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動物化するポストモダン オタクから見た日本社会 (講談社現代新書)

東 浩紀
講談社
ISBN: 4061495755  紀伊國屋, Amazon, WebCat
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評  価
コメント
Spiegel : 「おたく」をサンプルに書かれていますが、 カバーする範囲は広範にわたっています。 ある意味「'90年代」を総括する内容なのかもしれません。
mine : 動物の時代を見出したという点で評価に値する
監獄人 : 全体に意味を与える大きな物語(宗教、イデオロギー)が凋落し(70年代)それをサブカルチャーで補填する(80年代)、というのが大塚英志の「物語消費論」。東は、オタクはサブカルチャーでの大きな物語の捏造の必要性すら放棄し、データベースを欲望する段階(90年代)を迎えた、という。ポストモダンの人間は、「意味」への渇望を動物的な欲求に還元することで孤独に満たしている、という。
野澤真一 : タイトルからはどんな内容なのか検討がつかなかった。たぶんフランス現代思想あたりの難解で理解できない文章なのだろうと思っていたが、読み始めて驚いた。オタク論だった。なんだオタク論か、それなら読めそうだと安堵したが、読むとぐんぐんと惹きつけられ、単なるオタク論を超えた現代思想論につながっているドライブ感に高揚した。フランス文学をやっている友人との会話の中で「シミュラークル」と「アウラ」という単語がでてきたことがあって、その時はその単語の意味がわからなかった。しかし、この本を読むとその二つの単語に仮託されているものがよくわかる!読んでいて、出てくるアニメやゲームの名前が古いなと思ったら出版は2001年だった。ほぼ10年前にこの論考ができたことに驚く。今なら、東氏のデータベース型消費という概念はすっと受け入れられるだろう。世の中のものは相対化され多様なバリエーションの順列組み合わせで溢れている。この論考から10年弱が経った今、著者がどんな風に世界を捉えているのか読んでみたいと思った。
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最終更新 : 2006-02-14 23:18:36 +0900
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