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(703/782)冊
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我が家のヒミツ
我が家のヒミツ
著者: 奥田 英朗
出版社: 集英社
評価: ★★★★☆
カテゴリ: 09_娯楽
コメント:
関連本棚: SKZ nm090 go.tekuteku
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動機 (文春文庫)
動機 (文春文庫)
著者: 横山 秀夫
出版社: 文藝春秋
評価: ★★★★☆
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: 「逆転の夏」が秀逸。氏の短編集では好きなほう。<br> 他の収録作:「動機」「ネタ元」「密室の人」
関連本棚: 番長のリアル文庫 みかん(た行〜アンソロジー) らいさん みなち 他稀有氏 SKZ KZh 平蔵 月二海 Lorelei 洵子 Mikan Akashita
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人を動かす 新装版
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地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」
地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」
著者: 細谷 功
出版社: 東洋経済新報社
評価: ★★★★☆
カテゴリ: 01_自己啓発
コメント: 良書です。「日本全国に電柱は何本あるか?」「シカゴにピアノ調律師は何人いるか?」などという、コンサルファームの新卒採用面接などでよく問われる(らしい)問題を解くための、〝フェルミ推定〟なるツール(考え方)の紹介を皮切りに、「地頭力」の重要さだとか鍛える術について書かれている。<br> 要は問題を解決するときの姿勢として、「結論から」「全体から」「単純に」この3つを大事にしなさい、と。いつも気をつけているつもりでもナカナカできていないので、耳が痛い話ではありました。<br><br> ※特に刺さったセンテンスを以下に※ <li>「検索エンジン中毒」「情報コレクター」「完璧主義」「猪突猛進」「経験至上主義」に陥ってはいないか<br> <li>コミュニケーションにおける最大の問題は、それが達成されたという幻想である(ジョージ・バーナード・ショー)<br> <li>仮説思考:どんなに少ない情報からでも仮説を構築する姿勢/前提条件を設定して先に進む力/時間を決めてとにかく結論を出す力<br> <li>90分の内容をいかに30秒で説明するかという訓練を積み重ねる<br> <li>知的好奇心にも二種類ある。1.知識への好奇心(What型)、2.問題解決への好奇心(Why型)。特に後者を鍛えるべきだ<br> <li>智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。(「草枕」夏目漱石)<br>
関連本棚: SKZ ugokada lazyknight ARATA k05ke pikopiko shunzi RyoWin ばんぐ kazuosij maejie うめ kzk2009 いぬ おれおれ
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そして殺人者は野に放たれる
そして殺人者は野に放たれる
著者: 日垣 隆
出版社: 新潮社
評価: ★★★★☆
カテゴリ: 99_その他
コメント: ジャーナリスト日垣隆氏が、10年の歳月をかけて書き上げた本書。<br> 刑法三十九条「心神喪失者の行為は、罰しない。心神耗弱者の行為は、その刑を軽減する」<br> 100年も前に制定されて、ほとんど改定されずに放置されてきたこの条項の暴走ぶりが、数多の事例を取り上げて記されている。<br> 何人もの罪の無い人間を殺傷したにも関わらず、「覚醒剤を打っていたから」「過度のアルコールを摂取して酩酊状態にあったから」そんな理由で、加害者を心神耗弱もしくは心神喪失状態であると「鑑定」してきた結果、何人もの殺人者を無罪、または数年の服役で世に送り出してきてしまっているという事実を、法曹界、特に裁判官の方々や、唯一の立法機関である国会議員の先生方はどのように捉えているのであろうか。<br> 憲法九条がどうのと言う前に、この〝悪法〟である刑法三十九条を何とかしてほしい。<br> 著者の日垣氏は「日本は世界一、犯罪者に優しい国であり、量刑が最も軽い国なのである」と嘆く。私も全く同感だ。ハムラビ法典を紐解くまでもなく、目には目を、殺人者には極刑を、というのが至極真っ当な考え方である、というのは過激な思想なのだろうか?<br> ちなみにあとがきを読んで初めて分かったことであるが、著者の日垣氏には、精神分裂病の兄と、「理不尽な殺され方」をした弟がいるとのことである。加害者になりうる兄と、被害者である弟の存在。氏の主張はそれだけに重い。<br> 繰り返すが、法曹界の人間は、この本を真摯な姿勢で読むべきである。被害者感情を一切無視した、一世紀も前の悪法に沿いさえすれば判決文が書けると誤解をしている裁判官が、一人でも改心してくれたら、と切に願う。
関連本棚: SKZ sakai ogijun
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フライ,ダディ,フライ
フライ,ダディ,フライ
著者: 金城 一紀
出版社: 講談社
評価: ★★★★☆
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: 金城作品に着手した2作品め。<br> オヤジ、カッコ良すぎ。
関連本棚: kiki 織田 abu_kame みあ あくび こきぞう moa 89 SKZ 井上裕太 gloomy sky tomoryoo 2002年9月〜2003年・しんじ しんじの本棚(2002年9月〜2003年) sona えりぃ 農工大農獣医 yoosee
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真夜中のマーチ (集英社文庫)
真夜中のマーチ (集英社文庫)
著者: 奥田 英朗
出版社: 集英社
評価: ★★★★☆
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: さらっと読めますね。肩の力を抜いてどうぞ、てか。
関連本棚: tkmr SKZ 左に傾いた木 しの家 びっち UNO ラ・マスカラJr. 黒須
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ラッシュライフ (新潮文庫)
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リミット (講談社文庫)
リミット (講談社文庫)
著者: 野沢 尚
出版社: 講談社
評価: ★★★★☆
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: さすが野沢尚!面白い!・・・ていうか恐い。<br> 誘拐された7歳になる最愛の息子を取り返すべく女刑事が奔走する、簡単に言ってしまえばそんなお話ですが、何だかハリウッド映画を観ているような興奮を覚えました。ジョディフォスターがあと10歳若かったら、主役にバッチリ嵌ってしまうのだろうなあ。<br> 8歳の娘がいる身としては、人込みの中で決して目を離してはいけないのだ!と心に誓ったのでした・・・。
関連本棚: owada OG3 nikkoro らいさん さをり しぃー3 井上裕太 tian SKZ おみきち
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自らの身は顧みず
自らの身は顧みず
著者: 田母神 俊雄
出版社: ワック
評価: ★★★★☆
カテゴリ: 99_その他
コメント: 読みやすい。問題となった懸賞論文をもう少し詳細に書いた内容なので、冗長だったりはしますが。(ちなみにオリジナルの論文も、それこそ参考人招致された際の記録も付録で載っています)<br>懸賞論文問題については、まあ航空幕僚長たる人間が取った行動という意味では少し迂闊だったのかも知れませんが、正しいと思うこと(「我が国はいい国なんだよ、胸を張ろうよ」ということ)を書いたら馘首になってしまう国って、どうなんだろうと思う。村山談話にせよ河野談話にせよ、とりあえず謝罪しておけばその場を凌げるだろうなんていう、いかにも悪しき日本人的な発言の方が、よっぽど国益を損ねているのにね。でもこれで、自由に物言いできるようになった田母神氏、職務を離れてしまうことは不本意だったかもしれませんが、今後はどんどん主張をしていってもらいたいところです。売国奴代議士どもをやりこめてほしいですな。
関連本棚: SKZ
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元素周期表で世界はすべて読み解ける 宇宙、地球、人体の成り立ち (光文社新書)
元素周期表で世界はすべて読み解ける 宇宙、地球、人体の成り立ち (光文社新書)
著者: 吉田 たかよし
出版社: 光文社
評価: ★★★★☆
カテゴリ: 50_サイエンス
コメント:
関連本棚: SKZ T.Miyashima
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天使のナイフ (講談社文庫)
天使のナイフ (講談社文庫)
著者: 薬丸 岳
出版社: 講談社
評価: ★★★★☆
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: 最近読んだ乱歩賞受賞作の中ではピカイチの面白さ!少年犯罪というデリケートなテーマに真剣に・丁寧に対峙しつつも、ミステリーの要素もたっぷりお腹一杯になるほど詰め込んでくれていて。被害者の立場、加害者の立場、それぞれに等しく感情移入ができてしかも読めば読むほど謎が深まってゆき・・・。正直ここまで込み入った人間関係なんて現実世界にはあり得ないよね、と思いつつもシッカリと物語を楽しませてもらえました。オススメ!
関連本棚: 権太 SKZ 読んだ本
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魔笛 (講談社文庫)
魔笛 (講談社文庫)
著者: 野沢 尚
出版社: 講談社
評価: ★★★★☆
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: 実に惜しい方を失くしてしまったものです。恐い。恐くて面白い。こんな作品をもっともっと書いてもらいたかったのにな・・・。
関連本棚: owada OG3 aya さをり しぃー3 pinoko とかげ ★あぱ tian tammy kods SKZ おみきち
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ゴールデンスランバー
ゴールデンスランバー
著者: 伊坂 幸太郎
出版社: 新潮社
評価: ★★★★☆
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: 最新刊を読了。<br> 伊坂氏の久しぶりの長編ミステリー、純粋に面白かったです。<br> 「ラッシュライフ」あたりを書いていたときのような、肩に力の入った感じもなかったし、小気味良いトークも冴えわたっていたし。<br> 念願の直木賞を、とまでは行かない内容とは思いましたが、氏のサービス精神に溢れた作品に仕上がっていました。<br> どうでもよいことですが、伊坂氏の作品、小見出しに影絵(?)が描いてあるのがとてもお気に入り&分かりやすくて良い(^^
関連本棚: akagera SKZ kawaikyo amo ヌマシタ yasudall キノベス!2008 ラ・マスカラJr. wkt 依倉アサ みかげ I垣 kimbook Lorelei ピロコ 桂の人2 umeppshot
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影踏み
影踏み
著者: 横山 秀夫
出版社: 祥伝社
評価: ★★★★☆
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: 横山秀夫得意の短編集。忍び込み泥棒〝ノビ師〟の真壁と「中耳の中の弟」を中心とした連作となっており、7編の世界観が陰鬱な、それでいて何となく主人公の肩を持ちたくなるような設定で統一されているのがいい。何とも痺れる作品。<br> 収録:「消息」「刻印」「抱擁」「業火」「使徒」「遺言」「行方」
関連本棚: あかり みかん(た行〜アンソロジー) としあき SKZ min 可楽まんだら草紙 Lorelei
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太陽の塔 (新潮文庫)
太陽の塔 (新潮文庫)
著者: 森見 登美彦
出版社: 新潮社
評価: ★★★★☆
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: 「夜は短し〜」を読んで以来、すっかりハマってしまったモリミー。なるほどこのデビュー作でも、その独特の世界観は確立されていたのね、と。言葉の折り紙というか綾取りというか。びっくりするほどしっかりとした解説をしてくれた本上まなみをして「文士のような語り口」と言わしめたこの文体。ウチの嫁あたりに言わせると鼻につくそうなのですが、アタシには堪りません。今回も珠玉のワードがずらりと。ゴキブリキューブだとか猫ラーメンだとかサンタ鍋だとか。愛車の自転車はなぜか「まなみ号」だし、クリスマスに贈るのは太陽電池で動く招き猫。あーキリがない(笑)<br> 無性に京都に行ってみたくなった。
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ビタミンF (新潮文庫)
ビタミンF (新潮文庫)
著者: 重松 清
出版社: 新潮社
評価: ★★★★☆
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: これで直木賞をとったんだよねー<br> 重松さんの本は他にもたくさん良い作品がありますが。<br> 収録:「ゲンコツ」「はずれくじ」「パンドラ」「セッちゃん」「なぎさホテルにて」「かさぶたまぶた」「母帰る」
関連本棚: hashimoto tkmr にゃかもと Shadow-mountain リッキー叔父さん takuji ににんがし SKZ mmatsu kanapon messe くろまる うさ 有栖川 木目調 桂の人 さとほ 本日のコーヒー gudaguda
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天国までの百マイル
天国までの百マイル
著者: 浅田 次郎
出版社: 朝日新聞社
評価: ★★★★☆
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: 本当に良い作品というのは、えてしてそれを賞賛する言葉がうまいこと見つからないものだ。本作もそんな作品の一つ。破産で全てを失った現状にもめげず、別れた妻への毎月の送金も怠らず、薄情な兄姉たちの力も借りずに、デブでブスのホステス「マリちゃん」に慰めてもらいながら、必死になって「おかあちゃん」を助けようとする四十男の奔走劇。<br> そんな主人公、安男の台詞「俺はろくでなしだけど、人でなしじゃない」、それが胸に響いた。必読。
関連本棚: SKZ hokorobi
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レヴォリューション No.3
レヴォリューション No.3
著者: 金城 一紀
出版社: 角川書店
評価: ★★★★☆
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: ゾンビーズシリーズの出発点となる作品。実は順番的に、「フライ、ダディ、フライ」→「SPEED」と先に読んでしまっていたのだが、それはそれで〝ゾンビーズ〟のルーツを辿っていくといった趣きもあって楽しめました。<br> でもって本作品自体の出来ですが、もう10年近く前に書かれた物語とは思えないほどの新鮮さと、さすが〝ページターナー金城〟だけあって、テンポ良く小気味良い笑いとペーソスが織りこめられていて、ついつい次を読み進めたくなってしまう。図書館では「ティーンズ」向けというラベルが貼られていたけれど、そんなことは気にせずに三十路後半の私でも十分に楽しめたのでした。<br> 収録:「レヴォリューションNo.3」「ラン、ボーイズ、ラン」「異教徒たちの踊り」
関連本棚: kiki SKZ GAKI しんじの本棚(2002年9月〜2003年) perfect.orange しのぴー 准エコノミスト・今福
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ラティーノ・ラティーノ!―南米取材放浪記 (幻冬舎文庫)
ラティーノ・ラティーノ!―南米取材放浪記 (幻冬舎文庫)
著者: 垣根 涼介
出版社: 幻冬舎
評価: ★★★★☆
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: 三賞受賞作<a href="/SKZ/4344407660">ワイルドソウル</a>を書くための取材として、垣根氏が二ヶ月を費やしてブラジル〜コロンビアを旅行した際のエッセイ集。「ワイルドソウル」は、危険を省みずこれだけ念の入った取材をしたからこその秀作だったのだなと納得。まあちょっと格好良すぎるところを鼻白む方もいるのでしょうが、純粋な南米紀行記としても気軽に読めるこの作品、個人的には好きです。
関連本棚: mori SKZ nm090
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