もつくん2_deleted000_deleted000 :
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INAXギャラリーの巡回展のブックレット(のようなもの)。
土器など比較的壊れにくいものは錫箔を貼った上で型取りして樹脂を流し込んで複製し、彩色して仕上げるのだそうだ。見た目は同じでも持つとその軽さに驚くという。
実験的に当時の青銅に含まれる金属の割合を再現した青銅鏡では、複製であることがわかるように、当時にはなかった金属片を埋め込むという仕掛けがされている。
鳥獣戯画のような墨絵はコロタイプ印刷という感光性のゼラチンをネガに用いる方法で複製されている。
複製を元に研究したりすることもあるので、へらの跡とか木簡の木目(彩色で表現する)とか、それは驚くばかり忠実に再現しなければいけないという。残念ながら巡回展は終了してしまった。うーん、行ってみたかった。
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