|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
イエティの伝言 (小学館文庫)
|
著者: |
薄井 ゆうじ |
出版社: |
小学館 |
評価: |
|
カテゴリ: |
|
コメント: |
愛という名の哀しいエネルギーの物語。<br>
薄井作品を読むのは久しぶりだったのだけれど、相変わらずの作風ですなぁ。 |
関連本棚: |
Leiko
さとほ
|
|
|
|
|
|
|
|
|
スカーレット・ウィザード〈1〉 (C・NOVELSファンタジア)
|
著者: |
茅田 砂胡 |
出版社: |
中央公論新社 |
評価: |
|
カテゴリ: |
|
コメント: |
確かに面白いことは面白い。しかし、ラストが急ぎ過ぎていること(○○で全てを説明するってどうよ←ネタバレにつき伏せ字)や、主人公たちの問題解決の姿勢(子供のためという言い訳は聞き飽きた)には、かなり疑問が残る。<br>
「色男、金と力はなかりけり」とはよく言ったもので、金も権力もある色女と色男なんてロクなモンじゃない。この物語は、金と権力があるから成立しているのであって、それがなければ、ただの無計画かつ強運の怪獣が暴れているだけである。ジャスミンは軍人として、ケリーは海賊としてはそれぞれ素晴らしい才能を持っているのだろうが、その才能がこの舞台では「金と権力とに彩られた横暴」にしか見えない。<br>
文体が独特で、私にはどうにもうまい文章とは思えないのだが、とりあえず文意は読めるからよしとしよう。<br>
ついでに、この作品がSFか否かという件に関してだが、SFでいいんじゃないかな。考証はかなり怪しいし、いわゆるSFを読んできた人が書いた本にも思えないけれど、気負わず読めるスペオペとしては悪くないんじゃないかと。 |
関連本棚: |
Leiko
103
syamon
shirouto
syoko
mnpk
月杜蒼夜
こ〜りん
絶望志願
くじら
|
|
|
|
|
夜の子供たち〈上〉 (角川文庫)
|
著者: |
ダン シモンズ |
出版社: |
角川書店 |
評価: |
|
カテゴリ: |
|
コメント: |
ホラーというより、SFと冒険活劇を足して2で割ってミステリを振り掛けたような小説。特に、ラストはまんまハリウッド活劇である。ストーリーの合間に挿入される「血と戦いの夢」は秀逸。<br>
舞台となるルーマニアについては、東欧の現代史をちょこっと頭に入れて読むべし。 |
関連本棚: |
Leiko
takatoh
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
大阪本―今この街は“店ヂカラ”で、こんなことになっている。 (エルマガmook)
|
著者: |
|
出版社: |
京阪神エルマガジン社 |
評価: |
|
カテゴリ: |
|
コメント: |
この手の情報誌はたくさん出ているのだけれど、私の好みには「<a href="http://www.lmaga.jp/meetsnew/">Meets</a>」が合っているようです。この本は、その雑誌の増刊というかムックにあたります。<br>
行きたい店が見つかっても、行く機会はあまりないんだけどね。食事だけならともかく、終電を気にすると「軽く食ってから他の店へハシゴ」ってのはなかなか難しいし。この手の本をパラパラ眺めて夢を膨らませてるだけってのが現状です。 |
関連本棚: |
Leiko
|
|
|
|
|
放課後戦役 (コバルト文庫)
|
著者: |
鷲田 旌刀 |
出版社: |
集英社 |
評価: |
|
カテゴリ: |
|
コメント: |
内戦の起こっている日本で高校生が戦う、という話。と書くとまるでバトルロワイアルの二番煎じのようだが、ちょっと違う印象がある。<br>
舞台設定も、人物造型も、ストーリーも、どれをとっても「もう一声」欲しい。全部どこか中途半端なので、読後は「で、続きは?」と言いたくなる。高校生が戦う相手は、大学生が蜂起した反政府の武装組織なのだが、そのあたりの描写が非常にお粗末。しかしテーマ自体はごく単純な話なので、意外にもサラッと読める。まぁ、コバルトだしな……。<br>
この作者、やたら「こなれた」文章を書くなぁと思っていたら、本業は新聞記者・学生時代は弁論部らしい。淡々とした文章は職業柄ということか。あんまりうまい文章じゃないけどなー。<br>
<br>
↑以上「Mon Jun 13 02:28:42 +0900 2005」の更新。<br>
<br>
ふと気が付くと、<a href="http://www.miyazakitakeshi.jp/">なんと政治家になっていた</a>。 |
関連本棚: |
Leiko
|
|
|
|
|
生態工学
|
著者: |
|
出版社: |
朝倉書店 |
評価: |
|
カテゴリ: |
|
コメント: |
授業「生態学」の教科書だった。 |
関連本棚: |
Leiko
|
|
|
|
|
喧嘩両成敗の誕生 (講談社選書メチエ)
|
著者: |
清水 克行 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
|
カテゴリ: |
|
コメント: |
まず、喧嘩両成敗というものが日本にしか存在しないと言って良いものだということにびっくり。確かに、あらためて考えてみれば奇妙な仕組みだ。<br>
結構重い内容もあるわりには軽く読める。中世日本のどたばたぶりがよく書かれていて面白い。 |
関連本棚: |
Leiko
eriko
|
|
|
|
|
ウォ-ムハ-ト・コ-ルドボディ (講談社文庫)
|
著者: |
大沢 在昌 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
|
カテゴリ: |
|
コメント: |
くだらねー。すっげぇくだらねー。<br>
ストーリー自体もくだらねーし、そもそも主人公のネーミングからしてウケを狙ってるとしか思えん。科学的な側面の解説は、はっきり言ってドラえもんのひみつ道具レベルだしさ。<br>
でも、大沢在昌の書く「なんちゃってSF」って、くだらねーけど妙に好きと言うか憎めないんだよな。面白いとかオススメとかとは違うレベルなんだけど、何だかんだ言って結構読んでる気がするぞ。
|
関連本棚: |
Leiko
自己満足
tpircs
りりぃ
|
|
|
|
|
|
|
|
|
SF大将
|
著者: |
とり みき, S-Fマガジン編集部 |
出版社: |
早川書房 |
評価: |
|
カテゴリ: |
|
コメント: |
元ネタを知らない作品でも面白い。元ネタを知っていても、ひねりすぎているため、元ネタなんかどうでもよくなっていたりする。そうやってさんざん爆笑したのち、「ソングマスター」の最後のコマでは、胸が熱くなった。<br>
装幀はもちろん祖父江慎。相変わらず、ちょっとヒートアップし過ぎの造本が素敵。 |
関連本棚: |
らぢゅん
Leiko
Laggnugg
takoyakim
のらねこ兵☆売っちゃった
|
|
|
|
|
|
|
|
|
酢ッキリレシピ―さっぱり酢ッキリ健康レシピ100品! (春日お料理BOOK)
|
著者: |
Mizuka |
出版社: |
春日出版 |
評価: |
|
カテゴリ: |
|
コメント: |
手違いとか偶然とかが重なって、今、自宅に、腐るほど酢がある(って、酢は腐らないけど)。米酢みたいなやつは、らっきょを漬けるなどすれば大量消費できるのだが、もろみ酢だのフルーツ系だのはどうすればよいのか。<br>
と悩んでいるところに酢レシピの本を見つけてしまったもので、思わず衝動買い。<br>
全体的にちょっとオサレすぎる感じで、すぐに作ろうと思える料理は少なめ。こういうのって、気力があるときでないと作れないよねぇ。<br>
酢を標榜しているわりには、酢メインの料理が少ない(隠し味的な使い方が多い)感じなので、うちにある大量の酢をどうすればよいのかという悩みは結局解決しないのであった。<br>
<br>
#余談だが、夏の酢料理といえば<a href="http://www.mbs.jp/puipui/kitchen/recipe/04_0823.html">これ</a>おすすめ。私はいつもエビを入れずに作る。 |
関連本棚: |
Leiko
|
|
|