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おひとりさまの老後
上野 千鶴子
法研
ISBN: 4879546801
紀伊國屋
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評 価
コメント
利絵論 :
読んだ人がみんな厳しい批評をしているので、読んでみました。 上野センセはどうしてしまったのかな?というのが率直な感想。結局、人間最後はみんなひとり、と言っておきながら、その一人を一番恐れているのは上野センセなのではないかしら?なんか、ホントに上野センセが書いたのかな、と思うくらい、薄べったい本になっていた。往年の深い洞察力が年々失われるようで悲しいです。やはり、まわりのみんなが言うように読まなきゃよかった。
Mike :
社会学者として名を馳せた上野千鶴子さんが、「向老学」というものを唱えていることを知り、本書を手にしてみた。これから、老年期に向かう、主として女性のシングル向けの、人生の指南書。家族やパートナー無しで、独りで生きるのも悪くはないが、友達を確保することが必須と説く。住まい、お金、介護に、最後は、終末の迎え方までを、当事者の立場で書いている。特に、従来は介護する立場からのものがほとんどだったのに対して、介護される立場の視点は新しい。 女性のシングルだけではなく、男性のシングルにもある程度、当てはまる内容である。ただ、男性に対する見方は相変わらず厳しい。 筆者の素直な気持ちが表れていて、好感がもてる。
増井 :
ブックオフで買って大正解! という程ツマラナイ本だった。 ゴーストなのかと疑ったのだが、 後書きには自分で頑張って書き下ろしたと書いてあった。 気合いを入れて書き下ろしてこの程度なのだろうか。
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最終
更新
: 2007-08-27 22:58:02 +0900
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