もつくん2_deleted000_deleted000 :
|
数学者森(一刀斉)毅と画家安野光雅が数字0〜10まで、ああでもない、こうでもないと延々と数にまつわる話を中心に、時として脱線ししつも、互いの英知を出し切って語った対談集。「10の章」では二人とも力尽きたか、他の章に比べ極端に短いのが愛嬌。というか、2と5の最小公倍数である10は2人にとってあまり面白味のある数ではないということ。世の中の統計学上の数字の3割が1で始るということや、その理由をこの本で初めて知った。好きなところから読み始めて好きなところで止められる。常に傍らにある1冊。
書影はこちら 前回更新 : Fri Aug 04 23:40:18 +0900 2006
2010/11/12復刊されてる。
|