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算学武芸帳
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| 著者: |
金 重明 |
| 出版社: |
朝日新聞社 |
| 評価: |
1.2 |
| カテゴリ: |
図書館
和算
小説
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| コメント: |
和算の秘奥義「鳳積術」を極めようとした放蕩無頼の算士・臼井早雪の物語なのだが、その鳳積術を含めた数々の和算術の具体的な記述(どうやら微積分や楕円幾何、射影幾何-アファイン変換なんて説明もあることはあるが-を用いているらしい)がないので、彼が○○術を用いて問題を解いて誰それとの算学勝負に勝ったと書かれても、フーンそうですかとしか言いようがない。<br>
この伝なら、茶道武芸帳、書道武芸帳、なんでも書けてしまう。<br>
最後の早雪の心情に1.0献上。
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