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コンテンツ消滅 音楽・ゲーム・アニメ ペーパーバックス
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小林 雅一
光文社
ISBN: 4334933467
紀伊國屋,
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著者のスタンスはコンテンツ産業擁護派のようなので、私とはスタンスがだいぶ違う。著者の主張にいろいろとつっこんでいきたいのだけど、その前に文章自体に思いっきりツッコミを入れたくなってしまった。
というのも、普通の文章にいきなり英語が入ってくるからだ。しかも、日本語で書いたことを英語でもう一度言い換えているのだ。
例えば、「これが消費者の言い分pretensionである。」(14ページ)とか「別に違法行為illegal activityを勧めるわけではないが、」(27ページ)、「迷いhesitationは全くなかった」(36ページ)など。
でも、これらはまだおとなしい方で、「様々な業界から賛否両論arguments for and againstが聞かれる。」(56ページ)とか「産業としての栄枯盛衰ups and downs、文化・社会的な毀誉褒貶praise and censureを一通り経験してしまった」(81ページ)などは、もう一体何をやりたいのか私には理解できない。
本書は光文社ペーパーバックスという叢書の1冊なのだが、この英語交じりはこの叢書の方針のようだ。
「About Koubunsha Paperbaks」で、光文社ペーパーバックスの特徴として次のように書かれている。
「4.英語(あるいは他の外国語)混じりの「4重表記」
これまで日本語は世界でも類を見ない「3重表記」(ひらがな、カタカナ、漢字)の言葉でした。この特性を生かして、本書は、英語(あるいは他の外国語)をそのまま取り入れた「4重表記」で書かれています。これは、いわば日本語表記の未来型です。」
わたしは現在型の日本語表記の方が良いです。
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最終更新 : 2004-12-19 22:39:15 +0900
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