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ペンギンの憂鬱 (新潮クレスト・ブックス)
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アンドレイ・クルコフ
新潮社
ISBN: 4105900412
紀伊國屋,
Amazon,
WebCat
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カテゴリ |
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評 価 |
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コメント |
たこ :
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ファンタジーにカテゴライズしてしまったが、よかったんだろうか。おもしろかった。
タイトルにあるように、読んでいる間ずっと「憂鬱」な空気が流れているんだけど、全然気にならない。というか、その雰囲気にのまれてしまった。「物語」はロシア(だっけ?)のある売れない短編作家が、ゴーストで新聞の「死亡記事」を書くことになる、ことから始まる。短編作家は、動物園が飼えなくなったペンギンを引き取って、一緒に暮らしている。でもペンギンは不眠症で夜中にペタペタと台所を歩いていたりする。それは、ま、物語の本筋とはあまり関係ないのだが、主人公が書くことになった「死亡記事」はまだ生きている人について書くというもので、新聞社の編集長にいわれて書いた人が、次々と死んでいく…。ということで、サスペンス調もはいっていたりするんだけど、ここはあえて、「物語」性を買い、ファンタジーに入れてみた。
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最終更新 : 2014-10-30 04:27:48 +0900
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