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200万都市が有機野菜で自給できるわけ―都市農業大国キューバ・リポート
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著者: |
吉田 太郎 |
出版社: |
築地書館 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
キューバは凄い、と以前から耳にしてはいたのだけれど、なるほどこれは凄い。<br>
♪食うモンねぇ、資源もねぇ、他の国からの支援もねぇ♪ってな状況に陥ったキューバ。かと言って♪オラこんな国いやだ〜♪と出ていく先もないわけで。そこでキューバが目指したものは、循環型自給自足国家の構築だった。<br>
街を耕し自転車に乗る生活に転換したといっても、キューバが「田舎」や「発展途上」になってしまったわけではない。これはまぎれもない「都市」である。それが何よりも凄いと思う。現実は何もかもが理想的にいっているわけではないだろうが、それでもキューバに行ってこの世界を見てみたいと思わせられる。<br>
ところで、今の日本の食料自給率その他「自国の中だけで生きていく力」は、第二次大戦中の状況より悪いらしい。今もしも輸入がストップしたら、大戦中の暮らしより貧しい生活となるのである。キューバは社会主義の国であるため「食うモンねぇ!→みんなで都市を耕せ!→自給自足で無事に生活」という軌跡を何とか描けたようだが、個個人が勝手に生きている今の日本では一億総倒れでファイナルアンサーかな。江戸時代のような価値観が生き残っていれば、何とか幸せに暮らせるのだろうけど。 |
関連本棚: |
ライヒ
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としあき
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宇宙からオーロラは見えるの?―宇宙飛行士が答える380の質問 (ハヤカワ文庫NF)
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著者: |
R.マイク ミュレイン |
出版社: |
早川書房 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
シャトルの窓から見える風景、トイレの仕方も食事の取り方も、はたまた宇宙飛行士の給料まで、宇宙飛行士についてのあらゆる疑問を解消できます。『<a href="/Leiko/4150502323">つかぬことをうかがいますが…―科学者も思わず苦笑した102の質問 (ハヤカワ文庫NF)</a>』と合わせてどうぞ。 |
関連本棚: |
Leiko
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エンデの遺言―「根源からお金を問うこと」
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著者: |
河邑 厚徳, グループ現代 |
出版社: |
日本放送出版協会 |
評価: |
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カテゴリ: |
本棚.orgを見て買ってしまった本
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コメント: |
ここ数年、経済に興味を持っているのだが、この本は本当にエキサイティング。主張自体はシンプルだが、非常に応用の効く考え方だ。地域通貨の力で諸問題が解決するとは安直に思えないのだけれど、現在の経済の仕組みを変えていく試みとしては無視できない手法だと思う。<br>
副題には「根源からお金を問うこと」とある。貨幣経済などというこ難しい概念ではなく「お金」という誰もが日常で用いるシンプルな言葉だ。経済の諸問題を遠ざけることなく身近なものとしてとらえることの重要さを端的に示している副題である。<br>
親も祖父母も借金が大嫌い、クレジットカードはほとんど使わず、ローンを組むことも嫌う家庭で育ってきた私にとって、この本の主張は納得のいくものであった。しかし例えば「適正生産・適正消費ということに関心がない」などと考えているらしいアメリカ人に、この本はどう思われるのだろうか(←カギカッコ内は『<a href="/Leiko/4532190134">地球の限界とつきあう法 - 基本のキホン (日経ビジネス人文庫―基本のキホン)</a>』からの引用)。エンデの思想は、そういう意味でも非常にヨーロッパ的な考え方であると感じた。 |
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Leiko
増井
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長谷川踏太
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ももたろう (日本傑作絵本シリーズ)
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著者: |
まつい ただし |
出版社: |
福音館書店 |
評価: |
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コメント: |
赤羽末吉の絵がとにかく素晴らしい。<br>
日本の昔話(桃太郎に限らず)って、細部を忘れていることが結構多いので、昔読んだ絵本を読み返すと、新たな発見があって新鮮。
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Leiko
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Adobe InDesign2.0マスターブックfor Mac OS X & Windows
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著者: |
新世代出版研究所 |
出版社: |
毎日コミュニケーションズ |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
InDesign習得の必要性に迫られた。DTPの専門ソフトを触るのは初めてだったので、ソフト付属のマニュアルだけでは理解が追いつかず、ゼミ室にたまたま置いてあったマニュアル本を借りてきてみた。ところが、あまりにその本が分かりづらかったため、評価が高いと噂で聞いた本書を購入。確かに、ゼミ室の本とは雲泥の差で、非常に分かりやすい。載っている内容は同じなのに、編集の差が激しい。<br>
InDesign、無理やり使っているという感も否めないが、今では結構お気に入りのソフトである。 |
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Leiko
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小さな刺し子―カンタンに作れる雑貨&袋もの (きっかけ本)
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著者: |
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出版社: |
雄鷄社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
刺し子入門本。手堅くまとまっていて初心者にはおすすめ。<br>
掲載されているのは伝統文様ばかり。決まったパターンで面を埋めるものが中心で、散らし文様は載っていません。糸や布の色あわせがポップだったり、文様の入れ方が可愛らしくアレンジされていたりして、純和風というよりは若い人向けのデザインが中心。
麻の葉や分銅つなぎなど、有名どころの文様は網羅されていますが、青海波が載っていなかったのがちょっと惜しいところ。
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関連本棚: |
Leiko
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TOKYO NOBODY―中野正貴写真集
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著者: |
中野 正貴 |
出版社: |
リトルモア |
評価: |
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コメント: |
人のいない都会。見たことがないはずなのに、ここに写された風景を知っているような気がする。<br>
正月を狙って撮影された写真が多く、日頃は賑やかなはずの繁華街の両脇に日の丸が静かに並んでいる様子には、何とも言えない不思議な空気がある。<br>
合成でもCGでもないからこそ、緊張感のある写真集。<br>
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<a href="http://www.fujitv.co.jp/jp/b_hp/winemail/story/winemail_88.html">作者によると</a>、コンビニも正月には休んでいた時代であったからこそ撮れた作品群らしい。今はもう、ここに写された東京はどこにもないのだろう。最近は、百貨店の初売りも元日からだったりするものね。 |
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Adobe InDesign「文字組み」徹底攻略ガイド (DTPWORLD books)
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著者: |
大橋 幸二 |
出版社: |
ワークスコーポレーション |
評価: |
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こういうものを使いこなすスキルがないくせに買ってしまった。DTPとか写植とか、興味はあるけど知識はゼロ。でも、知識がないなりに「ぶらさがり周辺が何か変!」ってなことになった時、たまに使ってみて、なんちゃってデザイナーな気分に浸る。邪道。<br>
ちなみに、私の使っているInDesignのバージョンは2.0.2なので、この本を見ているとバージョンCSの高機能さには実に憧れる……(2.0.2すら使えてないのにCSに憧れてどうする、と思わずセルフツッコミ)。 |
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Leiko
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デザインの解剖〈1〉ロッテ・キシリトールガム (デザインの解剖 1)
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著者: |
佐藤 卓 |
出版社: |
美術出版社 |
評価: |
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コメント: |
眺めている分には面白いのだが、何故かこのシリーズを読んでいると「ガムや使い捨てカメラやリカちゃん人形が、ベルトコンベアでガーガー流されながら大量生産・大量消費・大量廃棄されていく様子」が思い浮かんでしまい、ちょっと気持ち悪くなるのはどうしてかしらん。本の作り自体が、優れた「工業製品」ならではのオーラをまとっているからかな。 |
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智
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SHADOWS―中野正貴写真集
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著者: |
中野 正貴 |
出版社: |
リトルモア |
評価: |
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コメント: |
『<a href="/Leiko/4898150314">TOKYO NOBODY―中野正貴写真集</a>』の中野正貴による、香港を舞台にした写真集。<br>
『TOKYO NOBODY』で繰り広げられた「人が消えた都会」の写真はこの中にも受け継がれており、日本よりもどぎついネオンやキッチュな看板の雰囲気と相まって、独特の猥雑さを醸し出している。そこには『TOKYO NOBODY』が持っていた静謐さは無く、人間の残滓を強烈に感じる。人が消えた風景を写すということが、これほどまでに都市の性格を際立たせるのかと驚く。<br>
人物を写した写真も織り交ぜられているが、彼らの瞳がとても印象的だ。風景に残っていたのは、あぁ、この視線の残滓だったんだ、そう思わせる。 |
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Leiko
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沖縄ストーリーズ (ヴィレッジブックス+)
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著者: |
砂守 勝巳 |
出版社: |
ソニーマガジンズ |
評価: |
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上っ面の“沖縄病”罹患者の物語に終わっていないことに好感が持てる。淡々とした文体も内容に合っている。どれを取っても読みごたえのある6編が収められているが、やはり衝撃なのは「たぼ美の話」だ。<br>
昔、テーマに沿った素人を50人集めてトークを繰り広げる番組(司会は上岡龍太郎)があった。たぼ美は、ミスターレディがテーマの時の常連で、美人ではないがお茶目で可愛らしい人だった。明るくはしゃぐ姿が印象深く、番組が終わってからも“沖縄のたぼ美”のことは何となく覚えていた。そんなたぼ美の抱えていたものの重さが、この本には書かれている。ゲイとしてのたぼ美ではなく、一人の沖縄の青年である“彼”として知り合った作者だからこそ書けたものだろう。孤独死したというたぼ美に、哀悼の意を。 |
関連本棚: |
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自分の仕事をつくる
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著者: |
西村 佳哲 |
出版社: |
晶文社 |
評価: |
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<a href="http://www.mebic.com/seminer_info/seminer_info.shtml?y=2004&m=12&d=11">著者のワークショップ</a>に参加してきました(2004年12月11〜12日@Mebic扇町)。<br>
参加申し込みをしたはいいけれど、たまたま開催を知ってそのまま勢いで申し込んでしまっただけに、実は西村氏のことは何も知らない状態。というわけで、予習というか偵察というか、この本を斜め読みしてワークショップに臨んだわけです。<br>
本を読んだだけでは「これって綺麗事だよね」で終わっていたかもしれません。実際に西村氏のお話を聞き、初めてお会いする人ばかりの中で自分の目や手や頭をいっぱいいっぱいに動かしたおかげで、自分なりの昇華に至れたと思います。あらゆるものに向き合い、あらゆることを考える時間を過ごしたことで、自分が張っているアンテナの数が確実に増えた2日間でした。<br>
この本が綺麗な面しか書いていないというのは事実なのだけれど、それを綺麗事として切り捨ててしまわない読み方ができれば、この本は自分自身との向き合い方を再考する良いきっかけになるのではないでしょうか。
<li>へー、ワークショップがあったんですか! 参加してみたいもんです。
「綺麗事」という言葉はすごく当たってると思うのですが、
それを西村氏が実践できてるところが偉いと思います。
ちなみに西村さんはこのページ見たらしいですよ!
(増井)</li>
<li>ぐいぐい引っ張られるのではなく、参加者が自然に引き込まれていくのが心地よいワークショップでした(すごいリーダーシップ+ファシリテート能力!)。大阪での開催だったのですが、関西全域はもちろん、関東からの参加者も何人かいらっしゃいましたよ。西村氏が講師となるワークショップは不定期におこなわれているようですので、機会があれば増井さんも是非どうぞ。西村氏がご覧になったとはびっくり!(Leiko)</li> |
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酢ッキリレシピ―さっぱり酢ッキリ健康レシピ100品! (春日お料理BOOK)
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著者: |
Mizuka |
出版社: |
春日出版 |
評価: |
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手違いとか偶然とかが重なって、今、自宅に、腐るほど酢がある(って、酢は腐らないけど)。米酢みたいなやつは、らっきょを漬けるなどすれば大量消費できるのだが、もろみ酢だのフルーツ系だのはどうすればよいのか。<br>
と悩んでいるところに酢レシピの本を見つけてしまったもので、思わず衝動買い。<br>
全体的にちょっとオサレすぎる感じで、すぐに作ろうと思える料理は少なめ。こういうのって、気力があるときでないと作れないよねぇ。<br>
酢を標榜しているわりには、酢メインの料理が少ない(隠し味的な使い方が多い)感じなので、うちにある大量の酢をどうすればよいのかという悩みは結局解決しないのであった。<br>
<br>
#余談だが、夏の酢料理といえば<a href="http://www.mbs.jp/puipui/kitchen/recipe/04_0823.html">これ</a>おすすめ。私はいつもエビを入れずに作る。 |
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