もつくん2_deleted000_deleted000 :
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120年程前にE.A.アボットという人が「2次元の世界」という本を著した。本書はその続編という立場で書かれた本。
次元とはなんぞや、から説き起こして、フラクタル、トポロジー、射影幾何学、有限射影幾何学、変換群と不変量、非ユークリッド幾何学、量子論、相対性理論、重力、ブラックホールとホワイトホールを使ったタイムマシン、ファインマンダイアグラムとペンローズマップ、ビッグバン、ひも理論まで一通りの幾何学の発展をことを、図を使いながらできるだけわかりやすく紹介している。
「わかりやすく」とは言ったものの、多少なりの知識や想像力(これが重要)がないと読み通すことはちょっときついかも。有限射影幾何学のあたりで挫けそうになった。(2006/1/4 12:20:41)
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