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幽霊人命救助隊 (文春文庫)
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著者: |
高野 和明 |
出版社: |
文藝春秋 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
江戸川乱歩賞受賞作「13階段」でハラハラさせてくれた高野さんの描いたハートウォームフルなファンタジー。てかこういうのファンタジーと呼ぶのか分かりませんが、様々な想いを持って自殺をしてしまった4人?が力を合わせて制限日数内に「自殺予備軍」を自殺から救うというお話。浅田次郎あたりが好きな方にはグっとくるんでしょうね。この作品、最近無闇矢鱈と自らの命を落としている(ように見える)方々に、是非読んでもらいたいものです。「死んでも何にも解決にならない」とは本当にその通りなんだよ、と気付いてほしいものです。 |
関連本棚: |
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狂気の偽装
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著者: |
岩波 明 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
<a href="/SKZ/4101305714">狂気という隣人―精神科医の現場報告 (新潮文庫)</a>の岩波氏によるレポート。「トラウマ」「PTSD」「自閉症」といったいかにもマスコミがこぞって使いたがる精神疾病に関するキーワード、あまりにも間違った理解の上で蔓延しているそうで。全10章から構成されていますが、表題の「偽装」だの用語の誤用については前半の数章のみ。後半は淡々と臨床現場の様子をレポートされており、何だか結局「恐いもの見たさを満たしましょう」的な著者の営利目的行為のように思えてしまいちょっと興醒め。 |
関連本棚: |
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SKZ
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ダーク (下) (講談社文庫)
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著者: |
桐野 夏生 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
村野ミロシリーズの第5弾だそうで。<br>
第2〜4弾を読まないうちに手をつけてしまったので、ミロのブットビ感が激しすぎる!でもまあよくもこれだけドキドキする話を展開させられるものだ、と改めて桐野先生には脱帽させられた・・・ |
関連本棚: |
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椿山課長の七日間 (朝日文庫)
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著者: |
浅田 次郎 |
出版社: |
朝日新聞社 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
死んだ人間が違う姿になって限られた時間だけ現世に帰ってくる・・・といったストーリーはよくある話ではあるものの、さすが浅田次郎に書かせると、「家族の絆」といった温かい下敷きをベースに、悲しくて、でも勇気付けられる物語に仕上がっていました。<br>
物語は主人公の中年課長の椿山氏、ヤクザの武田氏、天才小学校一年生の雄太くん、彼らのエピソードが順繰りに語られていき、飽きさせない仕立てになっています。<br>
「スピリッツアライバルセンター」なる〝冥土の役所〟に関わる記述だとか、違う姿になって生まれ変わった三人の元の姿とのギャップに悩んでいる姿だとか、そのあたりの演出が浅田氏のサービス精神が旺盛につき少しくどいかなあとは思いました。が、それを差し引いても十分に感動的な物語でした。 |
関連本棚: |
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雨の日も、晴れ男 (文春文庫)
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著者: |
水野 敬也 |
出版社: |
文藝春秋 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
01_自己啓発
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コメント: |
会社に向かう電車の中で小一時間できっちり読み終えちゃいました。キッチュでポップな水野節がところどころで炸裂し、クスリとさせられることも度々。〝JAPANESE DOGEZA〟って・・・。ワケワカランw<br>
氏のベストセラーである『夢ゾウ』ほど内容は充実していませんが、全篇通じて「どんなに辛い状況だって明るく乗り越えようよ」というポジティブなメッセージに溢れており、少なくとも590円分の元気はもらえました。<br>
アレックスは、目の前にいる人を楽しませようとした。<br>
つらいときも、苦しいときも、悲しいときも。<br>
・・・って一番刺さったセンテンスは帯にも書いてあった orz |
関連本棚: |
SKZ
mago**
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30代で差をつける「人生戦略」ノート―最短・最速で結果を出す「頭と時間」の使い方
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著者: |
午堂 登紀雄 |
出版社: |
三笠書房 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
01_自己啓発
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コメント: |
本棚に並んでいると恥ずかしいタイトルだが臆せず購入w<br>
三十路も折り返し地点を迎えた自分が読むには少し時期を逸した感もありましたが、著者がどうやら同い年なあたりにも親近感が湧いたので、レバレッジメモを意識しつつ素直な気持ちで読みきりました。<br>
amazonのレビューでも散見されるように、確かに過去の自己啓発本やらHACKS系ビジネス書でも触れられているTIPSがちらほら垣間見えるのですが、それは別にパクっているワケでもなく「本当に大事だと思うから」紹介していることなんだろうなあ、と。<br>
そこそこ気付き(耳が痛いこと)はあったかな。<br>
<li>なぜ“仕事の速い人”ほど「アウトプットの質」が高いのか<br>
<li>“依存心”があるうちはプロになれない<br>
<li>「問題解決力」=「仮説立案力」+「共感力」<br>
<li>状況を「先読み」する想像力が大切<br>
<li>「威張ったら負け」を肝に銘じよ |
関連本棚: |
ふみえ
SKZ
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恋愛時代〈下〉 (幻冬舎文庫)
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著者: |
野沢 尚 |
出版社: |
幻冬舎 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
ご近所文庫からお借りした一冊(^^<br>
野沢尚さん、乱歩賞を獲った『破線のマリス』だとか、何かのアンソロジーもので読んだ短編だとかから、ミステリー作家だと勝手に決め付けていましたが。いやいやなかなかどうして、こんなにベタベタな恋愛小説も書かれていたのでした。<br>
第一子の死産をキッカケに1年3ヶ月という短い結婚生活にピリオドを打ったはずの夫婦が、離婚後もグダグダと「知人」関係でいつづけ、旦那は旦那でやたらとモテて(ちなみにヨメもモテるんだこれが)、周囲を巻き込むだけ巻き込んで最終的に二人はヨリを戻すのかどうなのか、そんなストーリー展開。<br>
ああ、これはすぐにでもドラマ化できるようなエンターテイメント作品だなあなんて思っていたら、野沢氏の本業は脚本家ですと。なるほどねー。<br>
ちなみにこの作品、韓国で2006年にドラマ化されていたんですと。ふーん。 |
関連本棚: |
SKZ
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世界史のなかの満洲帝国 (PHP新書)
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著者: |
宮脇 淳子 |
出版社: |
PHP研究所 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
90_東アジア
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コメント: |
他の本棚にも存在していることが驚きw<br>
あまりにも昔から世界史を語っているので、いわゆる「満州帝国」が建国される頃の時代に辿り着くまで、エライ時間を要してしまった・・・<br>
満州がどうのというよりも、あらためて中国のことを知るには良い本。 |
関連本棚: |
SKZ
JIN
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午前三時のルースター
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著者: |
垣根 涼介 |
出版社: |
文藝春秋 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
垣根氏のデビュー作を読了。よく練られた、それでいてテンポも良いミステリー×アクションという娯楽作品なんだけど、平蔵さんも仰る通り、何だか恰好良すぎるんだよなあ、全般的に。登場人物が全員スマート過ぎる感もあり。幾ら優秀な高校生、という設定でも、フツーに英語で会話できないでしょうにw<br>
ちなみに同氏が最初に勤めた会社が現在私の勤務している会社だったということを知り、親近感は湧きました。2年やそこいらで見切りをつけられたみたいで、すぐにお辞めになったそうですが(^^;<br>
最近『ヒートアイランド』が映画化されたりと好調な垣根さん、他の作品も読んでみたいと思います。
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関連本棚: |
SKZ
平蔵
ちう
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びんぼう神様さま
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著者: |
高草 洋子 |
出版社: |
地湧社 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
01_自己啓発
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コメント: |
主人公の夫婦がなにゆえに「貧乏神」を祀ろうとしたのかは微妙ではありますが、泣ける良い話ではあります。やはり正直者は最後に幸せになるべきですね。 |
関連本棚: |
SKZ
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