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Rich Dad Poor Dad: What the Rich Teach Their Kids About Money-That the Poor and the Middle Class Do Not!
Rich Dad Poor Dad: What the Rich Teach Their Kids About Money-That the Poor and the Middle Class Do Not!
著者: Robert T. Kiyosaki
出版社: Business Plus
評価: 4
カテゴリ: NF
コメント:  株式投資や不動産による不労所得を得るには、Liabilitiesでなく、Assetsを増やす必要があるとのことです。 普通の人は、欲しい物を手に入れるお金のために懸命に働く。一方、金持ちは、自分のために働く資産がある。  そのためには、ローンなどの返済のための支出を減らし、金を生むための株式や不動産に投資して、それで生じた利益で欲しい物を買うようにすれば良いとのことです。  学校では、このようなお金の使い方を教えることはないとのことです。  投資はリスクがつきものですが、リスクはより大きな成功の養分と著者はリスクを負うことを勧めており、リスクを負わない者は臆病者だと、この本では呼ばれています。  しかし、この本を読んだだけでは、なかなか、リスクを負うまでの気にはなりませんが、この本で紹介されたCASHFLOWというボードゲームを実践している所はいくつかあるようです。
関連本棚: ジェミニ
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Hot, Flat, and Crowded: Why We Need a Green Revolution - And How It Can Renew America (Large Print Press)
Hot, Flat, and Crowded: Why We Need a Green Revolution - And How It Can Renew America (Large Print Press)
著者: Thomas L. Friedman
出版社: Large Print Pr
評価: 4
カテゴリ: NF
コメント:  タイトルの意味ですが、Hotは、地球温暖化の事ます。次のFlatは、この方の"The World Is Flat"に由来しており、インターネットやPCが整備され、かつ、グローバリゼーションが進み、先進国だけでなく、中国やインドなどの発展途上国も世界を相手に知的生産に携われる時代になってきている現象を指します。  最後のCrowdedは、中国やインドなどで、職を求めて地方から都市部への急激な人口移動が起こり、それに伴って、アメリカ並みの生活を目指す中産階級の人が増え、住宅、車、エネルギーなど各種物資の需要が大幅に増えることを指します。  地球温暖化、フラット化、中産階級の世界的な増加で、エネルギーの需給のアンバランス、石油支配者問題、気候変動、エネルギーの貧困化、生物多様化の喪失などが生じます。  Friedmanは、これらの問題の解決策として、アメリカが先頭に立って、IT(Information Technology)とET(Energy Technology)をミックスさせ、環境に配慮した行動を取ることを提案しています。  化石燃料から太陽光、風力などの自然エネルギーへの転換、電力線のスマートグリッド化、各家庭に電力を効率的に使うコントロールボックスの設置など、未来の生活が描かれています。  自分にとって、技術的な点については、面白く読めましたが、中東情勢などについては、疎いので辛かったです。また、この洋書はペーパーバック版ですが、ラージプリントで文字も大きく読みやすい体裁でした。
関連本棚: ジェミニ
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The Lexus and the Olive Tree: Understanding Globalization
The Lexus and the Olive Tree: Understanding Globalization
著者: Thomas L. Friedman
出版社: Anchor
評価: 4
カテゴリ: NF
コメント:  ベルリンの壁の崩壊、冷戦の終結の後に、技術の民主化、金融の民主化、情報の民主化が起こりました。それに伴い、各企業は、これまでの自国内にとどまらず、世界中から情報収集して、世界中で自分の会社にとってもっとも適切な取引相手と仕事をするなど、一気にグローバリゼーションが進みました。  しかし、グローバリゼーションに対応した民主的な国の体制になっていないと、1990年代のアジア通貨危機などの深刻な事態が発生したりします。また、グローバリゼーションはMBAのマイケル・ジョーダンの例を元に"Winners Take All"の世界でもあります。さらに、世界各国にマクドナルドなどが出現し、次第にどの国も同じような趣になるのではという問題も出てきます。  2001年9月11日のアメリカ同時多発テロに前にこの本は書かれていますが、グローバリゼーションに強く反対する勢力についても、説明されています。  タイトルのThe Lexusは、トヨタの高級車レクサスで、この車はほとんどがロボットによって作られており、グローバリゼーションの象徴です。  一方、The Olive Treeは、自分の地面の象徴であり、中東ではオリーブの木が誰の物かで、諍いが起こることがあります。また、オリーブの木は自分の地面のみでなく、家族、地域社会、部族、国家、宗教の象徴であり、自分の位置や家を示す物となっています。  この本、グローバリゼーションについて、詳細に説明されていますが、結構、難しい言葉も出てきており、分量もあり、そのうえ、このPB判は字も細かく、結構読みづらかったです。
関連本棚: ジェミニ
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Big Bang: The Most Important Scientific Discovery of All Time and Why You Need to Know About it
Big Bang: The Most Important Scientific Discovery of All Time and Why You Need to Know About it
著者: Simon Singh
出版社: HarperPerennial
評価: 4
カテゴリ: NF
コメント:  この本では、現代人の宇宙観として定着しているBig Bang理論がどのように生まれたかを紹介しています。宇宙論の入門書なので、ふんだんに開設のための図表があり、著者もたとえ話などで宇宙の現象を分かりやすく解説されています。  古代ギリシャ時代に地球の大きさを測ったエピソードから始まり、そこから、月の大きさ、地球からの距離、また、地球と太陽の距離が分かったりします。  この本には宇宙論のみでなく、いろいろなトピックが詰まっていますし、いろいろな科学者が登場します。  有名なのは、地動説対天動説、他にも光速一定という条件から導き出されたアインシュタインの相対性理論の話などがあります。  Big Bang理論と定常宇宙説で、どちらが正しいか示すため、天文学者達が躍起になって観測して証拠を集めたり。  観測のために貴族や大手企業にスポンサーになってもらって、巨大な天体望遠鏡を作ったり、また、光のみでなく、ドップラー効果や星のスペクトルを利用して、星のいろいろな性質などを探ったりしていきます。  Simon Singhは、数学者の活躍を描いた"Fermat's Last Theorem"を以前読みましたが、私としてはこちらの方がずっと面白かったです。
関連本棚: ジェミニ
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Outliers
Outliers
著者: Malcolm Gladwell
出版社: Little, Brown and Company
評価: 4
カテゴリ: NF
コメント:  天才と呼ばれるほどの人は、生まれつきと言うより、スキルアップのためのトレーニングを1万時間かけている努力の人である。  また、現在のIT長者やアメリカの富豪などは、生まれた時代がキーポイントであったとのことです。  日本、韓国、中国などの米作文化の国はなぜ数学が強いかなどの興味のあるトピックもあります。  成功者になるための要因を、いろいろな切り口で分析しています。  英語のトレーニングも累計1万時間を超えれば、結構ハイレベルになるのかもしれませんが、数十年かかりそうです。
関連本棚: ジェミニ
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