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ワルのぽけっと (角川文庫)
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著者: |
灰谷 健次郎 |
出版社: |
角川書店 |
評価: |
★★★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
例えばこれ。<BR>
子供が書いた作文なんだって。
<HR>
チューインガム一つ<BR>
3年 村井 安子<BR>
<BR>
せんせい おこらんとって<BR>
せんせい おこらんとってね<BR>
わたし ものかごくわるいことした<BR>
<BR>
わたし おみせやさんの<BR>
チューインガムとってん<BR>
一年生の子とふたりで<BR>
チューインガムとってしもてん<BR>
すぐ みつかってしもた<BR>
きっと かみさん(神様)が<BR>
おばさんにしらせたんや<BR>
わたし ものもいわれへん<BR>
からだが おもちゃみたいに<BR>
カタカタふるえるねん<BR>
わたしが一年生の子に<BR>
「とり」いうてん<BR>
一年生の子が<BR>
「あんたもとり」いうたけど<BR>
わたしはみつかったらいややから<BR>
いややいうた<BR>
<BR>
一年生の子がとった<BR>
<BR>
でも わたしがわるい<BR>
その子の百倍も千ばいもわるい<BR>
わるい<BR>
わるい<BR>
わるい<BR>
わたしがわるい<BR>
おかあちゃんに<BR>
そつからへんとおもったのに<BR>
やっぱり すぐ みつかった<BR>
あんなこわいおかあちゃんのかお<BR>
見たことない<BR>
あんなかなしそうなおかあちゃんのかお見たことない<BR>
しぬくらいたたかれて<BR>
「こんな子 うちの子とちがう 出ていき」<BR>
おかあちゃんはなきながら<BR>
そないいうねん<BR>
<BR>
わたしひとりで出ていってん<BR>
いつでもいくこうえんにいったら<BR>
よその国へいったみたいな気がしたよ せんせい<BR>
どこかへ いってしまお とおもた<BR>
でも なんぼあるいても<BR>
どこへもいくとこあらへん<BR>
なんぼ かんがえても<BR>
あしばっかりふるえて<BR>
なんにも かんがえられへん<BR>
おそうに うちへかえって<BR>
さかなみたいにおかあちゃんにあやまってん<BR>
けどおかあちゃんは<BR>
わたしのかおを見て ないてばかりいる<BR>
わたしは どうして<BR>
あんなわるいことしてんやろ<BR>
<BR>
もう二日もたっているのに<BR>
おかあちゃんは<BR>
まだ さみしそうにないている<BR>
せんせい どないしょう |
関連本棚: |
SAKITA
AKI
彩
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発作的座談会 (角川文庫)
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著者: |
椎名 誠, 木村 晋介, 沢野 ひとし, 目黒 考二 |
出版社: |
角川書店 |
評価: |
★★★★★ |
カテゴリ: |
バカ話
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コメント: |
こんなにバカな本は読んだ事がない。
内容もなく意味もない。
くだらなすぎ。
声を出して笑ってしまうので電車の中では読まない方がいい。
オレは沢野ひとしが好きだ。 |
関連本棚: |
OG3
SAKITA
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