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絶対、最強の恋のうた
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著者: |
中村 航 |
出版社: |
小学館 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
三十路のおっさんですが、タイトルに怯むことなく読んでみました。だって中村航の適度なポップ感のある筆致が好きだから・・・。<br>
オムニバス形式の『I LOVE YOU』に収録されていた、「突き抜けろ」を中心とした全部で5編の恋愛小説集。所帯持ちの自分には最早こんな恋愛はできようがないのですがw、ああこんなウィットに富んだ会話のキャッチボールができるようになったら(できるような相手がいたら)楽しいんだろうなあと、一人遠い目をして考えてみたのでした。 |
関連本棚: |
SKZ
Tambourine
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ダーク (下) (講談社文庫)
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著者: |
桐野 夏生 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
村野ミロシリーズの第5弾だそうで。<br>
第2〜4弾を読まないうちに手をつけてしまったので、ミロのブットビ感が激しすぎる!でもまあよくもこれだけドキドキする話を展開させられるものだ、と改めて桐野先生には脱帽させられた・・・ |
関連本棚: |
SKZ
フミカ
せい
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花まんま (文春文庫)
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著者: |
朱川 湊人 |
出版社: |
文藝春秋 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
義理の妹に借りて読みました。さすが直木賞受賞作、表題作の「花まんま」にはグスンと泣かされました。舞台が「昭和×大阪×下町」と、正直言って苦手な世界観ではあるものの、短編だけにスっと読めました。「死」を取り扱ってお涙頂戴するのは手法としてベタではありますが、クセのない文体にも好感が持て、満足の一冊ではあります。<br>
収録:「トカビの夜」「妖精生物」「摩訶不思議」「花まんま」「送りん婆」「凍蝶」 |
関連本棚: |
SKZ
本日のコーヒー
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聞き上手は一日にしてならず (新潮文庫)
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著者: |
永江 朗 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
01_自己啓発
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コメント: |
永江朗さん(お初でした)が、各界の〝インタビュー上手〟にインタビューして、インタビューの極意を紐解くという試みの本。まずはその人選が面白い。吉田豪から故 河合隼雄氏まで。インタビューのコツについては各人の章の終わりにまとめられていて親切。でも何故か刺さらなかったなあ。全く関係ないところで、吉田氏の「長門裕之イズム※」には笑えた。<br>
※長門裕之は、弾けもしないのにピアノを買ったりするそうだ。いつか弾きたくなったときのために。転じて、興味のないタレント本(例:あいはら友子の株の本)なんかを、いつかは役に立つと信じて買ってしまうこと |
関連本棚: |
SKZ
suchi
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午前三時のルースター
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著者: |
垣根 涼介 |
出版社: |
文藝春秋 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
垣根氏のデビュー作を読了。よく練られた、それでいてテンポも良いミステリー×アクションという娯楽作品なんだけど、平蔵さんも仰る通り、何だか恰好良すぎるんだよなあ、全般的に。登場人物が全員スマート過ぎる感もあり。幾ら優秀な高校生、という設定でも、フツーに英語で会話できないでしょうにw<br>
ちなみに同氏が最初に勤めた会社が現在私の勤務している会社だったということを知り、親近感は湧きました。2年やそこいらで見切りをつけられたみたいで、すぐにお辞めになったそうですが(^^;<br>
最近『ヒートアイランド』が映画化されたりと好調な垣根さん、他の作品も読んでみたいと思います。
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関連本棚: |
SKZ
平蔵
ちう
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UFO大通り
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著者: |
島田 荘司 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
恥ずかしながら島田荘司初体験。表題作と「傘を折る女」の中篇二編を収録。<br>
出版は2006年と新しく、往年の島田ファン?からは「ああもうかつてのような輝きはないよね」的なレビューがamazonではチラホラと窺われた。でもまあ初体験の私自身としては、御手洗探偵?と石岡君の何ともいえない軽いトークのやりとりだとか、まあ現実的に考えたらあり得ないんだけどなるほどそんなカラクリかとビックリさせられる仕掛けがあったりと、結構楽しめました。<br>
何だか京極堂と関君だとか、古くはシャーロックホームズとワトソン君みたいな、そんなほのぼのとさせるコンビの画に、ほっこりさせられました。 |
関連本棚: |
SKZ
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椿山課長の七日間 (朝日文庫)
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著者: |
浅田 次郎 |
出版社: |
朝日新聞社 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
死んだ人間が違う姿になって限られた時間だけ現世に帰ってくる・・・といったストーリーはよくある話ではあるものの、さすが浅田次郎に書かせると、「家族の絆」といった温かい下敷きをベースに、悲しくて、でも勇気付けられる物語に仕上がっていました。<br>
物語は主人公の中年課長の椿山氏、ヤクザの武田氏、天才小学校一年生の雄太くん、彼らのエピソードが順繰りに語られていき、飽きさせない仕立てになっています。<br>
「スピリッツアライバルセンター」なる〝冥土の役所〟に関わる記述だとか、違う姿になって生まれ変わった三人の元の姿とのギャップに悩んでいる姿だとか、そのあたりの演出が浅田氏のサービス精神が旺盛につき少しくどいかなあとは思いました。が、それを差し引いても十分に感動的な物語でした。 |
関連本棚: |
monma
Mieko
T.Miyashima
たなかさん
SKZ
Shogo
なって
matznaga
日々
otsuyuの本棚
みみすけ
みなち
まこちゃんファイヤー
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