もつくん2_deleted000_deleted000 :
|
日々損耗の度合いを高める軍艦や輸送船。新造するにも材料や機関が不足し、規格外の鋼板まで探し出して、少しでも船を進水させようとする終戦直前の呉海軍工廠、そして飛行機の生産を命ぜられる造船官たち。そこには、不沈艦と呼ばれた大和を作り出したかつての栄華は微塵ほどもなかった。
そして迎えた8/15。ここから、日本の造船技術を後世に継承するという真藤恒の苦悩が始る。
真藤恒が池田隼人(蔵相)と宮沢喜一(大臣秘書官)に面と向かって「呉を潰すなら、全力であんたらの選挙を妨害する」と言い切ったのはすごい。(2006/1/4 14:31:55)
NCB時代の呉の様子は大和ミュージアム常設展示図録に当時の写真が紹介されている。
|