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お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 ― 知的人生設計入門
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橘 玲
幻冬舎
ISBN: 4344002628
紀伊國屋,
Amazon,
WebCat
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カテゴリ |
恥ずかしい本
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評 価 |
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コメント |
増井 :
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Amazonの書評では
後半は誤りも多いということが書いてあるが、
なるほどと思わせる記述も多い。
人はなぜお金で失敗するのか (日経ビジネス人文庫)と同様に、
この本でもインデクスファンドへの投資が勧められている。
(株価を本当に予測する人も方法も存在しないことは証明されており、
優良銘柄を求めて売ったり買ったりしていると手数料のために結局損をしてしまうらしい。)
一般的な生命保険は損なことが多いという記述も共通している。
脱税みたいな手法や、永遠に旅をし続けることにより国家からの税金を逃れる手法についての話は
かなり疑問ではあるが、
全体的に見れば役にたつ本だと思う。
お言葉:
- 株式トレードはギャンブルである。
胴元に50%テラ銭をとられる宝クジや25%とられる競馬よりはマシだが。
- 長者番付を発表するのは民衆からのチェックを期待するからだというが、
そうすると日本の税収は一般大衆の陰湿な嫉妬によって支えられていることになる (p218)
- 住宅ローンで持ち家を購入した人は、そこですべての資産運用が終わっている
- 最も効率的な投資は、市場全体に投資することである(p53) - インデックスファンドに投資しろ
- 「投資専門家」の言うことは絶対あたらない
- チャートから予測して投資するより、ただ持っているだけの方が有利 (p63)
- 家賃より安く家が買えることはない
- ワンルームマンションほどバカな投資はない (p97)
- 生命保険は大抵リフォームが必要である
- 教育のためにサラリーマンが貧困化している
- 企業が年末調整を行ない家族の情報を取得するのはプライバシーの侵害で、
そんなことをしてるのは日本だけである
- 民主主義では富を再配分するために大きなコストがかかっている。
- Perpetual Travellerになるとどの国にも税金を払う必要がなくなる
- 世界一人件費の高い社会で専業主婦を養うことは究極の贅沢です。それが資産形成と相容れないことは覚えておきましょう。
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bluekong :
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少なくとも良書ではありません。著者の恣意が所々に見られます。
P62のエンロン等の粉飾決算は、いわば信用リスクです。
ファンダメンタル分析に関係はしますが、「ファンダメンタル分析への信頼は地に堕ち・・・」っていうのは問題のすり替えです。
また、P151に「個人の消費は、所得税を払った後の税引き後利益が原資になります。」とありますが、これは給与所得の個人(サラリーマン)のことで、事業所得の個人(自営業者)ではありません。
法人(株式会社等)とサラリーマンを比較するのははっきりいって卑怯。
ここではサラリーマンと自営業者との区別をしていないのに、P156には「自営業者が・・・」と書いてあります。
都合のいいところでは「自営業者」で、悪いところでは「個人」と表現されていて、著者の恣意を強く感じます。
P164の「生活費を法人の経費に振替える」に至ってははっきりいって脱税です。
P261あとがきの中の「税法に関する解釈は私的見解であり・・・」のところを見るにつけ、がっかりします。
著者の恣意は著書全体に感じます。読むなら注意して読みましょう。
著書を悪くいいたくありませんが、これはちょっとねーって感じです。
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yuco :
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もってるけどぜんぜん読んでないので隠しておきます。
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mi.f :
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お金のお勉強となります。おとなはこんなことをしてお金儲けをしているのですね。
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最終更新 : 2004-08-17 13:27:53 +0900
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