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おれは非情勤 (集英社文庫)
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東野 圭吾
集英社
ISBN: 4087475751
紀伊國屋,
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カテゴリ |
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評 価 |
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コメント |
素光 :
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ミステリ作家を目指す青年が、非常勤教師として赴任する先々の学校で事件に巻き込まれては、冷静にそして鮮やかに解決するその淡々とした活躍ぶりを収録した短編集。子供向けに書かれた作品だそうで、文章はわかりやすいが稚拙ではなく、トリックもわかりやすいが無理がなく、話の1つ1つに小学生的な動機や背景が盛り込まれ、シンプルながらしっかり作られている。深いテーマも凝った内容も書ける上、あっさりとした作品も手がけてしまう、東野圭吾という作家の力量を見せつけられた感じ。
他に、勉強嫌いの小学生を主人公にしたジュブナイルなミステリも2篇おさめられているが、こちらは主人公に感情移入できなかった分(子供時代「気弱な優等生(運動神経ゼロ)」だった私にとって悪餓鬼はいわば天敵)、先の短編達よりも評価が下がる。
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平蔵 :
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手堅く読ませる東野圭吾のミステリ。
もとは学習雑誌掲載作品なので、当然小学校が舞台なのだが、
いまいちやる気のない非常勤講師が主人公というところが面白い。
大人が読むとやる気のない非常勤講師にも好感が持てるのだが、
しかし、これをリアルタイムで読んだ小学生たちはどう思ったのか…気になる。
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他の本棚 |
OG3, ちこ, momocollector2000, みかん(た行〜アンソロジー), らいさん, noririn, 素光, 2002年9月〜2003年・しんじ, daichi, しんじの本棚(2002年9月〜2003年), 長門, ちっち, みちるん, 平蔵
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最終更新 : 2007-09-07 06:22:06 +0900
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