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新訂 孫子 (岩波文庫)
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岩波書店
ISBN: 4003320719
紀伊國屋,
Amazon,
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カテゴリ |
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評 価 |
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コメント |
☆咲耶 :
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兵法書ではあるが、戦争を美化したり奨励したりする本ではない。
戦わずして勝つことこそ最上であるときまじめに説く姿勢こそ、現代人が学ぶべきものだと思う。
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startialab :
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高尾 公一さんのお勧め本。
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Akio :
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古来「孫子の兵法」として知られた中国の兵法書。
「戦わずして勝つのが理想である」とか,「戦う前に敵・味方を熟知せよ」とか,「主導権を取れ」とかいう教えは,戦時のみならず平時における社会行動の指針としても極めて合理的なものだ。
「戦わないのが理想である」という教えなどは,老子の思想にも似ていて,興味深い。
「包囲した敵軍には必ず逃げ道を開けておけ」,「進退窮まった敵をあまり追いつめてはならない」という教えは,そういうことをすると敵は決死の覚悟で最大の反撃をしてくるから危険だ(死を覚悟した兵は最強だと言われる。)ということだろう。一般社会で相手を追いつめるような場合にもよく妥当する教えだ。
ちなみに,この教え,囲碁の戦法にもよく当てはまる。囲碁では,「攻めることは逃がすこと」という教えがある。攻めることは敵石を取ることではない。攻めながら別の利益を目指しなさい,という教えだ。敵を封鎖して本当に取りに行くのは,危険が多いのである(「取ろう取ろうは取られの元」)。
また,「敵のスパイを捕らえたら殺してはならぬ。厚遇して,逆スパイとして利用せよ」という教えなどは,現在でも世界中の諜報機関において実行されている諜報戦の常套戦法である(それゆえ,スパイには必ず見張りのスパイがつく)。
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ラダガスト :
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※所有本は新訂ではない(ISBNは同じ)
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他の本棚 |
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最終更新 : 2006-08-29 23:04:56 +0900
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