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手編みのソックス
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著者: |
嶋田 俊之 |
出版社: |
文化出版局 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
世の中には靴下ばっかり編んでいる人(ソックニッターというらしい)がいると聞いてから、いっぺん編んでみたかったのだ。<br>
2種類の編み方がプロセス付きで紹介されている。説明も丁寧で、このとおりやればなんとかうまくいきそう。それ以外は基本的に写真と編み図のみなのだが、写真がとても大きく掲載されているので非常に見やすく、編地に惚れ惚れ。美麗な編み込み模様も本当に素敵なのだが、シンプルな編み地のものも多い。<br>
私は、かなり手がキツく、いつもゲージを合わせるのに苦労する(だから基本的に、着るものなどサイズが重要なアイテムは滅多に編まない)のだが、ソックスはキツめな方が良いらしいので、なんとかなるかなと思っている(大物と違って、いざサイズが合わなかった時のダメージも小さいし)。<br>
バスケット編みのピエロみたいな靴下がかわゆい。鞄やヘアアクセとお揃いにしたい。 |
関連本棚: |
michico
Leiko
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生半可な学者―エッセイの小径 (白水Uブックス)
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著者: |
柴田 元幸 |
出版社: |
白水社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
素敵なエッセイ集。<br>
巻頭の「狭いわが家は楽しいか」から、いきなりめちゃくちゃ面白い。翻訳ってすごいなぁ。「狭いながらも」のニュアンスが好きだなぁと感じる私は、つまり日本人なんだな。<br>
目次の中に「ロシヤのパン」というのがあって、もしやと思ったらやはり「たま」だった。このエッセイが書かれた頃は、まだソ連だったんだなぁ、懐かしい(とある理由でゴルバチョフにめちゃめちゃ親近感を持っていた私、当時小学生)。 |
関連本棚: |
tmyrs
ハッカ
nue
岸リトル
Leiko
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はおって巻いて。毎日使えるショール&ストール
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著者: |
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出版社: |
河出書房新社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
なんでこれが表紙なんだろう。若い子なら可愛く使えるかもしれないが、この色遣いと編み方は、間違いなくオカンアートまっしぐらじゃないか。<br>
しかし、中の作品は良い。掲載点数は多くないが、どれも使いやすそうだ。<br>
「シックな色が素敵なモヘアのショール」は、かぎ針と棒針を組み合わせた編み地で、ちょっと変な形をしているのだが、たぶん実際に羽織った方が素敵に見えるはず。「モチーフで遊べるやわらかストール」は、パッと見はただのゴム編みっぽいのだが、実は全然違う編み方で、ゆるゆるした雰囲気がたまらなく可愛い。この雰囲気は指定糸で編んだ方が良さそうだなぁ。<br>
現在、うっかりコーンで買ってしまったキッドモヘアで「ふわふわモヘアのストール&ショール」を編み編み中。モチーフ繋ぎだけどオカンくささがなくて良い感じ。しかしまだ先の話だけど、ブロッキングが面倒そうだなぁ……。 |
関連本棚: |
Leiko
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今夜もイエーイ
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著者: |
大竹聡 |
出版社: |
本の雑誌社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
<a href="http://www.saketsuma.com/">酒つま</a>編集長・大竹氏のエッセイ集。<br>
うん、そうだ。お酒ってのは、こういうふうに楽しく飲むもんだよね。ちょっと呆れてしまうエピソードも多いが、そこはそれ、安酒かっくらえばアタシも同類ってやつで。<br>
ただ、γ-GTPの値自慢で盛り上がれる人種にはなりたくないなぁ(苦笑)。 |
関連本棚: |
Leiko
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大江戸妖美伝 (講談社文庫)
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著者: |
石川 英輔 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
このシリーズまだ続いてたのか~。懐かしくなって思わず購入。<br>
ストーリーは相変わらず大したことないのだが(タイムトラベルできるおっさんが江戸時代でも現代でも若い女性に慕われてうほうほな話)、江戸の風俗の描写は相変わらず素晴らしい。<br>
いな吉姐さんは相変わらずキュートだし、空が綺麗で広かったころの江戸の町並みの描写も非常に丁寧。「宝引の辰捕者帳」なんかをまた観たくなる感じ。 |
関連本棚: |
null
Leiko
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SF本の雑誌 (別冊本の雑誌 15)
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著者: |
本の雑誌編集部 |
出版社: |
本の雑誌社 |
評価: |
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カテゴリ: |
雑誌やムックみたいなもの
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コメント: |
発売されていたことを新聞広告で知ったのが8月末。<a href="http://www.webdoku.jp/column/sugie/2009/08/13/111308.html">当社比最速の重版がかかった</a>という話を聞き、出遅れたぁぁぁと慌てて取り寄せたら、運良く初版をゲットできた。ありがとうトーハン。<br>
<br>
偏りまくったオールタイムベストは、あまり参考にしない方が吉。『万物理論』が首位な時点で一般ピープル完全置き去りにしてるし、十二国記の位置は明らかにおかしいだろ! <a href="http://www.webdoku.jp/kanko/pdf/sf_gougai.pdf">号外</a>の方がむしろ偏っていないように見える罠。<br>
しかしホントにSF者というのは心が狭いなぁ(笑)。私自身、いわゆる「クズ論争」や「冬の時代」にSFに目覚めたせいか、てれぽーと欄で梅原克文が暴れていた頃にSFマガジンを読み始めたせいか、かなり保守的というか原理主義者的なところがあるんですけどね(今だから明かすけど、当時てれぽーと欄に梅原氏への反論を投稿しようとまでしたんだよ。下書きを書き殴った時点でなんだかすっげぇ空しくなってやめたけど)。<br>
過去記事の再録は素直に面白かった(最近の現代詩手帖なんかでもそうだが、再録記事ってなんで胸がきゅんきゅんするんだろう)。へんないきものや老人が登場するSF選は、着眼点が良くなかなか興味深い。また、北上次郎のスタンスは、あまりにも真っ当なSF者だと思う。<br>
<br>
で、結局何の話をしたいかというと、<br>
<b>早川さん、キンタグリオシリーズの続巻はまだですかー。</b><br>
ついでに創元さん、移動都市シリーズの続巻もよろしくね。<br>
……おあとがよろしいようで。
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関連本棚: |
Leiko
matsumaru
ogijun
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置き去りの傷を探せ―進級シリーズ〈2〉 (囲碁文庫)
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著者: |
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出版社: |
日本棋院 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
終局間近の九路盤で、相手の傷を探してとがめる問題集。『<a href="http://www.hondana.org/Leiko/4818205516">15級をめざす次の一手問題集</a>』の最終章にあったのと同タイプの問題である。巻頭に基本的な考え方が書かれているのだが、よくまとめられていて、今更ながらとても参考になった。<br>
簡単な問題が多くサクサク解ける。オイオトシとウッテガエシが多い。こういう問題ばかり解いていると、実戦でもなんだかホウリコミしなければいけないような気がしてきてしまって、日本棋院じゃない方の中野九段みたいなことをときどきやらかしてしまう。私のバカバカバカ。<br>
各問にヒントが付いているのだが、あまりに簡単すぎて、ヒントというより最早解答と化しているので、見ない方が良いと思う。<br>
こういう問題集で十三路盤のがあったらいいなぁ。九路盤だとやっぱり狭すぎる。かと言って十九路盤だと問題集としてはちょっと重たいし。 |
関連本棚: |
ats1
Leiko
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