過去なのか、未来なのかある星の文明の最後に立ち会った人々を描くSF 。4 巻もの。状況は最悪、救いはないにも関わらず描く人物に悲壮感はない。ただひたすら生き抜こうとする。実のところ、佐藤史生の描くまんがは常にそうで、底流に生にたいする楽観というかほどよいいい加減さがある。