど、「えっつさ〜こらさ」と、本当に列をなして走っている映像は笑えました。 2015-040
関連本棚: reiko510の2015 AkizoMickeyGo
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『光圀伝』謎解き散歩 (新人物文庫)
『光圀伝』謎解き散歩 (新人物文庫)
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出版社: KADOKAWA/中経出版
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コメント: この手の副読本やお散歩•グルメ本は大好きです。けど、これまで興味がありませんでしたので、水戸光圀のことを全然知らなかったと再認しています。 冲方さん曰くの、ノーベル文学賞と金メダルを取った首相で、市井の居酒屋に平気で出入りするのようなスーパーマンだと本当にしたのであれば、天下を取った家康のDNAって凄いなとつくづく感心します。 けど、その優位性が直系の本家には現れないのは不思議ですね。 一方で、幕末の志士が大日本史をバイブルのように扱っていたにも関わらず、現代の我々は「記紀」についてはそれなりに読んで解釈や批評も活発なのに、大日本史は殆ど留意しないのは不思議です。思い込みでしょうか。 2015-039
関連本棚: reiko510の2015 AkizoMickeyGo
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光圀伝 (下) (角川文庫)
光圀伝 (下) (角川文庫)
著者: 冲方 丁
出版社: KADOKAWA/角川書店
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コメント: (我が今生の大いなる務めは、弔いの喪主か) 上巻と打って変わって、作中のご本人が述懐するくらい、大切な人たちが次々死んでしまうけど、何故か暗い気分にそうはならなく不思議。上巻のような若者らしい清々しさは全然ないけど。冒頭の謎が最後に本書のテーマである「大義」に繋がり、かつ幕末の歴史が必然な定めのように描かれているのは、ちょっとやり過ぎでこそばゆいかな。けど、面白かった。ちなみに、左近に惚れました。 2015-036
関連本棚: reiko510の2015 AkizoMickeyGo
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真田三代 下 (文春文庫)
真田三代 下 (文春文庫)
著者: 火坂 雅志
出版社: 文藝春秋
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コメント: 「みずからの信じる道をつらぬき通す」が、本書真田三代4名のテーマのようですが、どれもなんか上っ面で深くなく、どの生き方にも共感が持てるほど感情移入出来ませんでした。 言っていること、考えていること、行動していることは、当然同じ人物を描いた池波本と大きな違いはないのですが、書き手の技量なのか、私自身の先入観なのか、これほど読み物としての面白みに違いが出るのかと驚きです。 後追いの書き手は、違う視点の自分らしさというのを意識してしまうのでしょうが、解説で解説されていた、真田一族が何故米作りにも不向きな山間部にこだわったのかの視点なども、全く面白みに関係なく、それに人物や背景描写に深みを与えるでもなく、解説されるまでなんとも思わなかったのには逆に新鮮でした。 2015-034
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真田三代 上 (文春文庫)
真田三代 上 (文春文庫)
著者: 火坂 雅志
出版社: 文藝春秋
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コメント: 来年の大河ネタ。手持ちが無く駅の本屋で手にしたけど、、、うーむ。 真田太平記は数え切れないほど読み返した鉄板、けど本作はどうにもテーマが測りかねて惰性で読んだ感じ。作中人物も感情移入できない、池波正太郎と比較してはいけないのでしょうが。 久々に買った本なのにイマイチかな、会社の本棚行き。でも、中途半端も嫌なので下巻買ってしまった。 2015-033
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女たち三百人の裏切りの書
女たち三百人の裏切りの書
著者: 古川 日出男
出版社: 新潮社
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コメント: 難解でした。ど根性で読了しました。けど、苦痛ではありません。そもそも嫌いでないテーマでしたし。語り手が繰り返し語りかける、「あなたたち後世の人々よ。」後世とは、作外の現世(うつしよ)なのか、過去なのか、それとも作中なのか。そもそも語り手は作中の人物なのか、作外の作中人物なのか、それとも現世(うつしよ)の人物なのか、怨霊なのか。物語と現実の融解、とにかく難解。 2015-031
関連本棚: AkizoMickeyGo
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