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模倣犯〈4〉 (新潮文庫)
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宮部 みゆき
新潮社
ISBN: 4101369275
紀伊國屋,
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カテゴリ |
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評 価 |
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コメント |
権太の既読 :
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2009/4/19~4/24
4巻では、被害者の家族、加害者(と思われている)の家族、やそれを取り巻くマスコミ等の動きが書かれている。さらに、鍵を握るピースがいよいよ本名で登場する。最後の1行が思わせぶりである。最終巻の展開に期待。
しかし、現実に起こる事件でもこのように加害者、被害者に家族がいて、事件後さまざまな騒ぎに巻き込まれているのであろう。そのあたりに目をつける宮部さんは流石である。
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トンクル :
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高井由美子と樋口めぐみの出会いは意味があるのかと思いきや、お互いに加害者家族(由美子の場合は被害者なのだが)というつながりになったのか。めぐみの立場に立たされた由美子はいかなる行動を起こすのか興味深い。主犯格のピースが今まで愛称でしか呼ばれないのが腑に落ちなかったが、今巻の展開のための伏線だったのか、ニクいね。まだ誰も共犯者に不信感を抱いている人物が有馬義男以外に見当たらない(ピースが高井和明の友人だと言った時に、由美子が訝しがらなかったのが腑に落ちない。四面楚歌の状況で救いの手が差し伸べられた時の安堵を考えれば当然なのかもしれないのだが)が、残り1巻でどう急転するのだろうか。(2016年5月5日読了)
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他の本棚 |
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最終更新 : 2007-01-30 11:56:01 +0900
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