津田氏は高校の同級生なのだがロジカルシンキングだのMBA指向だのの本をいろいろ書いていて結構売れているらしい。
今回の本も昔のものと内容が大きく変わるわけではなく、大体以下のようなことが書いてあった。
- いきなり質の高いアイデアなど出ないからとにかく沢山アイデアを出せ
- 情報が流れるように入ってくる工夫をしろ
- しかし情報は集めるだけでなくよ〜く考えろ
- 直感をベースにMECE的に論理を組み立てろ
- 漏れをなくすために足し算的/掛け算的に考えろ
- 言葉にこだわり明確化して思考を共有/発展させよ
- パワポ化する前にテキストで書け
言葉の重要性については100年の価値をデザインする: 「本物のクリエイティブ力」をどう磨くか (PHPビジネス新書)でも書かれてたと思うし、
注意しなければならないなと感じた。
250ページぐらいの本なのだが
私が同じことを書いたら10ページにもならないんじゃないかと思った。一般向けビジネス書というのは噛んで含めるように長々と書くものなのだろうか。
東大云々という表現は釣りなのだろうが、
いわゆる頭が良い人(分析して問題を解くのが上手な人)のことを指しており、
そういう人に対抗するにはよく考えることが大事だと言いたいらしい。
津田氏から訂正キタ。(2015/10/09)
「頭が良い人=学ぶのが得意な人(分析して問題を解くのが上手な人)の
ことを指しており」とありますが、これはそうではありません。
人が考えた分析方法を学んで、それに則って答えを出すのが上手な
人の事です。
|